福岡 北九州 下関 沖縄 頼れるプロの便利屋ハンズクラフト・ライフサポート！家具・家電・雑貨などの不用品回収、遺品整理・生前整理・ハチ駆除など、あらゆるお困りごとに対応いたします。
福岡 北九州 下関 沖縄 頼れるプロの便利屋ハンズクラフト・ライフサポート！家具・家電・雑貨などの不用品回収、遺品整理・生前整理・ハチ駆除など、あらゆるお困りごとに対応いたします。
ブログ一覧
CASE
ガスコンロは毎日の料理に欠かせない設備ですが、経年劣化により突然のガス漏れや火災といった重大なトラブルを引き起こす危険性があります。
そのため、安全に使用するために適切な交換時期を把握しておくことが重要です。
本記事では、ガスコンロの平均寿命や買い替えのタイミング、寿命が近づいているサイン、そして処分方法まで詳しく解説していきます。
寿命を意識せずにガスコンロを使い続けると、突然ガス漏れや火災といったトラブルに見舞われるリスクがあります。
ここでは、ガスコンロを安全に使える平均的な寿命に加え、修理や買い替えのタイミングを判断するうえで重要な補修用性能部品について解説します。
日本ガス石油機器工業会の自主基準によると、ガスコンロの設計上の標準使用期間は製造から約10年とされています。
設計上の標準使用期間とは、標準的な使用条件の下、適切な方法で使用し、かつ適切な維持・管理が行われた場合に安全に使える期間のことです。
したがって、普段の手入れによって寿命は前後しますが、一般的に10年以上経過したガスコンロは至る所で部品の劣化が進んでいます。
普段は問題なく使えていても、思いもよらぬタイミングでトラブルに見舞われるケースも少なくありません。
ガスコンロに関連したトラブルで最も危険なのが、ガス漏れからの火災です。
トラブルに発展すると近隣まで被害が及ぶので、10年に満たなくても違和感を感じた時点で修理や買い替えを検討するのが適切な判断といえます。
「補修用性能部品」とは、製品が本来持つ機能や性能を維持しながら、修理するために必要となる部品のことです。
ガスコンロの補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後5～10年が一般的で、メーカーによって異なります。
ガスコンロの推奨される交換時期は10年ですが、メーカーの部品供給が終了していて修理できない場合に限り、10年未満での買い替えが必要になります。
なお、保有期間が経過した後でも、部品があれば有償修理してもらえる場合があるので問い合わせてみましょう。
総じて7年以内のガスコンロであれば修理に対応してもらえる場合が多いので、一つの目安にしてみてください。
ガスコンロの平均寿命と補修用性能部品の保管期間は、製造年を基準として〇年と決められています。
ガスコンロの製造年は「銘板ラベル」に表記されています。
銘板ラベルの位置および製造年の確認方法は、取扱説明書を確認しましょう。
ガスコンロの平均的な寿命は10年ですが、使用中に違和感を感じた段階で原因をしっかり探ることがトラブル回避につながります。
ここでは、不具合が起こっているかを瞬時に判断できるように、ガスコンロの代表的な寿命の兆候と対処法を紹介していきます。
ガス臭がする場合、ガスコンロの経年劣化が原因でガス漏れが起こっている可能性があります。
大きな事故につながる恐れもあるので、すぐに使用を止めて、部屋を換気しましょう。
部屋を換気する際は、換気扇を使用せずに窓を開けてください。
というのも、換気扇のスイッチをON・OFFする際に、小さな火花が出て火災や爆発が起こるリスクがあるためです。
ガスコンロには、据え置き型のガステーブルコンロとシステムキッチンなどに組み込まれた埋め込みタイプのビルトインコンロがあります。
部屋を換気した後は、ガスコンロのタイプ別に以下の箇所を確認しましょう。
●ガステーブル(据え置きタイプ)
※古いガステーブルは、点火ボタンが押しっぱなしの状態になることでガスが出続けて、ガス漏れにつながるケースもあります。
●ビルトインコンロ(埋め込みタイプ)
対処しても解決しない場合は、速やかにガス会社に連絡しましょう。
ガスコンロの使用時・使用後に、焦げ臭いニオイがしてくる場合もあります。
焦げ臭いニオイは、不完全燃焼や内部部品の劣化が原因の場合が多く、ガスコンロの寿命が近づいている兆候の一つです。
不完全燃焼が異臭の原因の場合には、一酸化炭素中毒のリスクがあります。
適切に対処しないと非常に危険なので、異臭を感じたら使用を控え、ガス会社に連絡して指示を受けましょう。
ガスコンロが点火しづらい場合は、グリル周辺の汚れや電池切れが原因の可能性があります。
まずは、バーナーキャップや温度センサーなどバーナー周辺の部位を確認し、汚れていたら布で拭き取っておきましょう。
バーナーキャップは掃除し終わったら、しっかりと水気を切ってから取り付けてください。
水気が残っていることで、ガスコンロが点火しない原因になります。
また、バーナーキャップが浮いていたり、正しい位置に取り付けられていなかったりする場合も点火しないので注意しましょう。
電池切れの問題は、電池ランプの状態を確認してください。
電池ランプが点滅・点灯している場合は電池切れのサインなので、電池を購入する必要があります。
長期間ガスコンロを使わずに放置していた場合も、自己放電して電池切れしていることがあるため確認が必要です。
改善しない場合は、電気系統の不具合や経年劣化により故障している可能性が考えられます。
修理業者に依頼するか、ガスコンロの状態によっては交換を検討しましょう。
強火・弱火を切り替える火力調整用のスイッチやレバーの反応が悪い場合も、ガスコンロの寿命が近づいているサインです。
反応が悪くても、最終的に火がつけば問題ないと感じるかもしれません。
しかし、劣化が原因で配線異常が起こっている場合もあるため、修理をしないと故障して使えなくなるケースも充分にあり得ます。
ガスコンロの火力に関するトラブルは、使用期間が長くなるほど起きやすくなります。
使用期間が10年程度あり、スイッチやレバーの反応が悪く、火力調整が安定してできないのであれば寿命と考えてもよいでしょう。
ガスコンロで発生する不具合の中には、適切に対処することですぐに改善する症状もあります。
ここでは、寿命の兆候とは限らない主なトラブル症状と対処方法をみていきます。
ガス臭いニオイは寿命の兆候として紹介しましたが、バーナーキャップの状態を適切な状態に戻すことで改善する場合もあります。
具体的には、バーナーキャップに目詰まりや汚れがないか、適切にセットされているかをチェックしましょう。
すでに説明した通り、ガス臭いと感じたら、まずは部屋を喚起して一酸化炭素中毒や火災・爆発のリスクを防ぐことを最優先しましょう。
ガスコンロがスムーズに点火しない時は、まずは電池切れやバーナー周辺が汚れていないかを確認しましょう。
特に電池切れが原因でガスコンロが点火しないケースが多いので、電池ランプのチェックは欠かさないようにしてください。
バーナー周辺の汚れについては、バーナーキャップの状態を中心に確認し、汚れや目詰まりがあれば手入れしましょう。
また、ガスコンロにはロック機能がついています。
主に子どものいたずらを防止する目的としていますが、ロックがかかると点火ボタンを押し込めなくなってしまいます。
気付かないうちにロックがかかっている可能性もあるので併せて確認しておきましょう。
ガスコンロから「カチカチ」「ボッ」「チチチ」といった異音が聞こえてくる場合、バーナーキャップの目詰まりが原因である場合が多いです。
バーナーキャップの目詰まりは、料理中のふきこぼれを放置するなど普段の手入れを怠った場合に起こります。
まずはバーナーキャップが正しい位置にはめらているか確認し、汚れがある場合はキレイに掃除しましょう。
掃除した後は、バーナーキャップの水分が完全に乾いてから、再度点火して異音が改善したか確認してみてください。
ガスコンロから普段と違う色の火が出るのは、不完全燃焼が原因の場合もあります。
まずは換気して、火の色が元に戻るか確かめてみましょう。
換気をしているのに火の色がいつもと違う場合は、バーナーキャップの状態を確認してみてください。
バーナーキャップが正しい位置にはまっていなかったり、目詰まりがあったりすると、炎が黄色やオレンジ色になる場合もあります。
それでも改善しない場合は、故障の可能性が高いので、できるだけ早くガスコンロの処分や買い替えを検討しましょう。
内心は故障だと思いつつ、それでも継続して使っていると、火災につながってしまう場合があるので注意が必要です。
バーナーキャップの目詰まり・汚れによって不完全燃焼が起こると、すすが発生する場合もあります。
料理中にフライパンや鍋の底に黒いすすがつく場合は、バーナーキャップを手入れしましょう。
それでも黒いすすがつく場合は、バーナーキャップが変形している可能性があります。
変形しているバーナーキャップを自力で直すのは難しいため、修理や交換が必要になります。
前提として、ガスコンロの不調や経年劣化に気づきながら、自己判断で使い続けることは避けてください。
特にガス管の劣化やガスホースの亀裂、バーナー部分のサビ・腐食を確認できたら、自分で直そうとせず業者に対応してもらいましょう。
これらの部位は、ガスコンロが正常かつ安全に動作するうえで欠かせません。
買い替えずに使うにしても、しっかり修理しないと使用中にガス漏れや不完全燃焼が起こり、火災や爆発事故につながるリスクが高くなります。
基本的には、前章で紹介した不具合に対する対処法を実行しても改善しなければ、修理か買い替えのタイミングと考えましょう。
修理か買い替えかを判断するには、(生産が終了していない新品の場合)ガスコンロの使用年数が一つの基準になります。
もしガスコンロを購入してから1～5年しか経っていないのであれば、修理に出すのが適切といえるでしょう。
1年以内であればメーカー保証もきき、5年以内であれば補修用部品が保管されている場合がほとんどです。
逆に、ガスコンロの一般的な耐用年数といわれる10年に近い場合は買い替えるのが適切です。
長く使用するほど修理箇所が多くなり、一度直してもすぐに他の箇所が故障する場合もあります。
ここからは、ガスコンロの主な処分方法を紹介していきます。
なお、ガスコンロを処分する際には以下の点に注意してください。
ガス漏れや火災・ガス漏れにつながる恐れがあるので、処分する前に必ず確認するようにしましょう。
ガスコンロは危険物であるという認識を持ち、慎重に作業してください。
家電4品目に指定されていないガスコンロは粗大ごみとして処分できますが、ガスコンロの種類によって扱いが異なるので注意しましょう。
ガステーブルコンロの場合は、ガスホースを取り外せば粗大ごみとして処分できます。
一方ビルトインコンロは、ガス管の接続と取り外しを有資格者でないと行えません。
有資格者が取り外したガスコンロでも、引き取ってくれない自治体もあるぐらいなので、基本的に交換と撤去に対応してくれた業者に処分を依頼します。
粗大ごみとして出す一般的な手順は以下の通りです。
粗大ごみとして処分できれば、ガスコンロ1台あたり1,000円以下で安く回収してもらえます。
ただし、申し込みから回収までに2～3週間と時間がかかる場合が多いので、引っ越し中など急ぎの場合には不向きといえるでしょう。
「ガスコンロを適切に処分する自信がない」
「ガスコンロ以外の不用品も一緒に処分したい」
「なかなか時間が取りづらい」
これらに当てはまれば、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
費用はかかりますが、作業当日に自宅まで回収しにきてくれるので手軽にガスコンロを処分できます。
粗大ごみとして処分するときのように、回収場所まで自分で搬出する必要もありません。
また、ガスコンロ以外の不用品があれば、1つあたりの回収費用が安くなるので、お得に処分できるメリットもあります。
即日対応を売りにしている業者もあり、夜間や休日などイレギュラーな日程でも対応してくれることも。
特に時間に融通が利かない人にとっては、便利に利用できるでしょう。
ただし、無許可で営業する悪徳業者も存在するので、料金の安さだけで決めないように注意する必要があります。
産業廃棄物業者は、ガスコンロの収集・運搬から処分までを「産業廃棄物処理法」に則った形で対応してくれます。
不用品業者のようにガスコンロを自宅まで引き取りに来てくれますが、料金は高くなる傾向があるため、その点を覚えておきましょう。
引っ越し業者によっては、荷物の運搬だけではなく、不用品の回収に応じてくれる場合もあります。
引っ越しに伴いガスコンロを処分したい場合は、まずは引っ越し業者に引き取ってもらえるか問い合わせてみましょう。
処分方法に迷うことが無くなるだけではなく、引っ越し予定日までガスコンロを使えるので非常に便利です。
ただし、必ずしも無料で回収してもらえるとは限らないので、費用についてはしっかり確認しておきましょう。
ガスコンロを買い替える予定がある場合は、販売店に引き取ってもらいましょう。
多くの店舗がガスコンロの購入を条件に、古いコンロを引き取るサービスを展開しています。
ただし、「オンラインショップでの購入のみ」など無料引取りには条件があるので、店舗に持ち込む前に確認するようにしましょう。
特にビルトインコンロは買取市場で需要があり、高値で取引されるケースが多いです。
比較的新しく状態が良いコンロであれば高く売れる可能性もあるので、査定してもらってもよいでしょう。
査定してもらう場所としてリサイクルショップもありますが、なるべく買取専門店に持っていくことをおすすめします。
なおリサイクルショップは幅広いジャンルを扱っているため、処分だけが目的であれば便利だといえます。
ただ、全般的に査定額を安く見積もられる傾向もあり、店舗の買取方針によっては損をしたと感じることもあるでしょう。
一方で買取専門店の場合は基本的に市場相場に合わせて査定するので、製品の価値に見合った価格がつきやすいのが強み。
店頭での買取以外にも、出張買取や宅配便を使った取引が可能な業者であれば、近くに店舗がなくても手軽に利用しやすいです。
なかなか引き取り手は見つからないかもしれませんが、自分の周りでガスコンロが欲しい人がいないか探してみましょう。
ガスコンロを処分するには費用がかかる場合がほとんどですが、譲渡すればほぼ無料で処分できます。
例えば、新生活を始めるにあたってガスコンロが必要な人がいれば、喜んで引き取ってくれるでしょう。
ただし、ガスコンロの取扱いには危険を伴います。
譲渡する相手によっては、ガスコンロを問題なく使えるようになるまでサポートする必要も出てくるでしょう。
今回はガスコンロの寿命と適切な買い替え時期について解説してきました。
ガスコンロの設計上の標準使用期間は約10年とされており、ガス臭や焦げ臭いニオイ、点火不良などの兆候が見られたら早めの対応が必要です。
使用年数や症状に応じて修理か買い替えかを判断し、処分する際は粗大ごみや不用品回収業者など適切な方法を選びましょう。
安全のために定期的な点検と早めの対策を心がけてください。
