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2024.09.25
趣味や仕事など何かしら音楽と関わりがある人にとってアンプは欠かせないアイテムです。
しかし、最適な処分方法はアンプの種類や状態によって異なり、注意点も幾つかあるため、音楽に詳しい人でさもアンプの処分ついて完全に理解している人は少ないでしょう。
処分費用で損をしたり不用なトラブルに巻き込まれたりしないように、アンプの処分方法に関する知識を幅広く身に付けていきましょう。
アンプの寿命は使用頻度や状況によって異なります。数年で故障するものもあれば、定期的なメンテナンスや壊れた際に修理を行うことで30~40年以上使える場合も少なくありません。
故障の代表的な兆候としては、ノイズが入るなど音質が悪くなったり、音が途切れたり出なくなったりする症状が挙げられます。
このような故障症状が出た場合は、アンプについて専門的な知識がある場合以外は、修理を依頼した方がよいでしょう。
アンプが故障する原因は様々ですが、主に以下のような使い方をしている場合がほとんどです。
アンプには多くのパーツや内部部品が付属しており、それぞれ耐用年数の目安があります。
電源を入れればいつも同じ音質を再現できるとはいえず、日々のメンテナンスを怠たるほど部品は早く劣化し、動作も不安定になるでしょう。
いくらアンプを使わずに大切に保管しても、通電せずに長時間放置すると内部部品が劣化してしまいます。
コンデンサやスイッチ、プリント基板などアンプを動かすうえで欠かせない部品も劣化しやすいので、使わない場合でも定期的に電源を入れるようにしましょう。
部品 | 故障・寿命の原因 |
コンデンサ
(電圧を貯蓄、一定にする) |
長期間の使用による電解液の蒸発(容量抜け)
コンデンサの急激な温度上昇の繰り返しによる液漏れ |
スイッチ | 特にボリュームスイッチは劣化しやすい
→つまみを回すたびに異音がする
つまみの摩耗や酸化などによる接触不良が寿命の原因 |
プリント基板 | 基板類の中で特に劣化しやすいのが、アンプからスピーカーへの過大な出力を抑制するミューティングリレー
劣化すると音が途切れる故障症状が出てくる |
逆に、アンプをいつも通電状態にするのもよくありません。コンデンサが常に熱を帯びた状態になり、通常の2~3倍ほど寿命が短くなるといわれています。
アンプを使用しない時は、細目に電源を切りましょう。
熱とホコリはアンプの寿命を大きく左右します。
アンプは熱を放出する仕様になっているため、放熱しづらい状態になると部品の劣化を早めてしまいかねません。
放熱対策としては、以下の方法が挙げられます。
ホコリ対策としては、使用しない時はアンプの上に布をかけておき、週に1回程度を目安に乾拭きをするのが最も手軽にできる対策です。
また、できるだけ高温多湿な環境を避けてアンプを保管するようにしてください。
さらにしっかりホコリを落としたい場合は、アンプのカバーを開けてブロワーで飛ばすのもよいでしょう。
なお、ハンディモップを使うと先端が引っかかる場合があるので、おすすめしません。
手軽さと安心・確実性、できるだけ有利な条件で売却できるかを考慮した場合のアンプの処分方法を紹介していきます。
サイズが小さいアンプは、燃えないごみ・燃えるごみとして捨てられる場合もあります。ごみのサイズ規定や分別についての詳細は、自治体のホームページや直接問い合わせるなどして確認してください。
自治体が回収してくれるので安心して任せることができ、処分費用も基本的にはごみ袋代のみです。ただし、回収日が月に1~2回しかないので、処分したいタイミングと必ずしも合うと限らない点は考慮しなければなりません。
ごみ出しを忘れても次の回収日(次月)まで保管する必要があるため、忘れっぽい人にも少々向かないかもしれません。
家電の再資源化を目的に施行された小型家電リサイクル法により、テレビやエアコン、冷蔵庫などを除き、多くの家電を国が認定した業者が無料で回収しています。
アンプの中にはサイズが小さく小型家電として分類されるものもあり、回収された後は金や銀、レアメタルなどが再資源化されます。
処分方法はホームセンターや家電量販店に設置されている「小型家電回収ボックス」に投函するのみです。
近所に回収ボックスがなければ利用は難しいかもしれませんが、壊れたアンプでも手軽に処分できるのが大きなメリットといえます。
ただし、自治体によって回収に対応している品目や処分方法は異なるので、ルールに従って処分するようにしてください。
アンプ次第で出力する音質が大きく変わるため、音楽に関わりがある人たちにとっては重要アイテムの1つです。
そのため、楽器をメインに扱う買い取り専門店では多くの種類のアンプに対応し、人気メーカーやビンテージものは高く買い取るケースもあります。
楽器専門店ながら、アンプについてしっかり知識を持ったスタッフが査定してくれる場合がほとんどなので、安心して利用できるでしょう。
ただし、特に古くて汚れがあるアンプは買い取ってもらえないこともあり、せっかく店に持ち込んでも売れない場合は持ち帰らなくてはいけません。
二度手間にならないように、売れる見込みがありそうか前もって確認してから持っていくことをおすすめします。
実績豊富な家電買い取り業者なら、楽器買い取り専門店と大差のない価格で査定してくれる場合もあります。
出張買い取りに対応してくれる業者もあるので、大型アンプを売却したい場合など持ち運びが大変な場合も手軽に処分できます。
近くに楽器専門店がなければ、利用を検討してもよいでしょう。
大きく重いアンプを自分で持ち運ぶのは、想像以上に時間と労力がかかります。費用はかかりますが、急ぎの場合や処分に手間暇をかけたくない場合は、不用品回収業者に自宅まで引き取りに来てもらう方法がおすすめです。
自治体の回収や専門店での買い取りを利用すると、廃棄するまで1~2週間かかってしまう場合も珍しくありません。不用品回収業者の場合は電話やLINEで手軽に回収の申し込みができ、即日対応してくれる業者も多くあります。
日時指定にも柔軟に対応してくれる業者が多く、スケジュールが合えば夜間にアンプを回収してもうらことも可能です。
また、不用品回収業者の中には買い取りを行っているところもあり、アンプ以外に買い取り可能な不用品があれば費用から差し引いてもらうこともできます。
壊れてしまったり保存状態が思わしくなかったりして売却が難しいアンプでも、手軽に処分したいなら不用品回収業者がおすすめです。
引っ越しの際に出た不用品や粗大ごみを回収・処分するサービスを行う引っ越し業者は増えています。
中には処分費用を無料に設定している業者もあるため、アンプの処分を検討している時期が引っ越し時期と重なれば、お得に処分できるでしょう。
ただし、引っ越し業者は不用品の回収だけを対応してくれるケースはありません。簡単に処分できる可燃ごみ程度ならまだしも、作業当日にアンプを回収してほしいと頼んでも基本的に断られるでしょう。
回収を依頼するのなら、引っ越し作業と一緒にアンプの処分もお願いしたい旨を伝え、見積もりを作成時に処分費用を内訳に含めてもらうのが正しい頼み方といえます。
以上が主なおすすめのアンプの処分方法です。
他にも、フリマやネットオークションで売却したり、欲しい人に譲ったりする方法もあります。ただし、必ずしも売れるとは限らず、貰い手も見つかるかどうか分からないため、すぐに処分できる確実な方法とはいえないでしょう。
これらの方法を最初からあてにするのではなく、あくまでも「運よく引き取ってもらえたら」程度に、主な処分方法の補助的な立ち位置で考えるのがよいかもしれません。
一般的に一辺が30㎝を超えるような大きめのアンプは粗大ごみとして処分します。
自治体によって、粗大ごみの基準や回収可能なごみの種類、処分費用、回収の流れなどは異なるので、詳細をホームページなどで確認してみてください。
中には指定のゴミ袋に入らなければ「粗大ごみ」と見なす自治体もあります。せっかく粗大ごみとして安く処分してもらえるのに、知らないがばかりに他の方法で処分して損をしないようにしましょう。
また既に説明しように、粗大ごみとして回収してもらうまでには1~2週間かかる可能性もあります。
そこまで待つのが難しい場合は、自治体が管轄する「粗大ごみ受付センター」に直接持ち込む方法を検討してみてもよいでしょう。自分で持っていくため回収までの期間を気にする必要はなく、スムーズに処分できます。
ただし、アンプはサイズが大きいので、特にエレベーターがないマンションやアパートに住んでいると持ち運ぶのが大変です。「台車など運び出す際に便利な道具を持っているか」「協力してくれる人がいるか」など、総合的に判断して決めましょう。
ここでは、アンプを処分する前に気を付けたい内容をピックアップしました。これから説明する内容を前もって理解していないと、処分費用で損をしたり不用なトラブルに巻き込まれたりするリスクも考えられます。
今さら確認する必要もない内容もあるとは思いますが、失敗を回避するためにもしっかり確認することをおすすめします。
買い取りやフリマアプリへの出品などを利用すれば、費用をかけずにアンプを処分できます。しかし、保存状態が悪いと低く査定され、そもそも売却できない場合もあるでしょう。
売却する品に軽く拭けば落ちる程度の汚れがあっても、査定には影響します。使わなくてもアンプの保存状態は定期的に把握し、少し手間をかければ解決できる些細な問題でアンプの価値を下げないようにしましょう。
また、たとえ簡単に落とせない汚れや傷がついていても、業者に持っていく前にクリーニングやメンテナンスをすることで大きく査定額が変わることもあります。
取り扱い説明書やケーブルなどの付属品も丁寧に保管するなど、自分でできる限りの努力をしてから売却した方がよいでしょう。
アンプに取り外し式の真空管やスピーカーケーブルなどが取付けられている場合、回収する際のケガや事故を防止するために取り外しておきましょう。
また、アンプを譲渡する際や買い取り専門店で処分する場合にも、外部の衝撃から守るために、これらの内部部品は外してから持っていくことをおすすめします。
電源コードやアース線、スピーカーケーブルなどのコード類はひとまとめにすると処分がスムーズです。
壊れたアンプでも手軽に処分できるメリットがある一方、不要品回収業者の中には悪徳業者も紛れ込んでいるので注意が必要です。
無料回収を主張しながら、出張費用や運搬費用と称して不当な料金を請求したり、回収後の不用品を不法投棄したりするトラブルもあります。不法投棄された場合は、関係のない依頼者側まで罪に問われるので注意しましょう。
不用品を回収・処分するには「一般廃棄物収集運搬業許可」などの資格が必要です。資格の取得は難しく、一定の条件を満たさないと新規許可の受付をしていない自治体もあるため、信頼できる業者の目安になるでしょう。
また、複数の業者と相見積もりを取れば、相場からかけ離れた料金を提示してくる業者を一目で見極めることもできます。業者の口コミ・評判も参考にして、できるだけ最低限の出費で済ませるようにしましょう。
粗大ごみを処分する際に、トラブルにつながりやすいのが「粗大ごみ処理券」がしっかり貼られていないケースです。
粗大ごみを回収するにはコンビニや郵便局で「粗大ゴミ処理券」を購入する必要があり、
必要な情報を記載して張り付けなければなりません。
その「粗大ゴミ処理券」が剥がれ落ちたり、見えづらい場所に貼っていたりして回収されなかったトラブルも過去に起こっています。
粗大ゴミ処理券は回収員から見えやすい場所にしっかり貼り付けましょう。
今回は、アンプの処分方法や故障の兆候、主な故障原因などについて解説していきました。
この他にも不用品の処分に関する知っておきたい知識は、まだまだあります。
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