福岡 北九州 下関 沖縄 頼れるプロの便利屋ハンズクラフト・ライフサポート!家具・家電・雑貨などの不用品回収、遺品整理・生前整理・ハチ駆除など、あらゆるお困りごとに対応いたします。
ブログ一覧
CASE
2024.08.14
大型の家電などの粗大ごみでは簡単に処分ができない不用品ほど、どのように処分すべきか分からず、対処に困ってしまう方が多いようです。
それは食洗機も同様で、種類によって処分方法が異なるため、その点がより面倒臭さに拍車をかけて処分を後回しにする方もいます。
ということで今回は、食洗機の主な種類と特徴を紹介しながら、種類ごとの処分方法や食洗機の寿命などについて解説していきます。
食洗機の寿命や故障の兆候・対処法についても解説していきますので、適切な管理方法についても理解していきましょう。
食洗器は大きく「据え置きタイプ」と「ビルトインタイプ」に分類されます。
据え置きタイプは卓上型とも呼ばれテーブルやシンク周りに置いて使うので、一般の人でも比較的容易に設置・撤去できます。
一方のビルトインタイプはシンク下のキャビネット内に設置するため、調理スペースを十分に確保でき、振動や音も気になりづらいのが特徴です。
ただし、設置時にはキャビネットを取り外す作業が発生し、給排水の配管や電気配線などの知識・技術も必要になります。
水道管に接続しているビルトインタイプは、撤去する際も専門業者への依頼が推奨されています。
据え置きタイプであれば、故障時に自分で修理センターに持ち込むことができますし、新しい製品に入れ替えも容易といえます。
一方のビルトインタイプは、トラブルが起こった際は出張修理が前提で、出張費も決して安くはありません。場所を取らず、たくさん収納できるなどのメリットがある反面、利用期間が長くなるほど維持・管理を負担に感じてしまうことはあるでしょう。
使用時の負担だけで考えれば、据え置きタイプの方が少ないといえるかもしれません。
据え置きタイプ(卓上型)の一般的な寿命は5~7年、ビルトインタイプは10年といわれています。
ただし、家電製品の耐用年数は使用頻度やメンテナンスの状況次第で前後します。
購入からある程度の年月が経過して動作が突然おかしくなったら、耐用年数以下でもあっても故障を疑いましょう。
定期的にメンテナンスをしていれば寿命は引き伸ばせますが、目安として5年以上経過して状態が思わしくなければ、メーカーに点検を依頼することをおすすめします。
使用中に以下の症状が出る場合は、故障を疑いましょう。
水漏れは食洗器のトラブルの中でも特に多いです。原因は様々ありますが、パッキンの劣化やホースに亀裂が入っている(もしくは抜けている)ケースが一般的には考えられます。
部品交換をするだけで解決できる場合もありますが、大きなトラブルに発展する前に早め早めに対処しましょう。
ビルトインタイプの食洗機は、機器に何かしらの異常が起きた場合に、運転を停止して点検ランプの点灯やエラー表示で不具合の内容を知らせる仕様があります。
ただし、長く使用している食洗機で繰り返し表示されるのなら、故障や寿命の可能があるので、メーカーに点検を依頼するか買い替えを検討した方がよいでしょう。
食洗機から異音がする場合、点検や修理が必要なタイミングである可能性は高いといえます。
特に食洗機のモーター音が急に大きくなったり、異音が頻度にしたりするようであれば寿命が近いといえるでしょう。
ただ、残菜フィルターの清掃や食洗機内に残っている固形物の撤去、また食器の入れ方などでも異音は解消される場合もあります。
まずは食洗機内を清潔にし、意識的に食器が重ならないように入れて様子を見てみてください。
単純に食器の入れ方の問題もあるかもしれませんが、長年使っている食洗機なら寿命が近いサインといえるでしょう。
家電製品は部品が経年劣化していく影響で、購入から年数がたつほど色々と不具合が出てきます。
現段階であまり困っていない場合でも、不具合が起こるスパンが前より短くなってきたと感じれば、本格的に壊れてしまう前に買い替えを検討してもよいでしょう。
電源が入らない場合は、経年劣化や温度ヒューズが破損している恐れがあります。電源コードを何度か抜き差ししても反応がなければ、メーカーに問い合わせましょう。
食洗機内の死角になっている奥の部分などで、箸や小型の食器が引っ掛かっていないか確認してみてください。
もし異常がなければ故障している可能性があるので、メーカーに今後の対処について問い合わせましょう。
食洗機は家事の手間と時間を軽減してくれる非常に便利なアイテムです。しかし、同時に便利であるからこそ、その恩恵に最大限あずかろうと使い方や管理が次第に雑になっていくことも少なくありません。
「面倒くさい」「お金がかかる」という理由で、推奨されていない使い方をしたり、日々のメンテナンスをおろそかにしたりすると故障につながります。
食洗機が故障する主な原因と対処法を理解して、正しく・長く使えるようにしましょう。
できるだけ短時間で家事を済ませたい気持ちが働くと、食洗機の中に食器をたくさん詰め込んでパワフルモードで洗浄しようと思うかもしれません。
しかし、一度や二度ならまだしも何度もこのような使い方をすると、食洗機に大きな負担がかかり寿命を早めてしまいます。
例えば、焦げや油汚れが多く付着して食洗機では汚れを落としきれない食器や調理器具は手洗いするなど、負担を減らせないか検討してみましょう。
また、レールなど駆動部分の摩耗はどうしても起こるので、普段から食洗機を無駄に開け閉めしたり、想定外の力を加えたりすることも避けたいところです。
食洗機には専用の洗剤があります。食洗機専用洗剤を使わずに台所用洗剤を使うと、食洗機内で大量の泡が発生してノズルが詰まりやすくなり、寿命を早める原因となるケースが多いです。
また、食洗機専用洗剤を使うにしても、分量を間違えると逆効果になります。
食洗機で使用可能な水量は決まっているため、洗剤の量を規定以上に増やしてしまうと機内に洗剤の成分が残ってしまいます。
この残った洗剤の影響で食洗機内の環境が悪化すると、故障につながってしまうので入れすぎには注意しましょう。
油汚れが付着した食器類をそのまま入れている
食洗機は汚れのついた食機をキレイに洗ってくれますが、調理で使用した油汚れや食べかすが多く残ったまま入れてしまうと故障につながります。
例えば、炒め物や揚げ物をした直後の油分が残ったフライパンや鍋、使用したばかりで食べかすが残った皿などには注意が必要です。
汚れが多い状態で食洗機に入れても、汚れが完全に落ちづらく衛生的にもよくありません。食器を清潔に保つためにも、水で簡単にすすいでから食洗機に入れましょう。
家電製品の中でも食洗機は細目なメンテナンスが必要です。日々のメンテナンスを怠ると、食洗機の一般的な耐用年数といわれる5~10年よりも早く寿命がきてしまいます。
1週間に1~2回を目安に、庫内の隅や洗浄水の噴射口、ラックの裏側などを掃除する個人でできるメンテナンスもあるので欠かさず行いましょう。
汚れが溜まりやすい残菜フィルターを使用するたびにキレイにするのも、日々のメンテナンスとして有効です。
食洗機のタイプによって、処分方法が異なるので注意が必要です。ルールに従って処分しないと回収してもらえないばかりか、不法投棄になってしまう場合もあるので、前もって適切な処分方法について理解しておきましょう。
一辺が30㎝以上の家電製品は基本的に粗大ゴミとして処分します。
食洗機の多くはサイズを上回っているため、自治体のルールに基づいて粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
だだし、粗大ゴミとして処分できるのは「据え置きタイプ」のみで、ビルトインタイプは処分できないので注意しましょう。
食洗機を粗大ゴミとして処分する際は一般的に以下の流れで進めます。
処分に必要な費用、ごみ出しのルールは自治体によって異なるので、前もって確認しておきましょう。
ここからは、食洗機のタイプごとにおすすめの処分方法を紹介していきます。
処分方法それぞれの特徴やメリット・デメリットを考慮し、自分にとって最適な方法を見つけていきましょう。
据え置きタイプは自分でも比較的容易に取り外せるので、まずは取り外し方から説明します。
※感電の恐れがあるため、水栓を給水ホースから外す時は必ず電源が切れたことを確認してから行ってください。
まずは、上記の方法で食洗機を取り外した後に処分方法を決めていきましょう。
据え置きタイプの食洗機は、小型家電リサイクル法の対象のためリサイクルに回せば安く処分できるのでおすすめです。
※ビルトインタイプは非対象
小型家電リサイクル法とは、家電に含まれる鉄やアルミなどを資源として再利用する目的で制定された法律です。自治体や大手家電量販店では小型家電リサイクル法の対象品目の回収を行っています。
自治体の場合は、ホームセンターなどに設置された回収ボックスで回収を行っています。ただ、ボックスの投入口に食洗機が入らない場合もあるため、宅配便で対応している自治体も多いです。
自治体によって回収ボックスのサイズや回収のやり方は異なるので、事前に確認しておきましょう。
家電量販店に回収してもらう場合は、新しい食洗機を購入するのと同時に処分してもらうこともできるので、効率良く捨てられるのが魅力です。
■小型家電の回収に対応している主な家電量販店
店舗名 | 費用 |
ケーズデンキ |
|
エディオン |
|
ビッグカメラ |
|
それ以外の方法として、不用品回収業者やフリマ・オークションを利用する手段もあります。
不用品回収業者に依頼すれば、難しい食洗機の取り外しから集積場所までの運び出しまで一気に対応してくれるため、手軽に捨てられるのが魅力です。
ただし、処分の手間がほとんどかからない分、費用は自治体や家電量販店に処分してもらうより高くなるので予算と相談する必要は出てくるでしょう。
据え置きタイプは製品によってサイズが異なるので、処分費用に幅があります。粗大ゴミや不用品として捨てる際は、前もって処分にどれくらいの費用が必要になるか確認しておきましょう。
繰り返しにはなりますが、ビルトインタイプは小型家電リサイクル法の対象ではないので、基本的に自分で何かしらの方法で処分する必要があります。
ですが、ビルトインタイプを取り外すには専門的な技術が必要です。
そのため、以下の手順をご自身で作業を行った後に、専門業者に処分と解体依頼をおこなうことをおすすめします。
ここでいう業者とは、水道やキッチン関係を生業にする専門業者もしくは不用品回収業者を指します。
専門業者はビルトインタイプ食洗機の設置から処分まで幅広く対応してくれます。新しく食洗機を購入したタイミングで設置も依頼できるので、できるだけ間を置かずに使用したい場合にはおすすめです。
不用品回収業者の中には、ビルトインタイプ食洗機の撤去や回収を行っているところもあります。ただ、業者によってビルトインタイプを取り扱っていない場合もあるので、まずは対応可能か確認しましょう。
不用品回収業者は専門業者と比較して、即日対応が可能でコストも安い傾向があります。また食洗機以外の不用品があれば買い取ってくれる場合もあり、お得に利用できる可能性もあるのでおすすめです。
今回は、食洗機の主な種類と特徴を紹介しながら、種類ごとの処分方法や食洗機の寿命などについて解説していきました。
この他にも不用品に関する知っておきたい知識は、まだまだあります。
ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。