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冷蔵庫の処分方法や注意点などについて解説します

2022.09.30

冷蔵庫は長期間使用することが多い家電なため、いざ処分しようと思った場合に「どうやって処分しようか」と迷う方が多いようです。

今回は、リサイクル家電の対象でもある「冷蔵庫」の処分方法について解説していきたいと思います。

これからお引越しを控えている方は、ぜひ、参考にされてみて下さい。

■引っ越し1~2週間前までにやっておくべきこと

まずは、引っ越し1週間~2週間前までにやっておくべきことについて解説します。

冷蔵庫の中を出来る限り減らしておく

引っ越し1週間~2週間前までにやっておくべきこと、それは「冷蔵庫の中身を出来るだけ減らしておくこと」が必要になります。

とくに大容量な冷蔵庫は、処分する食材などの量も多くなります。とくに調味料などは、直前になって処分する方も多いですが、意外と処分が面倒なものが多いです。

引っ越し前日までには、なるべく冷蔵庫内の食材や調味料などを無くし、スムーズに廃棄処分を行えるよう準備することをオススメします。

【やることリスト】冷蔵庫の処分前日までに必要なこと

続いて、冷蔵庫の処分前日までにやっておくべきことについてご紹介します。

①処分する冷蔵庫のメーカーや規格を確認する

自治体によって異なりますが、冷蔵庫は大きさによって処分の価格や方法が異なることがあります。

冷蔵庫は170リットルを超えるラインから、処分費用が一気に高くなりますので、処分のことも考えて冷蔵庫を購入するのも賢い選択だと思います。

また、冷蔵庫の容量は、ぱっと見て何リットルか判断する事は難しいので、型番等を確認し、インタネットなどで調べておくことが大切です。

メーカーと型番をGoogleなどの検索エンジンに入力して検索することで、冷蔵庫の容量(サイズ)を把握することができますので、ぜひ、お試し下さい。

②郵便局で家電リサイクル券を購入する

郵便局の窓口にはリサイクル料金一覧表が置いてあります。

リサイクル料金一覧表を見て、製造業者等名コード、品目・料金区分コード、リサイクル料金を確認し、払込書の記入をおこないます。

そして、代金の支払いを済ませるとリサイクル券を購入することができます。

 

ちなみに代金の支払いですが、窓口で行う方法とATMで行う方法があります。

オススメな方法としては、やはりわからないことも気軽に教えてもらえる窓口でのお支払いがオススメです。ATMでは不明点があった場合に何度も足を運ぶことになる場合もあります。

ATMでお支払いをする場合は、払込書の右端にある「振替払込受付証明書部分」を切り離し、払込取扱票と振替払込請求書兼受領書を切り離さずにATMに入れて振込手続きを行います。

あとは、画面の指示によって進めていけばお支払完了です。慣れている方にとっては、時間もあっという間に終わりますので、良い方法だと思います。

③指定場所までの運搬方法を考える

冷蔵庫は容量によっては100kgを超える場合も少なくありません。また大容量の冷蔵庫は本体サイズも大きく、一人での運搬も難しいですし、複数人で対応していても慣れていない方が対応すると、思わぬ事故につながることも。

市町村での処分を選んだ場合は、指定場所まで冷蔵庫を運ぶ必要があることも考慮して、運搬方法を考える必要があります。

もし、運搬作業を手伝ってもらえる方がいらっしゃる場合は、2~3人ほどの人手を確保すると良いでしょう。また重いものを運べる台車なども用意しておくと便利です。

さらに、玄関やエレベーター等に入るかどうかも確認しておくことは大切ですので、必ず行いましょう。

④冷蔵庫の中を空にしておく

前日には冷蔵庫の中は空にしておく必要があります。また、中身を空にした上で冷蔵庫の冷気をなくしておく必要があります。

もし、廃棄する冷蔵庫の中に何か入れておくと、廃棄を断られるケースや追加の処分費用を請求場合もあります。そうしたトラブルを避けるためにも、きちんと中身を空にしてから廃棄するようオススメします。

リサイクル法の対象家電について

皆さんはリサイクル法をご存知でしょうか。家電製品の処分には、気軽に処分ができるものと簡単には処分ができないものに分かれます。

そして、その対象家電の中に含まれるのが、冷蔵庫です。

使用済み家電は元々、一部の金属を回収した後は埋め立てられることが多かったそうですが、埋立地の減少などが問題に挙げられ、リサイクルの必要性が高まっていきました。

そうした背景もあり、平成13年4月から家電リサイクル法が施行され、小売業者には引取りの義務、製造業者の再商品化の義務、消費者には料金支払いの義務が生じるようになっています。

ちなみに、リサイクル家電の対象家電は下記のとおりです。

・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・乾燥機

以上がリサイクル法の対象家電となります。もしこれらの家電を家電リサイクル法の通りに処分しなかったら、罰則を受けることになります。

50~10万円の罰金を受ける可能性があり、適切な処分を行わなけば不法投棄の罰則も受ける可能性があります。家電を廃棄する場合は上記の中の物ではないか確認してから廃棄する様に注意が必要です。

冷蔵庫の寿命や耐用年数について

冷蔵庫の寿命は8~12年と言われ、場合によっては15年以上使用することができる場合もあるようです。

ちなみに、メーカーの部品保有期間は9年と言われているので、この期間を過ぎると故障しても修理が不可能になり、リサイクルショップでも製造年から7年前後でお買取りを断られるケースが多いです。

買い替えのことも考えると製造から6年以内に新しい冷蔵庫を購入し、古い冷蔵庫はリサイクルショップに売却することも方法の一つだと思います。

ネットで購入した場合の冷蔵庫の処分手段や注意点について

最近はインターネットで家電製品を購入する方が増えています。そして、それと同じように処分や設置に関するトラブルも増えているようです。

実は、インターネットで購入した冷蔵庫などは、購入店で処分してもらうことができないケースが多いようです。

そのため、基本的には自治体に依頼したり、ハンズクラフトライフサポートのような専門業者に依頼して処分する必要があります。

インターネットでの購入は、これらの点に注意して置く必要があります。

まとめ

今回は、冷蔵庫の処分方法や注意点などについて解説してきました。

この他にも不用品処分に関しては、知っておきたいことがまだまだあります。ぜひ、関連記事も読んで参考にされてみて下さい。

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