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2024.07.15
マッサージチェアーは処分するのが大変だと、耳にしたことが一度はあると思います。
ですが処分する方法はいくつか手段が存在し、条件があえば無料で回収してもらえることもあります。
ということで今回は、マッサージチェアーの具体的な処分方法に加え、処分する際の注意点と対処法についても解説していきます。
処分を依頼するメーカーや家電量販店の「問い合わせ先」「サポートサイト」も記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マッサージチェアーは家庭にいながら心身ともに癒しをあたえられる優れもの。
その反面、持ち運びが大変で、処分する際に困ってしまうのも事実です。
そこで、ここではマッサージチェアーを処分する際に困ることを厳選し、その対処法を解説してきます。
全体重を支える必要があるため、マッサージチェアーは大きく頑丈に作られています。
中には重さが100キロを超える製品もあり、無理して持ち運ぼうとするのは危険です。
移動用のキャスターがついているマッサージチェアーでも、重さの影響で予期せぬ方向にバランスを崩し大けがにつながるケースもあります。
特にマンション・アパートに住んでいて搬出に階段を使う必要がある方は、無理をせず不要回収業者に自宅まで引き取りに来てもらいましょう。
マッサージチェアーの引き取りを依頼すると、作業料の他に出張料をはじめとした手数料が発生するケースがほとんどです。そのため、費用を抑える目的で解体して家庭ごみとして処分しようする方もいます。
しかしマッサージチェアーは精密機器のため、素人が解体するのは非常に危険です。
マッサージチェアーには、正しく扱わないと発火する恐れがある部品も内蔵されています。
もちろん部品一つひとつについて細かく調べ、適切に分別・処分できれば問題はありませんが、正直なところ素人には難しいでしょう。
解体中に大ケガにつながる可能性も高いので、多少お金がかかっても適切な方法で処分してください。
「マッサージチェアーであれば、何となく買い取ってもらえそう」
そう考える方も多いです。
しかし、年式と状態によっては相場以下の査定額、そもそも買い取ってもらえない場合も十分にあります。
後ほど詳しく説明しますが、買い取ってもらう最低限の状態は「購入後すぐに、問題なく使用できること」です。
寿命が近く手入れもほとんどされていない、付属品も揃っていない状態では、買い取りの対象にならないので注意しましょう。
本記事では買い取り以外でお得に処分できる方法も解説していきますので、安心して読み進めていただければと思います。
マッサージチェアーの寿命は6~7年といわれています。メーカーによって補修用修理部品の保管期間は異なりますが、使用開始から6~7年も経つと、交換・修理はほぼ難しくなるでしょう。
ただ、あくまで寿命は目安で、マッサージチェアーの品質によっても異なります。
10万円以下の製品は、一般的に耐用年数の低い素材や消耗部品を使っているケースが多く、早く寿命がきます。
マッサージチェアーに限らず、10年前後使っている家電製品は、故障箇所を修理してもすぐに別の部分が故障することも珍しくありません。
たとえメンテナンスを細目に行っている高価なマッサージチェアーでも、問題なく使用できるのは10年が限界と考えましょう。
修理代だけかさんでしまうぐらいなら、いっそのこと買い替えた方がお得といえます。
マッサージチェアーをはじめとした精密機器は、外部からの衝撃やホコリの影響を受けやすいため、故障だと思っても実は一時的な動作不良の場合もあります。
そこで、ここではマッサージチェアーの故障の兆候を分かりやすいものから順に紹介していきます。
対処法も合わせて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そのうえで何度かコンセントを抜き差しても動かない場合は、故障している可能性が高いです。
まれに日を置けば動く場合もありますが、いつ使えなくなるか分からないので、修理か処分の検討をおすすめします。
精密機器であるマッサージチェアーは、一部の部品が壊れても正常に機能しなくなります。
一部分の故障でその他の内部部品にまで影響が及ぶこともあります。
故障が酷くなる前に業者に点検してもらい、使い続けられそうか判断してもらう必要があります。
マッサージチェアーから聞きなれない音が聞こえてきた場合は故障の可能性もあります。
ただ、例えば冷蔵庫の冷気を作る役割があるコンプレッサーなど、家電製品は内部部品の振動が原因で低い音が発生することもあります。
一概に故障とはいえないかもしれませんが、いざ使いたい時に全く動かなくてしまわないように対処方法だけでも問い合わせた方がよいでしょう。
特に、以前と比べて音が大きくなった場合には注意が必要です。
「音が大きくなってきた場合、故障の可能性も考えられます。もし、購入当初よりも音が大きくなっている場合は、お買い上げのお店、または、修理ご相談窓口へ点検・修理のご相談をしてください。」
引用 : パナソニック公式「よくあるお問い合わせ」より
パナソニックのサポートサイトにはこのような記載があります。
マッサージチェアー稼働時の音の大きさが、以前と比べてどう変化したか普段から意識するようにしましょう。
マッサージチェアーの構造上、「エア漏れ」が起こると普段より指圧が弱いと感じます。
マッサージチェアーの簡単な仕組みは以下の通りです。
このような構造なので、内蔵されているエアバックが少しでも破損したり、ホースが抜けたりすると、エア漏れが起こり揉む力が弱くなってしまいます。
自分で修理するのは危険を伴うので、業者に依頼するのが最適な対処法です。
使用頻度や使い方にもよってもマッサージチェアーの見た目は変わるので、一概に故障の兆候とはいえないでしょう。
しかし、マッサージチェアーの一般的な寿命である6~7年は、品質のよい高価な合皮が劣化してキレイな状態を保てなくなる時期とほぼ一致するといわれています。
マッサージチェアーの合皮がはげてきたり、ベタベタしてきたりしたら寿命が近いと考えるのが妥当です。
こちらも故障の兆候とは限りませんが、何かしらの原因でエラーが起こっているのは確かです。取り扱い説明書やメーカーのサポートサイトで対処方法を確認しましょう。
どうしても解決しない場合は、メーカーに直接電話で問い合わせて指示を受けてください。
お問い合わせ先、エラー番号の解説・対処法をはじめ「各種トラブルの解決方法」も詳しく記載されています。
メーカー名 | サポートサイトURL |
パナソニック | https://panasonic.jp/massage/support/contact.html |
フジ医療器 | https://www.fujiiryoki.co.jp/support/contact.html |
ファミリーイナダ | https://www.family-chair.co.jp/support/ |
※上記に「主要メーカーのサポートサイト」をまとめましたので、参考にされてみてください。
マッサージチェアーは地方自治体の条例または規則に従って処理する必要があります。
誤った方法で処分すると罰則の対象になる場合もあるので、分からない場合は自己判断で動かないことが大切です。
ここでは、マッサージチェアーの処分について、多くの人が抱える疑問から最適な処分方法まで紹介していきます。
ネックマッサージャーやクッションタイプなどの小型マッサージ器具は「小型家電リサイクル法」の対象で、家庭ごみとして処分できます。
家電リサイクル法とは、不要な家電製品の中に含まれる鉄や金属などの有効資源を再利用し、地球環境の保全に貢献する目的で制定された法律です。
「使わない家電製品は有効活用する」という趣旨なので、小型家電製品の処分にはお金はかかりません。
ただし通常サイズのマッサージチェアーは、家電リサイクル法の対象外なので注意してください。自治体によって回収方法や処分費用も異なるので、「粗大ゴミ受付センター」に問い合わせましょう。
マッサージチェアーのサイズによっても異なりますが、1,000円から3,000円前後の処分費用がかかる場合が多いです。
ここからは、マッサージチェアーのオススメな処分方法について紹介します。
各方法の注意点も合わせて解説してきますので、どのように処分しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
マッサージチェアーを購入した店舗であれば無料回収してくれる場合もあります。
また買い替えを検討しているのであれば、使用しないマッサージチェアーを下取りに出すのも有効な方法です。新しいマッサージチェアーは下取り価格を差し引いた額で購入できるので、お得に処分できます。
「マッサージチェアーの引き取りに対応している家電量販店」
店舗名 | 買い替え時に処分 | 処分のみ |
ケーズデンキ | 4,400円~ | 別途見積り |
ヤマダ電機 | 約3,000円 | 6,900円~ |
ノジマ電機 | 無料 | 不可 |
エディオン | なし | 玄関口から搬出 4,400円~室内から搬出す 別途見積もり |
ヨドバシカメラ | 4,400円~ | (引き取りのみ依頼) 出張費2,200円 |
直近に購入した店舗以外でも、マッサージチェアーを過去に購入した家電量販店であれば処分してもらえる可能性もあります。
ただ、対応していない店舗もあるので確認は必要です。
買い取りに特化しているため、プロの目で適正な価格で査定してもらえるのが魅力です。
だだし、その分だけ買い取り基準は厳しく、引き取れる商品の種類も限られる傾向があります。たとえ問題なく使用できても、年式が古いという理由だけで買い取ってもらえないことも多いです。
マッサージチェアーの劣化が進んだ状態で、「あわよくば売れてくれたら」という安易な気持ちで持っていくと、期待を裏切られるかもしれません。
逆に製品の状態が良好であり、他の製品に買い変えるための資金を得る目的であれば、有効に利用できるでしょう。
持ち込み以外に出張買い取りも選択できるので、近所に店舗がなくても利用できるのも嬉しいポイントです。
リサイクルショップの場合、マッサージチェアー以外の不用品も、まとめて査定しやすいのが魅力です。他の不用品も売却できれば、一度にまとまったお金が手に入るメリットがあります。
ただし、リサイクルショップは店舗によって製品ニーズが異なることが多いため、相見積もりは必須です。
ある店舗では相場以下の査定なのに、別の店舗では高く買い取ってくれる場合もザラにあるのでしっかりと比較検討しましょう。
事業内容が異なるとはいえ、買い取り専門店と有利に買い取ってもらえる条件は同じです。
上記の特徴に1つでも当てはれば、ぜひ査定を依頼してみてください。
ジモティーを利用すれば、不用品を有料もしくは無料で譲れます。
さらに、登録料や手数料も無料、地元取引がメインのため配送手続きも原則不要です。
使用歴が長く買い取ってもらうのが難しいマッサージチェアーでも、まだ使えること前提で「ジャンク品」と記載すれば無料出品もできます。
登録から取引完了までは、以下7つのステップを踏む必要があります。
登録時にこれといって複雑な手続きはなく、詳細なユーザーマニュアルも完備されているため、安心して利用できます。取引中にトラブルが起こらないように、できるだけ正確に製品の状態を伝えるように注意することが大切です。
自治体に処分を依頼する場合、粗大ごみ(もしくは家庭ごみ)として処分するか、市区町村が認定した不用品回収業者を利用するかを選択することになります。
マッサージチェアーが自治体の定めるサイズに収まっていれば、家庭ごみとして集積場所に出せば問題ありません。規定以上のサイズである場合は粗大ごみに分類され、自治体のルールに従って処分する必要があります。
粗大ごみとして処分する場合は、自治体が設置している「粗大ゴミ受付センター」に連絡します。約2,000円と安く回収できる反面、指定された回収場所までマッサージチェアーを運ばなくてはいけない点を考慮して利用しなければいけません。
回収方法や回収品目は自治体によって異なります。
適切な方法で処分しないと回収してもらえないので、前もってホームページや問合せ窓口を利用して確認しておきましょう。
「粗大ごみに出す一般的な手順」
回収日時はこちらから指定できず、回収日の前日には不要品を集積場所に出せない点も考慮して日程を調整する必要があります。
不要品回収業者に依頼すれば、予約した日時にマッサージチェアーを自宅まで引き取りにきてくれます。
ただし、粗大ごみに出すよりも費用がかかってしまうので注意してください。
資格を持たずに営業する悪徳業者も多いので、相場以上の料金を請求されるリスクを防ぐためにも、事前に口コミ・評判は確認しましょう。
フリマやオークションサイトで、マッサージチェアーの出品は基本的にできません。
メルカリやヤフオクでは、医薬品医療機器等法(薬機法)により医薬品・医療機器の出品に対する規制を設けています。
マッサージチェアーなどの家庭用マッサージ器具は「管理医療機器」に該当し、具体的に以下の行為が禁止されています。
どうしても売りたい場合は、薬機法の規定により販売業の「届け出」が必要です。届け出を出さずに販売した場合、医薬品医療機器法第39条に違反しますので注意が必要です。
参考文献 : 東京都保健医療局「全般事項(フリマ・オークションサイトについて)」より
今回はマッサージチェアーの具体的な処分方法や処分する際の注意点、対処法などを中心に解説していきました。
この他にも大型家電や家具の処分にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。
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