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CASE
2022.05.30
一軒家を所有されている方の悩みの一つに、「お庭のお手入れ問題」があると思います。
夏は過酷で日焼けや熱中症にも気をつける必要がありますし、冬は手が千切れそうなほどの寒さの中、雑草を除去していく必要があり、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。
そして、そんな皆様の中で、防草対策に興味がある方は多いのではないかと思います。
ということで今回は、様々な種類がある防草対策のご紹介と、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
まずは、ご自宅の庭で行える防草対策の種類と特徴について解説していきます。
砂利を敷くことで太陽光を遮り、雑草の成長を妨げます。植物の成長には太陽光が不可欠ですので、砂利は防草対策に有効です。また砂利の上を歩くと音が出るので、防犯対策にもなります。自然物ですので寿命も半永久的に続くと言えるでしょう。
コンクリートを施工することで、雑草が生えないようにすることができます。雑草は土に生えてくるので、コンクリートには雑草が根を生やせないのは当然ですよね。見た目もスッキリするのと、メンテナンスもあまり必要が無いので便利な対策の一つとなります。
グランドカバーは植物を生やしておくことで雑草が生えてくる隙を与えないようにする対策のことです。グランドカバーの多くは繁殖力が強く、メンテナンスもあまり必要でないのも魅力の一つです。多くの種類があるので、お好みのデザインのものを選ぶことが出来るでしょう。
除草剤は除草を目的とした薬剤です。コストパフォーマンスが良く、効果も抜群にあります。雑草を枯らすことを目的にしているので、人体に影響があるので注意です。入手も容易にできるので、除草対策の中では一番代表的といえるでしょう。
防草シートは雑草が生えないように、シートで覆うことで太陽光を遮断する対策です。雑草が成長するには太陽光は不可欠なので、この対策は非常に効果的となります。防草シートは太陽光をしっかりと遮断しながらも、水を通す性質があるので水たまりを作らないようにできています。そのためメンテナンスが不要で、防草シートが劣化するまでは使用し続けることができるでしょう。
電動の刈払機を使用した除草対策です。長く伸びた雑草に対して効果的な対策となります。
手作業で雑草を刈り取ることもできます。狭い範囲であれば手作業で十分の場合も。広範囲だと労力がかかり、夏場の作業などは熱中症の恐れもありますので注意しましょう。
人工芝を敷いておくことで雑草が生える隙間をあたえないようにする雑草対策です。何よりも見栄えが良く、人工芝の上で走り回ることもできます。施工には業者に依頼する必要がありますが、自宅の庭に人工芝があればBBQすることも可能です。
次に防草対策ごとのメリットとデメリットについて解説していきます。
砂利のメリットは施工の簡単さと防犯対策に有効な点です。
施工は砂利を敷くだけなので、誰でも可能となります。簡単に入手ができるので、便利です。砂利を敷いていると、音が出るので防犯になります。
砂利が敷いてある家と、敷いていない家では、敷いていない家の方が空き巣に入られやすいものです。見栄えもいいのでオススメの対策と言えるでしょう。
砂利での防草対策は完全とは言えません。砂利を敷き詰めても完全に日光を遮断することはできません。
隙間から雑草が生えてくることがあるのです。分厚く砂利を敷き詰めることで、隙間から雑草が生えないように対策ができます。
コンクリートでの雑草対策のメリットは高い防草効果が期待出来る点です。根を生やすことが出来ないので、防草効果はかなり期待できます。見た目もスッキリして、ほったらかしでも問題がないので手間がかかりません。
デメリットは施工に費用がかかることです。コンクリートは業者でないとなかなか綺麗に施工する事は難しく、依頼するとなるとそれなりに費用が必要になります。
施工する時間も数日間かかることもあり、気軽に施工できる防草対策とは言えません。またコンクリートは硬いので、子供や動物が気軽に遊びまわることができません。
ケガする可能性もあるので、安全面で考えるとデメリットが大きいかもしれません。
グランドカバーは種類が多いのと、防草効果が高い事がメリットといえます。芝生のようなシンプルなものから、カラフルな花が咲くものまであるのです。
その多くは繫殖力も高いので、雑草が生えてくる隙をあたえません。メンテナンスが不要なものが多く、放っておいても繁殖するものもあります。
庭のイメージにあったデザインのものを選びましょう。
デメリットは除去するのが大変な点です。雑草並みの繫殖力があるので、除草するのが一苦労です。
しかしデメリットはこれくらいで、費用もあまりかからない防草対策といえます。
除草剤のメリットはコストパフォーマンスが優れている点です。除草をするための薬剤ですので、他の対策に比べ価格が安価となります。
効果も絶大で、数日で雑草の根を枯らすことが可能です。ホームセンターで容易に入手もでき、気軽に施工できます。
除草するときは除草剤を使用するのが一番ポピュラーといえるでしょう。
デメリットは人体に影響があるという点です。製品によっては、海外では使用が禁止されている製品でも、日本国内では基準を満たし、市販されている製品も存在します。
小さな子供やペットがいるご家庭の場合は、庭で遊ばせると手が荒れてしまったり悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、植物を育てている方なら、枯れさせたくない植物も枯れさせてしまう恐れがあるでしょう。効果がしっかりとある分、使い方には注意が必要となる対策です。
防草シートのメリットは施工の容易さと、防草効果が高いことです。施工に関してはシートを除草後の土の上に敷いて、止めピンを打つ事で施工する事ができます。
特に専門技術が必要ないので、DIYでも施工可能です。防草効果に関しても、太陽光をしっかりと遮断でき高い効果を発揮します。
デメリットは防草シートは見た目が悪いという点です。そのためシートには砂利等を上から敷くなどの対策が必要です。またしっかりと施工ができなければ隙間から雑草が生えることもあります。
きちんと丁寧に施工する必要があるのです。
刈払機は長く伸びた雑草を刈るのに最適だということです。除草剤などでは伸びきった雑草を枯らすのには不向きで、刈払機で一度刈り取ることがおすすめです。
枯れるまで待たなくても良く、即日雑草を除去出来るのがメリットでしょう。
刈払機を用意するのが大変という点がデメリットとなります。
購入するにしてもレンタルするにしても費用が掛かるのです。
また扱いも簡単ではなく、重量もあるため、女性や初心者には不向きの作業といえます。専門業者に依頼するのも検討してみると良いでしょう。
見栄えが良く遊べることができる点です。
庭に人工芝が施工されていれば、砂利やコンクリートと異なり安心して走り回ることができます。
子供や動物がいる家庭ならオススメの対策です。
デメリットは施工に費用がかかることです。人工芝をDIYで施工するのは難しく、業者に依頼することをお勧めします。
しかし、費用が高くつくことが多いので、予算に余裕がある方のみオススメします。
続いて、防草対策ごとの注意点と耐用年数について解説していきます。
砂利とコンクリートの法定耐用年数は15年となっています。耐用年数表上の「構築物」「舗装道路・路面」「石敷」に該当します。
しかし、実際の寿命としては更に長いといえます。コンクリートはある程度メンテナンスが必要になる場合がありますが、砂利は半永久的に使用する事ができるでしょう。
グランドカバーは法定耐用年数15年で「器具及び備品」「生物」「植物 その他のもの」に該当します。
実際の寿命はきちんと世話をすればさらに長くすることが可能です。
防草シートは耐用年数が短く、1〜5年であることがあります。実際の寿命は状況によって異なりますが、3~8年程度といえます。
人工芝の屋外での耐用年数は平均して7~8年程度と言われています。人工芝の種類によっては10~20年長持ちするものもあるので、一概には言えません。
さいごに防草対策にまつわる小ネタを紹介して終わりにしたいと思います。
除草する場合は除草剤が最もオススメの対策です。入手も容易でホームセンターで購入でき、最近ではドラッグストアでも購入可能。
根元から枯らすことができるので、再び生えてくる期間も他の対策よりも長いです。刈り取ることよりも手間がかからずにしっかりと枯らせるのでオススメの方法と言えます。
そもそも生えてくるのを防ぐにはグランドカバーがオススメ。費用がかなり安く、除草効果も高く、見栄えが良いためです。
シンプルなものならどんな場所にも合いますし、メンテナンスの手間もかかりません。デメリットがかなり少ない対策なのでオススメです。
防草効果が高くて長い方法は、人工芝やコンクリートなどの対策がオススメです。一度施工すれば長い間効果が続きますし、見た目も良いです。
グランドカバーなどに比べ、施工したところを有効活用できます。駐車場にしたり、遊びまわるスペースにしたりと自由度が高いです。
費用や手間がかかりますが、どちらもメンテナンスは基本的には不要です。予算に余裕がある方はおすすめの対策と言えるでしょう。
今回は様々な種類がある防草対策のご紹介と、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきました。
この他にもご自宅にまつわる知っておきたい豆知識は、まだまだあります。
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