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CASE
2024.12.15
冷蔵庫は長い方で10年以上、早くても5年~7年前後買い替えない方がほとんどです。ですので、日々の使い方によって寿命に差がでやすく、故障原因も家庭によって異なります。
そんな冷蔵庫に関するトラブルですが、ちょっとした知識と作業で修理業者を呼ばなくても済むケースもあります。
その代表的なトラブル事例が「冷蔵庫から氷ができない」「水が溜まる」「異音がする」などの症状です。
ということで今回は、専門業者に依頼する前に確認したいポイントについて解説していきます。
この記事では、「冷蔵庫の故障」 や「症状別に対処法や応急処置」についての知識が得られますので、ぜひ、最後まで読んで参考にされてみてください。
冷蔵庫の下に水が溜まるなど水漏れの症状が起こった際、慌てて修理業者に連絡する場合がほとんですが、中には簡単に直るケースも存在します。
その代表的なトラブル事例が「冷蔵庫から水漏れする場合」です。
ちょっとした知識と作業で、修理業者を呼ばなくても大丈夫なことも多いですので、ぜひ、専門的な知識が必要な場合とそうでない場合の判断をつけるようにしましょう。
まずは確認したい箇所について解説します。
水漏れの原因を特定する際に初めにチェックしたいのが、霜取りで発生する水を排水するドレンホースの不具合です。ドレンホースにごみが詰まっていると、正常な排水が妨げられ庫内に水が逆流する場合があります。
冷蔵庫の下や庫内に水溜まりがある場合は、ドレンホースの詰まりを疑ってみてください。
ドレンホースを掃除しないで放置している場合に限らず、冷蔵庫の設置場所が不適切でも、水漏れが起こりやすくなります。日頃の手入れや管理方法を見直すとともに、取扱説明書などで冷蔵庫の適切な設置方法を調べてみてください。
冷蔵庫を冷やすために必要不可欠な部品であるコンプレッサーの故障によっても、水漏れを引き起こします。コンプレッサーは冷蔵庫が本来の機能を発揮するための核となる部品であるため、素人の知識と技術で直すのは難しいです。
誤ったやり方で一時的に対処しても、すぐに動かなくなる可能性が高く、最悪の場合は故障につながってしまうので注意してください。
冷蔵庫が冷えていない状態で水漏れしている場合は、コンプレッサーの故障を疑いメーカーや専門業者に問い合わせましょう。
コンプレッサーの修理費用の相場は5万円前後です。
新品の冷蔵庫は10万円あれば買えるので、冷凍庫の一般的な寿命(10年程度)を考慮して、経年劣化による故障と判断したら買い替えた方がよいでしょう。
ドレンパンは一般的に冷蔵庫の一番下の引き出し奥にあり、排水された水を溜める受け皿の働きをします。ドレンパンに溜まった水は冷蔵庫の熱で蒸発する仕組みなのですが、排水量が増え過ぎると排水しきれず水があふれ出してしまいます。
もし冷蔵庫で食材を問題なく冷やせるにも関わらず水漏れする場合は、ドレンパンに水が溜まる速さが蒸発する速度を上回っている可能性が高いです。
ドレンパンに溜まった水は定期的に捨てるようにしましょう。
ドレンパンに水がはやく溜まる原因の一つに、冷蔵庫の開閉頻度が多く庫内の温度が上がってしまうことがあります。冷蔵庫は必要な時以外は、できるだけ開けないように意識しましょう。
また、あつあつの料理をそのまま冷蔵庫・冷凍庫に入れても、庫内の霜が一気に溶けてドレンパンが水で一杯になるので注意してください。
冷蔵庫の下から水漏れしている場合、製氷機の不具合が原因の可能性があります。
具体的には「給水パイプの詰まり」または「給水パイプの差し込み口に不具合が起こっている」ケースが多いです。
差し込み口が問題の場合は差し直すだけで改善する場合があります。それでも直らず給水パイプの詰まりが疑われる場合は、冷蔵庫の電源を落とし詰まりを解消しなくてはなりません。
前章では、冷蔵庫からの水漏れは以下の原因で起こると説明しました。
ここからは、その他の水漏れが起こる原因である「パッキンの劣化」「地震や停電などの外部要因」について説明していきます。
冷蔵庫のドアの縁にはパッキンがついており、庫内の空気が外に漏れないように密閉状態にする役割があります。パッキンはゴム製のため、経年劣化が起こるのが問題です。パッキンが劣化してドアに隙間ができると、大量の霜ができ排水が正常に行われなくなります。
目安として、ドアの隙間にハガキを差し込んで入るようであれば、パッキンが劣化している可能性があります。
パッキンの劣化が水漏れの原因だと判断したら、基本的には新しい冷蔵庫に買い替えるのがおすすめです。パッキンが劣化している場合、冷蔵庫自体が劣化している可能性があるので、せっかく修理しても他の箇所が故障する場合があります。
パッキンを自分でも交換する場合でも、初めての作業であれば専門の修理業者に依頼した方がよいでしょう。作業に慣れていないと不意に冷蔵庫を傷つけてしまい、故障させてしまうリスクがあります。
地震や停電などが原因となり冷蔵庫が長時間動かないと、庫内の霜が時間とともに溶けだして水漏れします。庫内の状態によっては、たった1時間動かないだけでも水漏れする可能性があるので注意が必要です。
対処法としては、一時的な停電であれば配電が再開するまで待ち、自宅が太陽光発電であれば電力を使用できるようにシステムを切り替える方法もあります。
冷蔵庫を購入したばかり、または現状で特に故障している箇所が無い場合は、出勤などで家にいない時間帯や夜間帯に停電や地震がなかったか確認してみましょう。
水漏れを放置すると故障するリスクを招くだけではなく、床をはじめ建物へのダメージ、さらに漏電の危険もあり非常に危険です。
冷蔵庫の水漏れに気付いたら放置せずに、自分の身を守るためにも早急に対処するようにしましょう。
冷蔵庫の水漏れを放置すると、大きく以下2つのリスクがあります。
床が濡れた状態で放置すると、湿気の影響で床が傷みやすくなります。特にフローリングは水に弱い木材で作られているので、放置すると以下の影響が出る場合があるので注意が必要です。
フローリングは一度水を吸収すると、木材は約1~3年で腐敗するといわれています。
カビが繫殖するとアレルギー症状を引き起こす場合もあり、大人子供問わず健康的な影響は多少なりともあるでしょう。
特に湿った木材を餌とするシロアリが発生すると、家の基礎部分まで食害が及ぶケースも珍しくありません。マンションやアパートで暮らしている場合、下の住人にも迷惑をかける可能性があるので早めに対処しましょう。
冷蔵庫から漏れた水は床だけではなく、壁や電源コンセントにもかかる可能性があり、漏電から火災につながるケースもあるため非常に危険です。
雷や計画的な停電が無いにも関わらずブレーカーが落ちたら、漏電している可能性が高いので、冷蔵庫の電源を落として対処しましょう。
また水を拭き取る際は、濡れた手でコンセントに触れないように注意してください。
前章では水漏れによる様々なリスクとその対処法を解説しました。
しかし、トラブルに気付いた段階で手の施しようがないほど状態が悪化している可能性も想定しなくてはなりません。
大切なのは、トラブルが発生した後に慌てて対処するのではなく、そもそも水漏れが発生しないように日常的に対策しておくことです。
冷蔵庫の水漏れ被害を予防するため、以下のポイントを注意・実行してみてください。
既に説明したように、ドレンホースやドレンパンに埃やごみが溜まると水漏れの原因になります。定期的に冷蔵庫の状態をチェックして、汚れている場合は掃除しましょう。
同時に正しい位置に設置されているか、ズレはないかなど基本的な点検を徹底することも水漏れ防止につながります。
ドレンホースには水垢やごみが溜まりますが、針金などで掻き出そうとするとホースを破ってしまう恐れがあるので注意しましょう。また、掃除機を使ってドレンホース内部の詰まりを取ろうとするのもやめてください。掃除機で詰まりを解消した直後に内部に水が入り、漏電が起こり火災につながるケースがあるためです。
目安として年に2~3回程度、特に室外機周辺にゴミが散乱してドレンホースが汚れやすい台風シーズンに、高圧洗浄機を使用して掃除する方法がおすすめです。
具体的な掃除方法は、以下のサイトを参考にしてみてください。
参考サイト:【プロ解説】エアコンのドレンホースの掃除方法|効果抜群でスッキリ綺麗 – エアピカ
ドレンパンは定期的に状態を確認し水が溜まっていたら捨てるとともに、拭き掃除をするとよいでしょう。ドレンパンの位置や扱い方は製品によって異なるので、取扱説明書を参考にしてください。
ドレンホースとドレンパン以外には「冷気の吹き出し口」に汚れが溜まっていないかもチェックしましょう。吹き出し口の場所についても取扱説明書での確認が必要ですが、一般的には冷蔵庫の奥にあるので参考にしてみてください。
吹き出し口に汚れがあったり、埃やごみで塞がったりすると庫内が冷えづらくなり、霜がとけて水漏れの原因になります。定期的に汚れを拭きとりましょう。
フローリングに冷蔵庫を直接置くと、水漏れした際に木材が腐り様々なリスクを引き起こします。詳しくは第三章「3 冷蔵庫の水漏れを放置するリスクについて」をご参照ください。
マットやシートを冷蔵庫とフローリングの間に敷けば、仮に水漏れした場合でも被害を最小限に食い止められます。使用中によくあるトラブルである、霜取りの最中に水浸しになったという事態も避けられるでしょう。
また、冷蔵庫が安定することで耐震性を向上させられるメリットもあります。
冷蔵庫をできるだけ長く安全に使うためにも、マットやシートの導入を検討しましょう。
冷蔵庫を開けている時間が長いほど、庫内の温度が上がり、内部の霜が溶けて水漏れが起こる原因になります。冷蔵庫の開けっ放しには十分に注意して、食材を入れる時もできるだけ素早く行うようにしましょう。
さらに日頃から意識して冷蔵庫を開ける頻度も少なくすれば、水漏れ対策に加えて電気代の節約にもつながり一石二鳥です。
冷蔵庫を開け閉めする頻度・時間は極力短くするように心掛けましょう。
冷蔵庫で氷ができない原因は、大きく「庫内の温度上昇」「機能の不具合」「設定・設置ミス」に分けられます。
それぞれの症状別に解説していきます。
以下の理由で庫内の温度が上がると、氷ができない原因となります。
庫内が冷えてから製氷が始まるため、はじめて冷蔵庫を使う場合は24時間以上かかることも珍しくありません。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
霜が冷気の吹き出し口付近に多く付着していると、庫内に冷風が行き渡らず氷ができない原因になるので、霜取りをする必要があります。目安として半日~1日ほど冷蔵庫の電源を落とすことで霜の除去が可能性です。霜取りをする際は庫内の食材を取り出し、霜が溶けて水浸しになる場合もあるのでタオルを用意しましょう。
庫内の温度が上昇している以外にも、以下の理由で氷ができない場合があります。
検知レバーは製氷皿から落ちる氷を貯めておく貯氷ケースに設置されています。製氷機は検知レバーで氷の量をはかり一定量に調整しており、検知レバーに氷が触れるタイミングで製氷が停止する構造です。
当然、この検知レバーが誤作動を起こすと正常に氷はできません。検知レバーの誤作動は、主に貯氷ケースに貯まる氷の高さが均一でない場合や、氷以外のものが入っている場合に起こります。
また、氷をすくうシャベルなどが検知レバーに触れても誤作動が起こるので注意してください。
冷蔵庫で作られる氷は、給水タンクから製氷皿に注がれる水を冷却したものです。そのため、給水タンク・製氷皿のどちらかでも適切に設置されていないと氷はできなくなります。
また、製氷皿が割れており、割れている箇所から水が漏れていても製氷できません。
給水タンクや製氷皿が正しく設置されているのに、氷ができない場合はチェックしてみてください。
設定ミスについては、自動製氷機能の設定を確認してみましょう。
そもそも自動製氷機能のスイッチがオフになっていると製氷されないので、まずは確認してみてください。
また、温度設定が弱く過ぎても製氷機が正常に機能しません。
取扱説明書を参考に適切な温度に変更した後、製氷されるか確認してみてください。
ここでは、製氷機で氷ができない時のチェックリストを「氷が全くできない場合」と「氷ができるのが遅い」場合に分けて紹介していきます。
まずは給水バルブと電源プラグを確認してみてください。プラグやコードに重いものが載っているなどして、外れている場合もあります。
また、仮に給水パイプが凍結している場合は漏電遮断器のスイッチをOFFにして、融けるまで待ちましょう。
製氷機のフィルターに埃やごみが溜まると正常な運転が妨げられ、氷ができるのが遅くなる場合があります。
フィルターを丁寧に清掃し、付着した埃やごみはキレイに取り除きましょう。おすすめは中性洗剤入りのぬるま湯でフィルターを洗う方法です。洗う際はネットを破らないよう十分に注意してください。
洗い終わったら、洗剤が残らないようにしっかりすすぎ、水分が残らないように日陰で乾かしましょう。
外気温も製氷機能に影響を与える場合があります。特に夏場で周囲の温度が35℃以上になっている場合は注意が必要です。冷房や換気扇で周囲の温度をできるだけ下げましょう。
冷蔵庫から聞こえてくる音は、機器の状態を判断する一つの目安となります。冷蔵庫の音によって「どんな故障や不具合なのか」それとも「単なる仕様なのか」を判断できるようにしましょう。
冷静から聞こえてくる主な音は、以下に分類されます。
冷蔵庫内を冷やすコンプレッサーの振動音である可能性があるので、多くの場合は故障ではありません。ブーンの他にも「ウィーン」「ビー」「ジー」などのように聞こえる場合もあります。
外気温が上がる夏場は特にコンプレッサーの運転率が上がり、振動音が鳴る機会が増えますが、冷蔵庫の仕様のためそこまで気にする必要はありません。
どうしても音が気になる場合は、冷蔵庫の周りにできるだけ物を置かないようにし、壁からも距離を離すようにしましょう。冷蔵庫が放熱できるスペースを確保することで、熱を放出できずにコンプレッサーが必要以上に動いてしまうことを回避できます。
稼働音が鳴り止まなかったり、いつも以上に騒音が気になったりする場合は、サーモスタットが故障している可能性があります。
サーモスタットは冷蔵庫内の温度を測るためのセンサーで、庫内の温度を感知してコンプレッサーを動かすかどうかを決める仕組みです。
サーモスタットが故障すれば、コンプレッサーも誤動作を起こし音が鳴ります。
温度を正確に感知できないと、食品を正常に冷やせなくなり、腐らせてしまうことも少なくありません。
サーモスタットの故障が疑われる場合は、専門の業者に依頼してしっかり修理してもらいましょう。サーモスタットを交換すれば、コンプレッサーも基本的には誤動作を起こさなくなります。
ドアをノックするような音がする場合は、ダンパーサーモの作動音が原因である可能性があります。ダンパーサーモは庫内の温度を調整するためにあるため、音が聞こえてきても仕様であるため問題はありません。
ダンパーサーモは外気と触れる機会が多いドア付近にあるのが一般的なので、特に気温が上がりやりすい時期は頻繫に音が鳴ります。
カタカタという音が鳴なるのは、コンプレッサーが動作する際の振動が原因である可能性があります。他の箇所に比べて安定性が少ないドアポケットに入れた飲料や調味料が揺れて音が鳴っている場合が多いので、ガラスや瓶があれば入れる場所を変えてみましょう。
ガタガタとさらに激しい音が鳴る場合は、冷蔵庫が平らな場所に置かれていたり、壁や物に触れていたりするなど、設置場所に問題がある場合があります。
同じ場所に冷蔵庫を数年置いていると、床がへこむケースも少なくありません。
冷蔵庫の周辺を確認して置き場所が悪いと感じたら移動させましょう。
冷蔵庫には庫内の霜を自動で除去する装置があり、故障すると溜まった霜がファンに接触してカラカラという音が鳴る場合があります。
また、冷却ファンの劣化も音がする原因の一つに考えられます。
冷蔵庫はコンプレッサーによって冷却した空気を、冷却ファンで庫内全体に送って冷やす構造だからです。ドアが締まっている時はカラカラ音がするものの、開けると音が鳴りやむ場合は冷却ファンが劣化している可能性があります。
キュルキュルという音が冷蔵庫から聞こえる場合の多くは、圧縮されたフロンガスの稼働音である可能性が高いです。キュルキュルの他に、シューシューと聞こえる場合もあります。
冷蔵庫は一般的に、圧縮して液体になったフロンガスを気化させることで冷気を発生させる仕組みのため、音が聞こえても多くの場合は故障ではありません。
ただし、いつもより頻繫に・大きな音が鳴る場合は冷蔵庫自体が劣化している可能性があるので、部品の交換や修理を検討してください。
どれにも当てはまらない音が聞こえる場合
冷蔵庫から聞こえてくる音が上記のどれにも当てはまらずなければ、取扱説明書やメーカーのホームページを調べてみてください。取扱説明書が紛失していても型番でネット検索すれば、PDFなどで作成されたマニュアルが見つかる場合もあります。自分で調べる自信がない場合や急ぎの場合は、最初からカスタマーサポートに電話やメールで問い合わせてもよいでしょう。
ただし、購入から長く使っている冷蔵庫の場合は、寿命の可能性もあります。
中には30年以上使い続けている人もありますが、冷蔵庫の一般的な耐用年数は12~13年です。
電気冷蔵庫の部品保有年数も9年とされ、部品が無くなった時点で修理は受けられません。かりに10年近く冷蔵庫を使っているなら買い替えの目安といえます。
冷蔵庫の音が気になる場合の対策として、以下を意識しましょう。
まずは冷蔵庫からどんな音が鳴っているかをしっかり聞き、原因を判断するようにしましょう。
例えば「ブーン」や「コンコン」という音が鳴っているのなら、冷蔵庫の作動音であるため、基本的に問題ないと考える。逆に「カタカタ」「ガタガタ」という音であれば、冷蔵庫の設置場所に問題があるといった具合に、適切な見極めが必要になります。
前章で解説した、冷蔵庫から発する「音ごと」の原因と対処法を参考にして、冷静に判断していきましょう。
故障ではなく単なる冷蔵庫の仕様である可能性もあるので、慌てて修理を依頼して損をするのは避けたいところです。判断に迷ったら、まずはメーカーのカスタマーサポートに問合せるようにしましょう。
庫内に入っている食品の量が多いと、庫内が冷えずコンプレッサーに負担がかかります。冷蔵庫は製品ごとに標準容量が定められています。目安として標準容量の7~8割以上は入れないように心掛けましょう。
気温が高い時期は庫内の温度が上がるため、コンプレッサーが発する「ブーン」という音が頻繫に聞こえても不思議ではありません。
しかし、音が鳴り続けている場合は、冷蔵庫に物を詰め込み過ぎている可能性があるので
注意してください。
冷蔵庫から異音がする場合、設置場所の問題もありました。
壁と冷蔵庫の距離が近すぎるなど放熱スペースを十分に確保できないと、コンプレッサーに負担がかかり異音を発生させる原因になります。
コンプレッサーは圧縮機と呼ばれ、冷媒を圧縮して気体にする役割を担っている冷気を作る上で大切な部品です。冷蔵庫を長持ちさせるためにも、設置場所には注意しましょう。
振動を吸収する機能がある防振マットを使えば、冷蔵庫の音をある程度は軽減できます。冷蔵庫の置き場所を変える場合も、フローリングに傷が付くのを避けられるため便利です。
冷蔵庫の中身を減らすことや放熱スペースを確保するなど様々な対策をしても、冷蔵庫の音は多少なりとも鳴ります。故障していないことが前提になりますが、音が気になる場合は防振マットで対策してもよいでしょう。
今回は、「氷ができない」「水が溜まる」「異音がする」などの冷蔵庫のよくあるトラブル事例とそれぞれの対処方法、修理業者に依頼するかしないかの判断基準などについて解説していきました。
この他にも家電や不用品に関する知っておきたい知識はまだまだあります。
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