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エアコンのよくある故障原因(症状)について解説します

2023.12.30

夏の暑い時期や冬の寒さ厳しい季節には欠かせない空調機器、エアコン。

そんなエアコンですがシーズンを過ぎてしまえば一定期間、使用することが無くなりますので「そろそろ使おうかな」と思ったときに使えないなんてことは、よくある話です。

ですが、それだと困りますので今回はエアコンのよくある故障原因についてご紹介したいと思います。

故障原因を知ることである程度の対策や買い替え時期の目安にもなりますので、ぜひ、参考にされてみてください。

まずは、もっとも多いエアコンの故障原因についてご紹介したいと思います。

エアコンの故障原因でダントツなのが〇〇です

実は、故障原因でもっとも多い理由が「経年劣化による電子部品の故障」です。

どんな家電製品にも言えることですが、耐用年数を過ぎてしまった製品は電子部品の不調や故障がおこりやすくなっています。

ちなみに、この一般的な使用条件(使用時間や使用環境など)に基づいて、問題なく使用できる年数のことを経済的耐用年数と言い、多くのメーカーが10年前後と設定しています。

そのため、修理サポートもこの10年前後で打ち切られることが多く、買い替えるのなら製造年から5年~7年前後がおすすめだと言われています。

エアコンの故障原因として最も多い理由も「長年使用し続けたことで生じた電子部品の故障」ですので、ぜひ、壊れてしまう可能性が低い製造年から5年~7年の間にエアコンの新調をおすすめします。

では、その他のエアコンの故障原因(症状)にはどんなものがあるのでしょうか。次の章では、症状に焦点を当てて解説していきます。

よくあるエアコンの故障原因(症状)

エアコンのよくある故障原因(症状)としては、「エアコンの温度がおかしい」「エアコンから水漏れしてきた」「エアコンが臭い」「エアコンから風が出てこない」「エアコンの電源が入らない」などがあります。

それぞれ項目に分けて解説していきますので、ぜひ参考にされてみてください。

エアコンの温度がおかしい

エアコンの温度に以上がある場合は、室外機のコンプレッサーの故障や冷媒ガスが漏れている可能性があります。

たとえば室外機のコンプレッサーが故障してしまうと熱交換が行われず、エアコンからぬるい風が送られてくるようになります。

また、冷媒ガスが漏れている場合はエアコン内で行われているガスの循環が無くなり、冷たい風や温かい風が室内機へ送ることができなくなり、エアコンの効きが悪いという症状となって現れます。

ですので、エアコンの温度がおかしい場合は、多くの場合が自力での修理が難しいことがほとんどですので、専門業者にみてもらうことをおすすめします。

エアコンから水漏れしてきた

エアコンから水が漏れてくる原因としては、いくつかの要因が考えられます。

■水漏れの要因

  • ドレンホースが曲がっている
  • ふさがっている
  • ドレンホースが詰まっている

エアコンから水が漏れてしまう要因としては、上記が考えられますので、室内機から屋外へと排水するためのホースである「ドレンホース」を調べてみることで原因がわかることがあります。

たとえば、ドレンホースの先端が折れ曲がっていたり、枯れ葉や土などでドレンホースが詰まっていないかを確認してみてください。

この2つが原因の場合は排水がうまく排出することができず、室内機側へと逆流している可能性があります。

ですので、ドレンホースの先端が折れ曲がっていたり、枯れ葉や土などでつまりが発生している場合は、それらを解消することで症状が解消できるかもしれません。

エアコンが臭い

エアコンが臭い原因のほとんどが、エアコン内部に発生しているカビが原因だと言われています。

また、ドレンホースから臭いが侵入しているケースも考えられ、場合によってはフィルターの汚れが原因であることもあります。

もし、定期的なフィルター掃除をおこなっていても臭いが発生している場合は、専門業者に依頼してエアコンクリーニングをしてみてください。

そうすることで普段のお手入れでは掃除が難しい、エアコン深部のカビも除去できますので、嫌な臭いを送り出すエアコンではなくなっているはずです。

エアコンから風が出てこない

エアコンから風が出てこない原因は「コンプレッサーの故障」や「温度センサーの故障」が考えられます。

たとえばコンプレッサーが故障していると、うまく室温を調節することができず、暑すぎたり、冷えすぎたりなどの温度トラブルが発生します。

この場合は、温度センサーが故障している場合もありますので、いずれにせよ部品の交換などが必要になってきますので、こちらのケースの場合も専門業者に相談してみることをおすすめします。

エアコンの電源が入らない

エアコンの電源が入らない場合は、「リモコン側にトラブルを抱えているケース」と「エアコン本体にトラブルを抱えているケース」が考えられます。

もし、リモコンの電池を交換してみても電源がつかない場合や、エアコン本体のコンセントを抜き、しばらく完全停止状態で様子を見ても復旧しない場合は故障の可能性が高いですので、こちらの場合も専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は、エアコンのよくある故障原因(症状)について解説してきました。

エアコンを年中稼働させておくことは一般家庭ではほとんどないため、故障に気づくことが遅れることが多いです。

ですが、今回ご紹介した主なエアコンの故障原因や症状について知っておくことで、対策できることもあると思いますので、ぜひ、これを機にエアコンの定期的なメンテナンスや使い方の見直しなどに取り組まれてみてはいかがでしょうか。

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