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CASE
2024.11.27
電子レンジのターンテーブルが回らなくなる原因や異音がする場合は、故障を疑う人も多いのではないでしょうか。
電子レンジのターンテーブルが回らないのは、大きく以下の原因があります。
また異音がする場合は、音の種類によって対処方法がことなります。
もし、異音やターンテーブルが回らなくなる現象でお困りでしたら、この記事を最後まで読んで参考にされてみてください。
まずは、電子レンジのターンテーブルが回らなくなるよくある原因について、3つご紹介します。
庫内の広さに対して置く食品や容器が大き過ぎると、壁にぶつかってターンテーブルが回らない原因になります。加熱する際は、丸皿からはみ出さないように置いてください。
また重過ぎても回らなくなる原因になるので、どれくらいの重量をターンテーブルに載せられるか取り扱い説明書で事前に確認しましょう。
例えば日立のオーブンレンジ(MRO-F6C)では、セットする食品の重さを2Kgまでにするように指定しています。
ターンテーブルはモーターで駆動しているので、故障している場合は回りません。
電子レンジに大きな不具合が見られなくても、使用中に少しでも不自然な動作をした場合は部品の劣化や故障が考えられます。
部品の故障は火災の原因にもなるので、まだ動くからと誤魔化して使おうとするのではなく、すぐに原因を調べて早急に改善するように動きましょう。
故障ではなく、ターンテーブルが回転台からズレたり浮いたりして、しっかりとはまっていない可能性もあります。
特に新しい電子レンジは、ターンテーブルをはめる際の力の入れ具合など使い勝手がこれまでのレンジと異なるので注意しましょう。
単機能レンジ限定の原因となりますが、食品のカスや油が回転台のローラーなどに付着していると、ターンテーブルがスムーズに回らない場合があります。
ローラーなどに汚れがある場合は、一度、庫内の清掃をおこなうことで解消されることもあります。
次に、そもそも電子レンジのターンテーブルが回らなくなることで生じるデメリットについてお話しますが、一番のデメリットは、電子レンジのターンテーブルが回らないと、「食材を正常に温められなくなる」という問題です。
電子レンジで食材が温まる仕組みとしては、レンジのマイクロ波で食品に含まれる水分子を振動させることで発生する「摩擦熱」の力を利用して食品を温めています。
そのため、ターンテーブルが回らないとマイクロ波が一箇所にしか当たらなくなり、加熱ムラができることで食品の温めがきちんと行われません。
ただし、この話はターンテーブルがない「フラットテーブル式」という種類には該当しません。
高性能な製品の場合はフラットテーブル式を採用している製品も多いですので、電子レンジの買い替えの際は種類も検討材料に加えることをオススメします。
電子レンジは「単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」の3種類があります。
マイクロ波で食材を温める一般的な電子レンジです。電子レンジを使って料理をすることを特に考えておらず、お弁当や食材を温める目的で使用するのに向いています。
価格はリーズナブルなものが多く、コンパクトなモデルも多いので導入のしやすさも一つの魅力です。
つまみを手動で回して設定をするものから、食品の重さを感知して自動で温め時間を設定するものまで様々なタイプがあります。
より価格を重視したければターンテーブル式が最適です。ただし、既に説明したように中に入れる食品・容器の大きさによって壁にぶつかってしまう場合もあるので、庫内の大きさを確認してから購入しましょう。
単機能電子レンジが食材を温める機能が中心なのに対し、オーブンレンジはヒーターの熱による加熱調理ができる「オーブン機能」と「グリル機能」があります。
オーブン機能は庫内を一定温度に保ち、熱対流により素材にまんべんなく火を通すことができる機能です。熱量が多く素材表面にも適度な焦げ目をつけることができます。
一方のグリル機能は素材に直接火を通すので、短時間で焼き上がる焼き菓子や焼き魚、肉料理などに向いています。
その他にも、2段調理機能やノンフライ機能がなど便利な機能が搭載されているモデルが多く展開されているため、用途に応じた製品を選びやすいメリットがあります。
スチーム機能により料理をふっくらとした仕上がりにでき、電子レンジを使用して作れるレシピの幅も広がります。
スチームオーブンレンジには、タンク式と角皿式の2種類があります。タンク式は角皿式よりスチーム力が強く、高性能モデルに搭載されるケースが多い値段が高いタイプです。
角皿式はリーズナブルなのが魅力ですが、タンク式よりスチーム力が弱く、水蒸気量の調整もしづらいデメリットがあります。安くて導入はしやすいので、スチーム機能がついたオーブンレンジを最初に試す目的で購入するのもよいでしょう。
また、庫内に汚れが付着すると、乾燥や加熱をする過程でこびり付きやすくなってしまうので注意が必要です。日頃の手入れのしやすさも選定ポイントに入れるようにしましょう。
ここでは、使用年月や故障の内容ごとにターンテーブル式電子レンジに不具合が生じた際の対処法を確認していきます。
なお、使っている最中に煙が出ているなど明らかに故障している場合は、自分で直そうとせず早急に修理もしくは買い替えを検討してください。
電子レンジに限らず、長く使用している家電製品は様々な不具合が頻繫するようになります。一度直してもすぐに他の箇所に不具合が生じるケースも珍しくないので、何度も修理に出すよりも買い替えた方がお財布には優しいでしょう。
食品を温める際にマイクロ波を発するマグネトロンの寿命が約10年といわれ、電子レンジの耐用年数と一致します。
また、メーカーが製造終了後の製品の補修用部品を保有している期間は約8年とされています。
※製品が製造を終了したタイミングについては、メーカーのWEBサイトなどで確認してください。
そのため、購入から8年経った電子レンジの場合、部品の在庫がなく修理してもらえない可能性が高いです。もし修理できたとしても、電子レンジの保証期間は約1~5年が目安なので、高い修理代がかかってしまいます。
冒頭にも説明した通り、たとえ購入して間もない電子レンジでも故障だと思ったら使用を控えましょう。
電子レンジには多くの電子部品が使われており、自分で修理しようとすると漏電や感電のリスクが伴います。
ターンテーブルが回らないのは電子レンジの代表的な不具合なので、専門業者に依頼すれば問題なく対応してくれるので、すぐに連絡するようにしましょう。
ひび割れ程度でもターンテーブルの皿が割れているなら、メーカーやネットショップ経由で取り寄せましょう。
同じぐらいの大きさの皿で代用はできますが、オート機能が使えなくなる場合があるので注意が必要です。
取り扱い説明書に電子レンジの付属品の取り寄せ先が記載されている場合がありますが、分からなければメーカーのサポートセンターに問い合わせましょう。
電子レンジから普段聞き慣れない音がした場合、故障の可能性もあれば、単純に電子レンジの機能が働いて音を発しているだけの可能性もあります。
聞こえてくる音によっても対処の仕方が異なるので、変な音がすると思ったらどんな音が鳴っているか聞き分けることが必要です。
電子レンジから聞こえてくる主な異音の種類と対処法は以下の通りです。
ターンテーブルまたは回転皿がはまっているか、ずれていないかを確認してください。
回転皿が割れているなどの理由で同じサイズの皿で代用している場合は、上手くフィットしない場合もあります。その場合は型番に合った純正の皿を取り寄せなければなりません。
なお、電子レンジの加熱が開始される初期動作でカタカタという音が聞こえる場合があるので、故障と勘違いしないように注意が必要です。
ジジジー・ジリジリと音がする場合は、電子レンジが故障している可能性があります。
さらに、異音がするのに加えて食品が温らないようであれば、まず故障していると考えて問題ないでしょう。
10年以上使用している電子レンジであればマグネトロンの寿命が原因なので、修理より買い替えがおすすめです。
ファンの故障やファンを固定するネジの緩みが原因の可能性があります。
家電製品の部品は劣化していくので、ファンの故障が原因の場合は、部品の交換か買い替えを検討が必要です。
ファンを固定しているネジが緩んでいることが原因であれば、ネジを締め直せば解決する場合があります。ただし、自分で対処するのが難しそうな場合は、安全の面からも専門業者に依頼するのがおすすめです。
こちらもファンの故障が原因である可能性が考えられるため、修理や買い替えが必要です。
また、一定時間以上調理した後(積算調理時間)や取り消しボタンを押した際に、冷却ファンが稼働しても同じような音が鳴ります。この場合、冷却ファンは自動的に停止するので問題ありません。
ただし、「ビー」という音が鳴っている場合は冷却ファンが異物を巻き込んでいる可能性があるので注意が必要です。自分で取り除くのは難しいですし、危険も伴うので専門業者に依頼しましょう。
カチカチという音は、レンジが過熱のコントロールをしている時に発する音なので故障ではありません。ただ、気になるぐらいの大きな音が鳴る場合は、一度点検してもらってもよいでしょう。
電子レンジから異音がする場合の対処法を確認してきました。異音がする以外にも、電子レンジの使用前後に以下の症状が出た場合、買い替えまたは修理が必要です。
電源プラグやブレーカーに異常がないのにも関わらず、電源が入らなければ使い物になりません。電源プラグを何度か抜き差ししても改善されない場合は、電子回路基板に異常があるため修理か買い替えが必要です。
基板のみ修理して改善する場合もありますが、故障や劣化の程度によっては新品を購入するよりも高額になってしまう可能性があります。
電子レンジから火花が出る現象をスパークといい、寿命の代表的な兆候です。多くは電子レンジ前面のガラス部分に取り付けられている金属板の破損が原因のため、自分で直そうとするとケガをする恐れがあります。
メーカーに問い合わせても、手の施しようがない場合は買い替えた方がよいでしょう。
電子回路やファンモーターの故障している可能性があります。コンセントの抜き差しを数分ごとに繰り返すと改善する場合がありますが、直らない場合や一時的に直るだけの場合は修理や買い替えが必要です。
部品の劣化や破損が原因で、稼働中に焦げ臭さを感じたり、金属が溶ける際に発する独特の臭いがしたりする場合もあります。
異臭によって気分が悪くなる可能性もあるので、すぐに使用を停止して換気してください。
電子レンジが急に止まるのは、部品の接続不良やセンサーの異常が疑われます。
電源プラグを抜き差しすることで改善する場合もありますが、安全面の観点から無理して使い続けるのはおすすめしません。
電子レンジのモニターにエラーメッセージが表示されていれば、取り扱い説明書を参考に対処してみてください。
頻繁に止まる場合は、寿命と考えてよいでしょう。
マグネトロンが劣化したり寿命が近づいたりすると、マイクロ波が弱くなり温まりづらくなります。
マグネトロンは電子レンジの核となる部品です。完全に故障して食材を温められなくなる前に、買い替えを検討した方がよいでしょう。
ターンテーブル式電子レンジを使用する際は、以下のポイントに注意が必要です。できるだけ長く使用するためにも、一つ一つを確実に実行するようにしましょう。
空焚きは庫内に何も入れずに温めることです。空焚きすると食材を温めるためのマイクロ波を発生させるマグネトロンの劣化が進み、電子レンジの寿命を早める原因になります。
温める前に入れ忘れは確認するようにしましょう。
電子レンジを長い時間連続で使用すると、熱を外部に放出するタイミングが少なくなり本体・庫内が高温状態になります。発火する恐れもあり故障のリスクが上がってしまうので、機器に極力負担をかけないように、長時間の連続使用を避ける意識が大切です。
例えばホームパーティーを開催するなど、どうしても長い時間使わなければいけない場合でも、本体が熱くなり過ぎていないか確認しながら使いましょう。
料理を小分けにして出すなどして、電子レンジが熱くなったら少し間隔をおいて庫内を冷ましてから使うのがおすすめです。
電子レンジのマイクロ波は金属に反応する特性があります。そのため、アルミホイルなどの金属を温めると火花が発生する場合があり、故障や火災の原因になるので注意してください。
火花が発生したら早急に使用をやめ、電源プラグを抜き庫内の温度が十分に下がるまで待ってからキレイに掃除するようにしましょう。
アルミホイルの他にも金属製の皿やカラトリーなど、うっかり加熱してしまわないように注意してください。はじめて使う食器類は、どんな素材でできているかを確認してから温めた方がよいでしょう。
もし、金属製品以外のものを温めて火花が発生するようであれば、すでに電子レンジが故障している可能性が高いので、メーカーに問い合わせましょう。
電子レンジを設置する場合は、壁から一定の距離をあけ、排気口や吸気口を塞がない場所が最適です。電子レンジの排気口・吸気口は、本体の側面もしくは後面についているので、取り扱い説明書で場所を確認しましょう。
排気口や吸気口が塞がった状態で電子レンジを使用すると、熱の逃げ場がなくなり発火や故障の原因になります。
壁がガラスの場合には、排気口と壁の距離が近過ぎると排気熱で割れてしまう可能性があるため注意が必要です。
芋や根菜など、水分量が少ない食材は加熱し過ぎないようにしましょう。加熱し過ぎると焦げやすく、煙が出たり発火したりするリスクがあります。
水分量の少ない食材は、耐熱容器に入れた上で水を加えて温めるのがおすすめです。
また、油が多いバターや生クリームを使った料理、高温になりやすい中華系の饅頭を加熱する際にも注意してください。
加熱時間を自動で設定するオート機能ではなく、庫内の様子を見ながら手動で温めるとリスクを防げます。
庫内に残っている食材のカスなどにマイクロ波が反応して、発火事故につながる恐れがあります。庫内の汚れは衛生的にもよくありませんし、特に油汚れは一度汚れを放置すると取り除くのが難しくなるので、定期的に掃除しましょう。
庫内の清掃には中性洗剤が適しています。中性洗剤は水と油を分解する成分が含まれているため、頑固な油汚れでもキレイに落とせます。
中性洗剤でも落ちない汚れであれば、クリームクレンザーを利用してみましょう。汚れがある程度落ちたら、濡れ雑巾を使用して庫内をキレイに拭きます。
今回は、電子レンジのターンテーブルが回らない、異音がする場合の原因や対処方法について解説していきました。
この他にも家電製品や家具などの不具合に関する情報や処分方法など、知っておきたい知識はまだまだあります。
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