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皆さんは、生前整理について聞いたことがありますか?
生前整理は自分でやると意外とやることや注意点が多く、最後までやり遂げることがとても大変な作業の一つです。
しかし、生前整理の代行業者に依頼することで、作業の負担を減らすことができますし、すべてを丸投げしなくても、部分的に任せるといった選択肢も広がります。
ということで今回は、生前整理の業者選びについて解説していきます。
生前整理業者の選び方や依頼するメリット、依頼時の注意点などについて解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。
生前整理は今話題の終活の一つで、自分が亡くなった後に備えて身の周りを整理することです。
具体的には、以下の作業をメインに行います。
作業名 | 作業内容/目的 |
家財整理・不用品処分 | 家の中を整理して、不用品も処分することにより、快適な空間を作るのが目的
物が減ることで、カビによる病気や転倒事故の軽減などのメリットがある |
財産の整理・財産目録の作成 | 財産を整理する以外にも、借入金・ローン関連の書類など負債も把握
また、土地・家屋に関する重要書類、領収書や請求書など各種手続きに必要になるものも整理 |
デジタル関連の整理 | スマホ・パソコン上のデータ整理、月額料金が発生するサービスの把握・解約
その他、SNSアカウント、FX口座など |
遺言書の作成 | 法律で定められた形式で、財産を誰にどのような形で相続させるかを記載する |
あまりにも物量が多く、作業内容も多い場合は別ですが、生前整理業者に依頼すれば大抵の作業は1日以内に終わります。数名のスタッフが協力して一気に作業に取り掛かるため、1K程度の部屋なら2~3時間程度で終わる場合も多いです。
間取り | 金額 |
1R・1K | 3~8万円 |
1DK | 5~12万円 |
1LDK | 7~20万円 |
2DK | 9〜25万円 |
2LDK | 13〜30万円 |
3DK | 15〜40万円 |
3LDK | 20〜50万円 |
4LDK以上 | 22〜60万円 |
物量や作業環境などにより料金は変動するので、上記はあくまでも目安と考えてください。
業者によっても異なりますが、生前整理や遺品整理の費用は主に以下2つで構成されます。
作業料金には人件費や車両費が含まれ、作業スタッフの人数やトラックの台数・種類(物量)によって増減します。
また、搬出時に使えるエレベーターやトラックの駐車スペースの有無など作業環境によっても料金が変動します。
廃棄処分費とは、生前整理で発生する粗大ごみやリサイクル家電を適切な方法で処分するために必要な費用です。自分で生前整理を行う場合は、粗大ごみやリサイクル家電は自治体ごとに定められた方法でお金を払って処分しなければいけません。
その費用が作業料金に含まれていると考えましょう。
また、生前整理業者が買取サービスを展開している場合は、上記2つの費用から買い取り代金を差し引くことが可能です。
正確な費用相場は、2~3社程度、生前整理業者に無料見積もりをお願いすると把握できるでしょう。
回収したごみを不法投棄される、不当な追加料金・解約料を請求されるといった悪徳業者による被害は後を絶ちません。
費用やサービス内容も業者によって大きく異なるため、生前整理の目的や予算に合った最適な業者を慎重に見極める必要があります。
ここでは、契約後や作業後に後悔しないように、業者を選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。
とにかく焦って決めることは避け、見積書の内容など分からないことがあれば納得できるまで質問するようにしましょう。
生前整理業者を選ぶ際は、サービス内容の豊富さを重視しましょう。合わせて、もし生前整理業者が対応できない作業があった場合に、協力してもらえる提携業者が存在するかも確認してください。
対応できる作業が少なく、提携業者もいない場合、当日に突発的な作業が発生した際は別の業者に依頼する必要も出てきます。
幅広い作業に対応できる業者であれば、何度も依頼する手間がかかりませんし、まとめて依頼すれば費用も抑えられる場合がほとんどです。
例えば生前整理と同時に不用品の買取もお願いしたい場合など、依頼する作業が多くなりそうな時には、サービス内容の豊富さはポイントになるでしょう。
ホームページは自分の希望にマッチする業者を探す上で、有益な情報源になります。業者のホームページを見る際は、最低限、以下の情報を確認しましょう。
ホームページのみで生前整理業者の良し悪しは判断できません。しかし、会社の窓口にもなり得るホームページを適当に作っている業者を敢えて選ぶ必要はないでしょう。
悪徳業者の場合、トラブルがあった時に言い逃れできるように、都合の悪い部分は敢えてホームページに記載していない場合もあります。
生前整理業者の対応力を判断する時は、以下のポイントを確認しましょう。
このように、常に依頼者目線に立った対応ができる業者は信頼性が高いといえます。
どこの業者も担当者によって対応に差が出るのは当然です。しかし、会社の顔として顧客と接している社員の対応力が低いと、会社全体で仕事に対する意識が低いと判断せざるを得ません。
最初の問い合わせの段階で、言葉遣いが明らかに横柄であるなど、少しでも不安を感じた場合は他の業者への依頼を検討しましょう。
生前整理は物量や間取りなどで大きく料金が変わるため、多くの業者が現地での見積もりを無料で対応してくれます。
しかし、中には現地見積もりに高い料金を請求する業者もいるため注意が必要です。
オプションと称して、ほとんどの業者が無料で対応している細かい作業にまで料金が発生する可能性もあります。また、見積書が「作業一式○○円」など曖昧な記載になっていないかもチェックしましょう。
優良業者であれば、詳しい内訳はもちろんのこと、追加料金やキャンセル料の有無についても明確に記載します。
無料回収や格安を前面にアピールする業者には注意が必要です。見積もりの段階では安い料金を提示しておいて、作業当日や作業後に不当な追加料金を請求されるケースがあります。
そのため、電話やメールのみで見積もりを済ませようとする業者には注意しましょう。作業当日に想定より物が多いことを理由に、追加料金を請求される被害が頻繫に起きています。
できるだけ費用を抑えたい気持ちは理解できますが、他社と比べて安すぎる業者は何かしら裏がある場合がほとんどです。費用面だけではなく、過去の作業実績やスタッフの対応など総合的に判断して依頼する業者を決めるようにしましょう。
生前整理業者を選ぶ際は、一般産業廃棄物許可を取得しているか確認しましょう。一般産業廃棄物許可は、生前整理によって家庭から出るごみを処分するために必要な許可です。
なお、許可を持っていなくても、許可を取得している提携していれば問題ありません。
ただし、提携業者が存在しても自社で許可を持たない業者は、生前整理に関するノウハウが不足している可能性があるので基本的にはおすすめしません。
許可も持っておらず、提携業者も存在しない場合については、無許可で運営している業者なので注意しましょう。
また、生前整理業者に不用品の買取を依頼したい場合は、古物商許可を取得しているか確認してください。古物商許可証を持たずに、不用品の買取や販売はできません。
さらに、生前整理相談士など、業務を行う上で必須となる許可以外も積極的に取得しているかも確認するとよいでしょう。
一度でも業務改善命令や業務停止命令といった行政処分を受けた業者は、基本的に選択肢から除外しましょう。企業の体質が根本的に変わらない限り、また同じことを繰り返す可能性はゼロではありません。
不法投棄のように、自分自身にも責任が及ぶ可能性がある違反をされると後々大変です。違反の履歴はネット上で検索できる場合もあるので、前もって調べておくようにしましょう。
今回は、生前整理の業者選びについて解説していきました。
この他にも、遺品整理や生前整理にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。
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