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春から秋にかけて活動が活発になるハチは、私たちの生活圏でよく遭遇する身近な存在です。
しかし、その危険性について正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
本記事では、日本に生息する代表的なハチの特徴と危険性について詳しく解説していきます。
それぞれの行動パターンや攻撃性の違いや刺された際のリスク、そして遭遇時の適切な対処法まで、実用的な知識を網羅的にお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、人間を刺す恐れがあるスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチについて解説していきます。
日常生活で目撃する機会が多いハチですので、行動パターンや危険性を理解しておきましょう。
スズメバチは近くを通っただけで攻撃する凶暴性にくわえ、「毒のカクテル」とも呼ばれる強烈な毒液を持っています。
毎年、スズメバチによる被害は後を絶ちません。
二度スズメバチに刺された場合、アナフィラキシーショックにより呼吸困難や意識障害が起こり、死に至るケースもあるため非常に危険です。
スズメバチといっても種類はたくさん存在していて、オオスズメバチは4,000種類以上いる生息するハチの中で最も危険といわれています。
さらにその中で、土の中に巣を作るオオスズメバチが攻撃的です。
オオスズメと同様、黄色スズメバチなど他の種類も危険なので、スズメバチを見かけたら深追いするのは絶対に避けましょう。
スズメバチの活動時期は7月~11月の秋遅くまで続くため、寒くなり始める時期も決して油断はできません。
特に8月終盤~10月にかけては、オオスズメバチが天敵のキイロスズメバチからの攻撃を受けているケースが多く、警戒心が強まる時期です。
不用意に巣へ近づくと、オオスズメバチが集団で襲ってくる場合があるため十分に注意しましょう。
スズメバチは、丸くて大きな身体でオレンジ色のしま模様、脚は黄色、など派手な見た目が特徴。
巣もボールやフラスコのような形状で特徴的なため、見分けはつきやすいはずです。
アシナガバチはスズメバチと比較して温厚な性格で、攻撃性が低いのが特徴です。
細身で動きも遅く、フラフラと後ろ脚をたらしながら漂うように飛びます。
ただし自ら攻撃してくるケースは少ないものの、巣に近づいたり刺激を与えたりすると集団攻撃をしかけてくるので注意が必要です。
また、温厚な性格に反して毒性は非常に強く、アナフィラキシーショックが発生する可能性もあるため決して油断はできません。
刺された時の痛みも、スズメバチを凌ぐといわれています。
特にキアシナガバチやセグロアシナガバチは、刺されると非常に痛く、毒性も強いため注意しましょう。
アシナガバチは山林以外に市街地や都心部でも見かけ、軒下や木の枝など開放的な場所を選んで巣を作ります。
日常生活で遭遇する可能性は十分にあるので、スズメバチと同様、慎重に対処しなくてはなりません。
また、スズメバチはアシナガバチを捕食する習性があります。
そのため、巣を放置するとスズメバチの被害に遭う可能性も出てくるので、なるべく早く撤去する必要があります。
アシナガバチの巣は六角形の巣穴が特徴で、お椀のような形をしています。
ぜひ見分ける際の参考にしてみてください。
ミツバチは比較的穏やかな性格で、1つの巣の中に数千〜数万匹生息しているといわれ、大集団で生活するのが特徴です。
しかしおとなしいミツバチでも、他のハチと同様に刺激を受けると凶暴性が増して攻撃してきます。
ミツバチは女王バチ以外のハチも越冬し、他のハチより早い2月頃から活動します。
特に10~11月・2~3月の越冬前後の寒い時期には、攻撃性が強くなる傾向があるため注意が必要です。
ミツバチは毒性が強く、人を刺すと針が体から抜け、人間の皮膚から中々抜けなくなります。
ミツバチに刺されたことが原因でショック症状が出た事例もあるため、遭遇した際は慎重に行動しなくてはなりません。
また、ミツバチの毒針や毒液の強い臭いは他のハチを誘います。
そのため、刺された際はピンセットや指で針を抜き、刺された部分を洗って匂いを消すようにしましょう。
日本には日本ミツバチと西洋ミツバチの2種類が生息しています。
種類 | 特徴 |
日本ミツバチ | 東南アジアに分布する東洋ミツバチの一種 ・穏やかで毒性は低い ・女王バチの死、農薬の散布時などに攻撃性が増す |
西洋ミツバチ | ヨーロッパから養蜂のために日本に輸入 ・穏やかな性格だが、日本ミツバチと比較して攻撃性が高い ・巣箱の移動、農薬の散布時に刺れるケースが多い |
人間から一度でも刺激を受けたハチは、警戒心が強くなり周囲の人まで襲うようになります。
自分の不注意や知識がないことで被害を拡大させないためにも、ハチの特性と出会った際の適切な対処法を理解していきましょう。
ハチが鋭い針で攻撃するのは、敵と見なした相手から自分を「防衛」するためです。つまり、刺激を与えなければ基本的には襲ってきません。
最も危険といわれるスズメバチは、攻撃前に以下3段階の行動をとっています。
1. 警戒
警戒の初期段階では人間の周りを飛び回り、しばらくすると空中で停止する状態(ホバリング)になります。
ホバリングは警戒から威嚇に移るサインです。手で払ったりせず慎重に距離をとるようにしてください。
ハチに近いづたり刺激を与えたりすると、警戒の段階でも容赦なく攻撃してくるので注意しましょう。
2. 威嚇
威嚇はハチから人間への最終警告と捉えられています。
警戒の段階では静かに飛び回るだけですが、次第に羽の音を鳴らし始め、顎でカチカチと威嚇音を発するのが特徴です。
さらに円を描くように左右に飛び回るようになると、攻撃のために距離を測っている状態のため非常に危険です。
同時に警告フェロモンを出して仲間を呼ぶようになるため、集団攻撃を受けないためにも慎重かつ迅速に行動する必要があります。
3. 攻撃
警戒や威嚇をしても効果がないと判断すると、いよいよ本格的な攻撃に移ります。
スズメバチは針から毒液をまき散らして襲ってくるので、とにかく刺されないように自分の身を衣類の一部などで守りながら逃げるのが先決です。
威嚇の時に警戒フェロモンを受けた仲間のハチも加勢する場合もあるので、できるだけ遠くへ逃げましょう。
ハチは黒い色に対して興奮する傾向があります。
毎年同じ時期にハチの被害に苦しんでいる場合は、一定の期間、黒い衣類の着用を避けてみるのも一つの方法でしょう。
また、半袖やひらひらした服装を避けることでも刺されるリスクを下げられます。
髪の毛やカメラなど、体の一部や身につけているものの黒い部分にも反応するので、細部まで気を使う意識も大切です。
特にスズメバチは、黒い色以外にも赤や青など濃い色にも反応するため、より注意しましょう。
ハチは匂いにも反応します。香水や整髪料、シャンプーなど強い匂いが出るものには気をつけましょう。
ミツバチは、巣に近づかなくても化粧品の匂いに興奮して攻撃的になる場合もあります。
他には、ジュースの残りをハチが餌にすることもあるため、屋外で飲食をする際にも注意が必要です。
ハチは人間の大きな動きに反応します。
ハチが怖くても、手で振り払ったり背を向けて走ったりする行為は逆効果になるので避けましょう。
ハチの活動時期に、周りをハチが音をたてながら飛んだり、巣をたまたま発見したりする場面は少なくありません。
万が一遭遇した際は、以下の点に注意してハチを刺激しないようにしてください。
ハチは大きな音や動くものに反応します。
巣を発見したら、興味本位で近づかず、静かに後ずさるようにその場を離れてください。
繰り返しになりますが、ハチが人を襲うのは自身を防衛するためです。
したがって、人に対して「敵」だと思わなければ基本的には攻撃してきません。
車の中に入ってきた場合は、落ち着いて付近に停車した後、窓を開けてハチが出ていくのを待ちましょう。
間違っても慌ててハチを手で払うのだけはやめてください。
家の中に侵入された場合も同様、よほど叩くチャンスがなければ、窓を開けて出ていくのを待つのが基本です。
また、ハチの特性として、天井付近に上がると下が見えなくなり窓の方向が分からなくなる場合もあります。
ハチが天井付近で長くうろついている場合、駆除用のスプレーで対応するのも一つの手段ですが、凶暴なスズメバチの場合は非常に危険です。
たとえハチ一匹でも、自分で駆除するのが難しいと感じたら、無理をせず業者に連絡しましょう。
結論から言うと、ハチの巣は条件次第では自分でも駆除できます。
ただし、どんな巣でも駆除には一定の危険を伴うため、基本的には自力での駆除は避けてください。
ここでは、自分で駆除できるハチの巣の条件や駆除の手順を紹介していきますが、少しでも難しいと感じたら業者に依頼して安全に取り除いてもらいましょう。
ハチの駆除を正しく行うには、長年の現場経験で培われた技術が必要です。
ハチは季節や環境によって行動パターンが大きく変わるため、素人ではハチの行動を予測するのが難しく、適切に駆除するのは困難です。
ハチは一度敵だと認識した相手に集団で徹底して攻撃するため、間違った駆除方法は命取りになります。
ハチに刺されると、激しい痛みを伴うだけではなく、アナフィラキシーショックなど重大なアレルギー反応を引き起こすケースも少なくありません。
「千葉県館山市では10月3日、市道脇の土手でオオスズメバチのものとみられる巣を探していた、害虫駆除業者の50代男性が耳と背中を刺されて意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認された。
亡くなった男性は、頭から全身を覆う防護服を着た上に、作業で川の中に入るため、「胴長」と呼ばれる胸の高さまである長靴を履いていた。」
引用 : 「朝日新聞 駆除業者の死亡例」
レアなケースとはいえ、プロの専門業者が防護服を着ているにも関わらず駆除中に死亡した実例も報告されています。
素人であれば尚更リスクを伴うので、業者に安全に駆除してもらうのが正しい選択といえるでしょう。
作業には細心の注意を払う必要はありますが、以下の場合は自分でもハチの駆除を行える可能性はあります。
ただし、上記の条件ほとんどに当てはまった場合の「限定的なケース」と捉えてください。
上記条件に当てはまらない項目が多ければ、業者に依頼することをおすすめします。
そもそも、ぱっと見て巣の大きさが5mm未満かどうかの判別は難しいです。
冒頭でもお伝えしましたが、分からないことが多ければ無理に自分で駆除しようとしないでください。
どんなに危険性が低いといわれているハチでも、自分に身の危険が及ぶと襲ってきます。いかなる状況・環境でも油断は禁物です。
アシナガバチは巣の位置や大きさ次第では自分で処分できますが、毒性が強いため自分で駆除するのはおすすめしません。
もし自力で駆除する場合、活動時期にあたる6~8月頃は控えてください。
ミツバチの場合は、既に説明した通り「2~3月、10~11月頃」の寒い時期は避けた方がよいでしょう。
自分で駆除をする場合は、巣の状況に応じて以下の物を準備するようにしましょう。
また、駆除を開始する前には、周辺住民や通行人への周知も欠かさずに行いましょう。
巣を駆除する際は、前提として無駄に刺激しないように慎重に作業を進めてください。
業者でも失敗するケースもあるくらいなので、事前に何度もシュミレーションを重ねることが大切です。
駆除を開始するのは、ハチの活動量が落ちる日没後2~3時間がベストです。
暗くなる頃には、エサ探しに出ていた働きバチも巣に戻っているタイミングなので、まとめて多くのハチを駆除できます。
ただし、暗い中での作業は巣やハチが見えづらく危険なので、懐中電灯で十分な明るさを確保してください。
駆除が終わった後は、ハチの巣や死骸に直接手で触れるのは避けてください。
巣にハチが潜んでいる可能性があるほか、死骸でも素手で触れると毒針が刺さってしまうこともあるから。
トラブルが起こった時のためにも、駆除は可能な限り複数人で行ったほうがよいでしょう。
ハチに刺されたら毒を絞り出しながら、早急に水道水で洗い流しましょう。
なお、口で吸って毒を出そうとすると、口の中が痺れてくる場合があるので、絶対に行わないでください。
刺された箇所が傷んで腫れが出ている場合は、ポイズンリムーバーなどで応急処置を行い、痛みが数日おさまらない場合は皮膚科を受診しましょう。
全身症状である「吐き気・めまい・呼吸困難・全身の痒みやしびれ」が出ている場合は、必ずアレルギー内科を受診してください。
なお全身症状が出ている場合、病院に向かう途中に意識障害が起こる恐れもあります。
たとえ近所に病院があっても、必ず救急に連絡して指示を仰ぐようにしてください。
自分でハチの巣を駆除する手順は以下の通りです。
ハチの巣を1度駆除したら終わりではなく、定期的に見回りをして再度ハチが巣を作り始めていないか点検しましょう。
手順6の「戻りバチ対策」は、巣を落としてから1週間ほど続けると効果的です。
ハチは人通りの少ない場所を選んで巣を作ります。
使用していない物置小屋など、普段あまり行き来しない場所を定期的に掃除して清潔な状態に保つことも大切です。
また、ハチの巣の早期発見につなげるため、木の余分な葉っぱを落としたり、雑草を抜いたりすることも有効といえます。
オオスズメバチや黒スズメバチ、ツチバチ、ドロバチなどは、土や地面に穴を掘って巣を作る場合があります。
一般的には、巣を水没させたり、土を掘り起こしたりする他、駆除剤のスプレーノズルを巣の穴に刺し込んで噴射して駆除します。
地中に埋まっている巣は場所を認識しづらく、木の根元付近に作られていれば木が邪魔して上手く掘り返せないことも少なくありません。
巣を全て駆除できずに残してしまう恐れもあるので、業者に依頼してしっかり取り除いてもらうのがおすすめです。
まずは、駆除する前にハチの種類がどれに該当するか見極めましょう。
ハチによって攻撃力や毒性は大きく異なり、自分で駆除できるかの重要な判断基準になるためです。
どうしても見分けがつかない場合や少しでも単独での駆除に不安がある場合は、この時点で諦めて業者に依頼するのが無難です。
もしスズメバチの場合は、絶対に自分で駆除をしないでください。
スズメバチはハチの中で最も攻撃性が高く、人や動物が近くを歩いただけで群れを成して一斉に襲ってくることもあります。
逃げても30メートル以上追いかけてくる場合もあり、毒針で何度も刺してくるので非常に危険です。
特に、過去に一度でもハチに刺された経験がある場合は要注意です。
仮にもう一度刺されると、アナフィラキシーショックにより死に至る恐れがあります。
くどいようですが、ハチは一度でも人間によって刺激を与えられると攻撃性が増すため、周囲にまで影響が及ぶ場合もあります。
そのため、誤って巣に刺激を与えてしまい、ハチが飛び回っている場合でも自力での駆除は難しくなるので注意しましょう。
危険を伴うハチの駆除は、プロに依頼するのがベストであることを繰り返し主張してきました。
ここからは、より具体的にハチの駆除をプロに依頼する重要性とメリットを解説していきます。
人間の命をも奪うハチを、安全かつ効率的に駆除してくれる点において、いかにプロの業者の存在が貴重かを理解できるでしょう。
本記事で紹介したように、ハチの種類や巣の大きさなど条件次第では自力での駆除も可能です。
ネット上にはハチ駆除に関する情報も豊富にあるので、知識を深めながら進めることもできるでしょう。
しかし実際に現場を経験していないため、素人では得られる知識や情報の理解にハードルがあります。
プロに比べて手に入る装備や用具にも限界があるため、失敗した時のリスクや二次被害は大きくなる可能性は高いでしょう。
巣の大きさや場所によって危険性はさらに増し、命に関わる危険もあるため、安全性の観点から自力駆除は本来であれば行うべきではありません。
一方で、豊富な経験と専門知識を持つプロの駆除業者に依頼すれば、自力駆除で生じる様々な問題点を解消できます。
ハチ駆除をプロに頼むメリットについては、以下の点に集約されます。
プロの業者は、ハチの生態や行動特性を知り尽くしているため、適切な方法で駆除してくれます。
安全への配慮も徹底しており、実績がある業者ほど安全確保ためのノウハウがしっかりと確立されています。
駆除を行う上では、近隣住民や通行人への安全対策も欠かせません。
常に明確なノウハウのもと作業を実施すれば、駆除中に巣から出たハチにご近所様が刺されるなどの被害を最小限にとどめられるでしょう。
また、駆除のみではなく、再発防止の対策が充実しているのもメリットの一つです。
巣跡の徹底的な清掃・消毒により、巣の残骸やハチが出す特有の臭い(フェロモン)を取り除き、ハチが寄り付かない環境を整えていきます。
業者に依頼すれば、見積もりから施工まで一括で依頼できるので、余計な手間と費用をかけずに駆除を完了できます。
自力駆除の場合、作業に必要な道具を揃えるのに4~5万かかるといわれているので、寧ろ業者に依頼した方が割安かもしれません。
迅速な対応を売りにしている業者も多く、即日対応してくる業者も少なくないので、忙しい場合でも安心して利用できるでしょう。
ハチの危険性と対処法について詳しく解説してきました。
最も重要なのは「無理をしない」ことです。
ハチの巣を発見した際は、決して自力駆除にこだわらず、安全を最優先に考えて行動してください。
特にスズメバチの巣や大きな巣、手の届きにくい場所の巣は、プロの専門業者に依頼することを強く推奨します。
ハンズライフサポートでは、豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、安全かつ迅速にハチ駆除を行います。
お客様とご近所の安全を第一に考え、再発防止対策まで徹底的に実施しますので、ハチでお困りの際は一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。