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2025.04.30
遺品整理を専門業者に依頼する場合、見積もり時に様々なポイントをチェックしておくことで、悪徳業者からの被害に遭わないだけではなく、お得に作業をおこなってもらえる場合があります。
とくに遺品整理や不用品回収は、作業代金が高額になりやすいサービスですので、トラブルを避けることは、非常に重要です。
ということで今回は、遺品整理の見積もり時に注意しておきたいポイントについて解説していきます。
これから遺品整理を専門業者へ依頼しようと検討されている方は、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。
「遺品の量が多い」「遠方に住んでいる」「ゴミ屋敷になっている」など、遺族だけで対応が困難な場合はプロの力を借りることも検討してみるとメリットも多いです。
この章では、遺品整理業者へ依頼する場合の一般的な流れについて解説していきます。
■遺品整理の流れ
写真やメールを遺品整理業者に送る形で見積りを完結する業者もありますが、なるべく現地見積もりを希望するほうがメリットも多く、実際に現場を見た方が正確な見積もりができますので、後々のトラブルを避けることができます。
このあたりも悪徳業者を見分ける方法として、非常に有効ですので、判断材料とひとつにしてみてください。
次に見積もり内容から依頼する遺品整理業者を決め、作業希望の連絡をします。
オペレーターに作業日の希望を伝えると、業者側で日程調整をして「当日中もしくは後日」今後のスケジュールについて連絡が来るのが一般的です。
依頼する業者は、料金面だけではなく、見積もり時の対応も考慮して慎重に判断するようにしてください。
その後は業者と正式に契約を結びますが、契約書の内容に間違いや違和感があればキャンセルもできます。見積もりは契約ではないので、この時点で断るのは全く問題ありません。
本当に信頼できると思った業者に依頼しましょう。
作業当時までに、遺品の扱い方についてしっかり業者と認識を合わせることも大切にしてください。伝え漏れがあると、必要なものまで処分されたり、大切な思い出の品を雑に扱われたりする可能性があるので注意しましょう。
作業後の確認についても、業者に頼りきりになるのではなく自分で納得してから承諾するようにしてください。
信頼できる業者ほど、共通して依頼者の不安を解消できるように誠実な対応をします。一方で、悪徳業者の場合は自社の利益ばかり優先する傾向があり、都合の悪いことはひた隠しにする場合が多いです。
ここでは見積もり時に気を付けたいポイントを厳選して紹介しますが、業者と接する際に「誠実さ」を感じるかをチェックしてみてください。
依頼する遺品整理を選ぶ場合は、かならず、複数の業者に見積もりを依頼するようにしましょう。同じ作業内容でも業者によって料金に差が出ますし、比較する中で悪徳業者を見極められる場合もあるからです。
例えば、他の業者と比べて極端に高い料金を提示したり、遺品整理の費用相場とかけ離れていたりすれば悪徳業者の可能性は高いでしょう。
また、悪徳業者の場合は見積書の記載を曖昧にして、後から高い追加料金を請求する場合もあるので注意が必要です。
見積書に本来記載すべき項目が見当たらないなど不明確な部分が多い場合は、依頼自体を避けた方がよいでしょう。周辺環境や遺品の量、作業人数などによって変動しますが、悪徳業者を見極められるように遺品整理の費用相場を知っておくことも大切です。
■一般的な不用品回収の相場
間取り | 費用相場 |
1R1K | 3~8万円 |
1DK | 5~12万円 |
1LDK | 7~20万円 |
2DK | 9~25万円 |
3DL | 15~40万円 |
3LDK | 17~50万円 |
4LDK以上 | 22~60万円 |
ただし、こちらはあくまで目安となりますので、「作業内容や処分品の種類、量、作業時間」などの細かい条件によって金額は大きく変わってきますので注意が必要です。
見積書については、下記項目の他に「責任者印」が押されているかも確認してください。責任者印は作業担当者の責任の所在を明確にするもので、信頼できる業者の証拠ともいえます。
■主な見積書の項目
項目 | 備考 |
人件費 | 部屋の広さ・遺品の量で料金が変動 |
出張費 | 周辺環境によって使えるトラックの種類が異なるため、料金が変動する場合有り |
仕分け作業費 | 買取などで梱包が必要な場合は別途料金が発生 |
処分費 | 冷蔵庫やテレビなどの生活家電の処分費 家電リサイクル法の対象製品はリサイクル料を支払う必要がある |
清掃作業費 | 部屋の広さ、間取り、清掃の内容によって料金が変動 |
各種オプション費 | 特殊清掃や形見分けの全国発送など遺品整理に付随する作業 |
責任者印があれば、万が一作業内容を追加したり変更したりする場合もスムーズに対応してもらえるので必ずチェックしましょう。
遺品整理業者を利用する場合は、「訪問見積もりが可能かどうか」や「自分の都合でキャンセルした場合のペナルティの詳細」も確認することが大切です。
また、キャンセルのタイミングについては非常に重要で、悪徳業者でなくても直前のキャンセルはキャンセル料が発生するケースもありますので、いつまでの連絡なら費用が発生しないのか?の確認は重要になってきます。
ちなみに、訪問見積もりのメリットは、追加料金の発生を防げるのに加え、自宅に訪問したスタッフの対応から業者の質を判断できる点です。利用者からの口コミと合わせて、実際に業者と接してみた生の情報を得ることで、依頼後のミスマッチを軽減できます。
また、現場を直接みながら進めるため、困っていることや要望を正確に伝えられるメリットもあります。そのことで業者と依頼者の間で認識のズレが少なくなり、希望通りの作業を実施してもらいやすくなるでしょう。
悪徳業者の場合は、訪問見積もりを避けて一方的にメールや電話で済ませようとする傾向があります。訪問見積もりを避けようとするのは、作業当日に追加請求したり不要な作業を追加したりする場合が多いので注意が必要です。
中には、訪問見積もりに応じても実際は口頭の見積もりだけで済まそうとし、見積書は正式な依頼後に送ると主張する業者もいますので、この点には注意が必要です。
見積時には、追加オプションの有無や具体的な内容説明があるかを確認することが非常に重要になってきます。
たとえば、荷物の中に危険物が含まれていることが判明した場合は、適切な方法で処分する必要があるため、追加料金が発生する可能性があります。
作業当日の荷物の状況や搬出入の難易度によっては、料金が大幅に変わってきますので、この点も見積もり時に必ず伝えるようにしてください。
信頼できる業者の場合は、やむを得ず追加料金が発生する旨を見積書に明記しますし、口頭でもしっかり説明するのが通常です。
追加オプションには、消臭防菌や特殊清掃、仏壇供養など色々な種類があるので、見積もり時に詳細を確認しておくことでトラブルを減らすことができます。
依頼する遺品整理業者を選び間違えると、高額な費用を請求されるばかりか、そもそも希望通りに作業をしてもらうのも難しいでしょう。
遺品整理の失敗で親族間のトラブルや相続手続きの遅延につながる恐れがあるので、信頼できる業者を探していくことが大切です。
遺品整理業者を選ぶ際は、以下のポイントに注意してみてください。
ホームページなどで 業者を調べる際は「遺品整理士」の資格保有者がいるかを確認してみてください。
遺品整理士とは遺品整理に関する一定の専門知識や技術を認定する資格であり、保有していない業者と比べて正確なアドバイスを期待できます。
規定に違反すると資格のはく奪や更新ができないといった措置があるため、現時点で保有していればある程度は信頼できる業者と考えてもよいでしょう。
HPなどで資格の有無を確認できなければ「遺品整理士協会」に問い合わせてみることでも、確認することが可能です。
依頼する遺品整理業者は、料金の安さだけではなく、利用者からの口コミも参考にして決めるようにしましょう。顔が見えない分、投稿している人は本音ベースで書き込む場合が多いので、業者の本質を見極める有効な手掛かりになります。
ただし、中にはサクラレビューも紛れているため、良いことばかり書いている口コミには注意が必要です。口コミを鵜呑みにするのではなく、電話口での対応や接客マナーなどから、自分でも信頼のある業者かを見極めるようにしましょう。
口コミと合わせて、会社情報もしっかりチェックしてください。
悪徳業者の場合は、会社の正式な住所や固定電話の番号が記載されていない場合も多く、トラブルが起こった際に適切な対処ができなくなる恐れがあります。
遺品整理業者の営業形態は地域密着型と全国対応型に分けられますが、全国対応型の場合は申し込んだ会社と実際に作業を行う会社が異なるケースが多いです。
会社によって対応の質は少なからず異なるため、親元の会社の口コミだけみて良し悪しを判断するのは難しいでしょう。
不安であれば、受け付けから見積もりまで一つの会社が担当する地域密着型の業者を選ぶをおすすめします。
許可証の有無は、必ず確認するようにしてください。
許可証を取得するには、提供するサービスの種類ごとに都道府県や市区町村で許認可を受ける必要があるので、信頼できる業者を見極める一つの目安になるためです。
遺品整理業を行うには「一般廃棄物収集運搬業許可証」、遺品の買取りサービスは「古物商許証」の取得が必須となります。
許可がない場合は外部業者への依頼が必要になるので、取得していないにも関わらず自社で全ての作業を行っている場合は依頼を避けてください。
また、一般産業廃棄物収集運搬業許可証と「産業廃棄物収集運搬許可証」は混同しないように注意しましょう。産業廃棄物とは事業活動で生じる金属くずや廃油などを指すため、産業廃棄物収集運搬許可証では一般家庭の遺品を回収できません。
産業廃棄物収集運搬許可証だけしか取得していないのに、遺品整理を行う許可を持っていると主張する業者も少なくないので注意しましょう。
遺品整理業者が対応する主な業務内容は以下の通りです。
遺品整理業者に依頼する前に、この中から自分で出来ることが無いかを確認しましょう。作業内容・量によってトータルの費用が変わってくるので、業者側でやる事が少なくなれば料金を安く抑えられます。
ハンズクラフトライフサポートでは、この部分で他社様のサービスと差別化しており、柔軟に対応できますので、この点についてご不明点などがあれば、お気軽にご相談ください。
今回は、遺品整理の見積もり時に注意しておきたいポイントについて解説していきました。
この他にも遺品整理や不用品回収にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。
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