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2022.04.27
皆さんは遺品整理をご存知ですか?最近では、様々な広告で目にすることが増えてきた言葉だと思いますが、まだまだ知らない方も多い言葉です。
ということで今回は、遺品整理について解説していきたいと思います。生前整理との違いもあわせて解説していきますので、ぜひ参考にされてみてください。
まずは遺品整理について解説していきます。
遺品整理と生前整理は名前は似ていますが、全く異なるものです。遺品整理は、本人が亡くなった後に遺族が整理することを指します。
エンディングノートや遺言書などに指示があれば、その通りに整理ができますが、用意されていないことも多いです。
そのため、一から遺族が整理していくことが一般的となります。物が多ければかなり長い期間処分に時間がかかるので、スケジュールを決めて処分していく事が必要となるでしょう。
つづいて、生前整理について解説します。
生前整理とは、生きている間に自身の物をある程度整理しておくことです。
亡くなった場合には殆ど整理するものが無いようにしておくことで、遺族に負担をかけないようにするために行います。
生前整理は自分で自分のものを整理する分思い入れがあるので、整理するのに時間がかかってしまいます。
しかし、完璧に生前整理を行ったとしても、生活用品などのものが残ってしまいます。そのため遺品整理が必要で無くなるのかというとそういうわけでもないのです。
ですがやっているのとやっていないのとでは、遺品整理にかける時間が大きく異なります。
続いて遺品整理をするための手順について解説していきます。
遺品整理は多くの場合、かなりの量の物品の整理が必要になります。1~2日では到底終わらないような作業時間が必要になる事もあるのです。
まずはスケジュールを決めて、計画的に作業を行う事が必要となります。どこのものを、どの期間で整理していくか計画を立てましょう。
漠然と空いた時間に作業をしてしまうと、作業が思い通りに進まなくなってしまうものです。焦らずに無理のないスケジュールで行いましょう。
最も大変なのは遺品の仕分けです。故人の思い出の物なので、なかなか処分しづらいもの。
どれも捨てられないと悩んでしまうことでしょう。
上手く仕分けるコツは、「思い出のある遺品」「再利用できる遺品」をメインで仕分ける事です。
思い出のある遺品には、写真やアルバム、故人が愛用していたものや、故人との思い出深いものが挙げられます。遺品を使用するわけでなくても、手元に置いておきたいものは残しておきましょう。
再利用できる遺品は、貴金属や時計や服、PCや家電などまだ使えるものは残しておくと、有効活用出来るはずです。故人も捨てられるよりも使用された方が、嬉しく思うのではないでしょうか。
最後は仕分けした後の物品の対応です。
服や家具などの生活用品は、基本的には捨てることになるでしょう。服であれば一般ごみで捨てられるでしょうが、家具であれば粗大ごみでなければ捨てることが難しいです。自治体や回収業者に処分を依頼しなければならないので、手配する手間がかかります。
価値のある物品なら、買い取り業者に売却する事も可能です。貴金属や腕時計、ブランドバッグや家電などは高値で売却することができます。売却して得た利益を、遺品整理の費用に充てることができるのです。
思い出のある物品を整理する時に、売却や捨てるのは億劫だと思う方もいるでしょう。その場合は供養をすると、後腐れのない遺品整理をすることができます。しかし粗大ごみや大量の物は供養できないので、整理した中で選りすぐったものを供養する様にしましょう。
遺品の中ではまだまだ再利用できるものも多いでしょう。故人にとっても遺族に再利用してもらうのは、処分されるよりも良いものです。捨てたり売却する手間が無いので、楽なのもメリットです。
故人の思い出のある遺品などは保管しておきましょう。故人の遺品は唯一無二のものなので、破損したり、劣化しないように考えて保管しなければなりません。物品によって適切な場所で保管するようにすべきです。
次に遺品整理を始める時期について解説していきます。
四十九日とは仏教の用語で、命日から49日後に行われる追善法要のことです。仏教では7日ごとにあの世で極楽浄土に行けるかの裁判が行われるとされています。
その最後の審判が49日後にあるとされているからです。宗教の宗派によっては49日後に行われない可能性もあります。四十九日に家族が集まった際に遺品整理をどのように担当するか、話し合うのが一般的でしょう。
故人が亡くなると、病院や老人ホーム、職場や役所などで手続きをしなければなりません。他にも銀行やクレジットカード会社、警察など様々なところに知らせる必要があります。
一件一件に連絡を入れないといけないため、かなりの時間がかかることでしょう。これらの手続きが終わって、手続きにあたって故人の遺品がもう必要ないと分かった段階で手続きを始めるのも良いでしょう。後で手続きを行うにあたって、必要なものが足りないという事が無くなります。
葬儀が終了したタイミングで遺品整理を始めるのもおすすめです。理由としては故人が亡くなった後、最も家族が揃っているタイミングだからです。
このタイミングで遺品整理をどう進めるかを家族で話し合いましょう。一人ではかなり時間がかかる遺品整理でも、複数人で整理を行えば短い時間で整理する事ができるようになります。遺族が多い方はこのタイミングで始めるようにしましょう。
故人の資産などを相続する前に行うと、相続が楽になります。何が、何処にあるか、そもそも把握する事に時間がかかるものです。相続をする前に先に整理をしておくと、相続が楽になります。予想をしていなかった、相続をする物品がある可能性も。相続できるものが多い場合は相続前に行うと良いでしょう。
遺品整理を行う場合、業者に依頼する方法もあります。整理に慣れた業者に依頼すれば、少ない時間で整理を行ってくれるのです。しかし自分で行う場合に比べるといくつかのメリットデメリットがあります。メリットとデメリットを比較しましょう。
自分で遺品整理を行う場合、費用がかからないのが一番のメリットです。一般的な家庭の遺品整理を業者に依頼すると、10万円以上かかる場合があります。
物が多かったり、家が広かったりすると、30万以上かかることもあり、なかなか高額です。しかしこれらを自分で行うと費用が無料となります。時間がかかるものの、お金がかからないのはメリットですよね。とはいえ物が少なかったり、一部の物だけに限定すれば費用を抑えられることもあるので、気になる人はまずは問い合わせてみると良いでしょう。
自分で整理すると、一つ一つ物品を仕分ける必要があります。仕分けていく中で、故人との思い出を整理する事ができるのです。業者に任せてしまうと全て整理されてしまうので、一つ一つ確認することはできません。時間をかけて、ゆっくりと思い出していきたい人にはオススメです。
業者に依頼すれば思ったよりも整理の費用が高かったり、捨ててほしくない品を捨てられてしまったりとトラブルが起きる可能性があります。優良な業者でも、思い違いでトラブルは発生してしまうものです。絶対に失敗したくない場合は、自分で整理した方が確実と言えるでしょう。
遺品整理を自分で行うと、何よりも時間がかかってしまいます。限られた時間内、かつ家族内で行うため、作業に膨大な時間を要してしまうものです。
これを業者に依頼すれば、遺品整理に慣れた作業員が複数で整理を行ってくれます。自分で整理を行うと、短い期間で終わらせてもらえるところを、かなりの時間をかけなければいけないのです。日頃忙しい人には向いていない可能性があります。
遺品整理にはかなり作業量があるので、体力的にもかなりの負担があります。大きなものや重いものを仕分ける必要もあるので、腰や肩を痛めてしまう事も。負担がかかる作業はコツコツとすこしずつ行わなければなりません。
長い期間遺品整理をするのは精神的にも負担があります。仕事終わりや、せっかくの休日に作業をしなければならず、それが複数日続くと精神的には辛いものです。業者に依頼すればこれが全くない状態で作業を終わらせてもらえます。
遺品整理の業者は相続などの知識が豊富の場合があります。なにか迷っている場合は相談に乗ってくれることも。遺品整理のプロなので、なにかと安心ですよね。
遺品が多い場合、遺品の捜索もしてもらえます。自分で行う場合はかなりの時間がかかる上に、見つからない可能性も。プロであれば短い時間で、要望通り遺品を見つけ出してくれることがあります。
遺品の供養をしている業者も存在します。供養を考えているなら、遺品整理したついでに供養をしてもらうと一石二鳥です。
遺品の買い取りをしている業者もあります。遺品整理後に買い取り検討しているなら、手間がかからないので楽ですよ。
今回は遺品整理について解説していきました。遺品整理や生前整理については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
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