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2024.12.28
使わなくなったタイヤの処分方法は店舗や個人への売却、タイヤ交換時の処分など、様々な選択肢が存在します。
しかし、それぞれにメリット・デメリットが存在し、処分する際にも注意したいポイントもあります。
ということで今回は、タイヤホイールの処分方法や処分時の注意点について解説していきたいと思います。
これからタイヤホイールの交換を検討されている方は、ぜひ参考にされてみてください。
保有しているタイヤホイールが売却できるかを判断するためには、以下の内容を確認してみてください。
タイヤの溝の深さによって、買取ってもらえるかの判断ができます。
店舗によって「残り溝が7分山以上」など明確な基準を定めている場合もあるので、一度問い合わせてみてください。
ただ、タイヤの「スリップサイン」が露出している場合は、基本的に店舗での売却は難しいでしょう。
スリップサインはタイヤの摩耗状態を視覚的に確認するのに役立ち、タイヤ溝の奥の少し見えづらい場所にあります。タイヤの溝の中をよく見ると所々盛り上がっている部分がありますが、これがスリップサインなので調べる際の参考にしてみてください。
見つけ方としては、まずタイヤに数か所刻印されている「三角マーク」を探してみてください。次に、三角形の頂点からラインを真っ直ぐ引いた場合に、交差する溝を確認するとスリップサインがあります。スリップサインは溝の数と同じだけ存在します。
1周の溝には、4~9個のスリップサインがあるのが一般的です。
例えば、溝が4本あり三角形が4つあれば、計16個のスリップサインが存在します。
全てチェックして、一か所でも露出していればスリップの危険性があるので、買取ってもらいづらいのが現状です。
タイヤやホイールに傷やサビなどの劣化が見られる場合、査定額が下がるだけではなく、買取対象外になる場合があります。
タイヤのサイドウォールのひび割れなど、安全な走行が難しくなる場合に至っては、売却するのはほとんど難しいと考えてよいでしょう。
具体的には、保有しているタイヤホイールが以下の状態に該当すれば、買取ってもらえない可能性が高いです。
■売却しづらいタイヤホイールのチェックリスト
タイヤ
ホイール
もちろん100%売却できないとは限りませんが、中々引き取り先が見つからない可能性が高く、処分に時間がかかってしまう点は覚悟する必要があるでしょう。
タイヤホイールの素材は、大きくアルミ合金とスチールに分類されます。
両者を見分け方は、ホイールキャップ(カバー)の有無です。
アルミホイールはホイールキャップが付いていない場合がほとんどです。
逆に、スチールホイールはホイールキャップが付いており、キャップを外すと黒いホイールが見えてきます。
ホイールに使われている素材はアルミやスチール以外にもありますが、ほとんどの場合、両者のいずれかだと考えて問題ありません。
両者とも汚れ・歪み・腐食・割れがあっても処分はできる点は共通しています。
しかし売却するとなると、スチールはサビやすく、金属単価も低いため難しいのが現状です。
一方でアルミホイールはデザインやカラー展開が豊富であり、素材自体にも価値があるため、ある程度の価格で売却できます。店舗で売却可能になるのは、基本的にはアルミホイールだという点も知識として覚えておきましょう。
タイヤホイールは「適正処理困難物」に分類され、基本的には粗大ごみとしては処分できません。適正処理困難物とは、各自治体の保有技術や設備で処分が難しいものを指します。
ただ、一部の自治体では粗大ごみとして受け付けている場合があるので、念のため回収できるか問い合わせてみてもよいでしょう。
ここでは、粗大ごみとして回収する以外のタイヤホイールの具体的な処分方法を5つ厳選し、処分時の注意点とともに解説していきます。
カー用品店やカーディーラーなどで、タイヤ交換時や新品タイヤの購入時に処分してもらう方法があります。
処分費用はタイヤの大きさや種類の他、持ち込んだタイヤを交換時にそのまま処分するか、新品のタイヤを購入・交換する時に処分するかによっても変動します。新品タイヤを購入すれば無料で処分できる場合もあるので、処分方法を検討する際の参考にしてみてください。
なお、タイヤ交換費用は処分料を含んだ形で算出している場合もあり、タイヤ交換後の廃タイヤは販売店側が引き取るのが一般的です。もしもタイヤ交換費用を抑えたい理由で廃タイヤの処分を希望しない場合は、申し出てもよいでしょう。
タイヤ交換時に処分する方法と同様に処分費用はかかってしまいますが、販売店であればタイヤの交換や購入がなくても処分を依頼できます。タイヤを購入した店以外でも依頼できるので、他の店舗とスタッフの対応や費用などを比較検討したうえで決められるのが強みです。
タイヤ販売店とは、タイヤを中心に扱う専門店やカー用品店、ガソリンスタンドなども該当します。店舗によって処分費用は異なりますが、タイヤ一本あたり300円程度が妥当でしょう。
タイヤ交換時に処分してもらうよりも費用が高くなる傾向があるので、できるだけタイヤ交換のタイミングに合わせて処分することをおすすめします。
売却する場合は、2本または4本セットまとめての方が一般的に高く売れます。
中古タイヤ1本のみを購入していく人は少ないためで、1本だけだと査定額がダウンしやすいです。
スタッドレスタイヤの場合は、需要が高まる冬前の10月・11月に売ると高く査定される傾向があります。
不用回収業者であれば、自分でタイヤを持ち運んだり分別したりする必要がないので、女性や高齢者など力に自信がない方でも安心して利用できます。夜間・休日対応を行っている業者もあるため、仕事で忙しい方でも気軽に利用しやすい点も魅力です。
さらに、タイヤやホイール以外の不用品があれば、まとめて回収や買取に応じてもらえるのも不用回収業者ならではの強みといえます。金属の買取に対応する業者であれば、ホイールを査定してもらえる場合があるでしょう。
不用回収業者を選ぶ際は、市区町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けているか確認しましょう。無許可の不用回収業者が、不法投棄や相場より高額な料金を請求してくるケースが非常に多いからです。
総じて、無料回収を謳ったり、見積もりで不自然なほど安い料金を提示したりする業者は問題があります。
多少料金が高くても、後々のトラブルを考えて信頼性のある業者に依頼しましょう。
タイヤは製造から4~6年、走行距離3万kmが寿命の目安です。
寿命の目安を参考に、溝が十分に残っているタイヤや有名メーカーの製品で、まだ使用できると判断できれば、買取業者や個人への売却を積極的に検討してもよいでしょう。
また、本記事の第一章で記載した「売却しづらいタイヤのチェックリスト」も参考に売却できるか判断してみてください。
買取業者を利用する場合は、主な引き取り先としてタイヤ販売店や不用回収業者が想定されます。専門の買取業者に依頼すれば、ブランド名だけではなくタイヤやホイールの状態もしっかり考慮したうえで、適正な価格で査定してもらえるでしょう。
個人への売却としては、オークションサイトやフリマアプリなどネット上での取引が中心になります。販売価格を自由に決める分、上手くいけば高い利益を期待できますが、一定のデメリットやトラブルも起こる場合があるので注意が必要です。
個人に売却する方法は自由に売却金額を設定できる分、店舗に売却するよりも高い利益を上げられるメリットがあります。
その一方で、買い手が中々見つからない場合も多く、処分するまでに時間がかかるデメリットもあります。販売手数料の他に発送費もかかるため、早く売りたいからと価格を下げると、思ったような利益を上げられなくなるケースも少なくありません。
また、フリマアプリなどネット上で売却する場合は、製品の状態を正確に記載する必要があります。商品写真と現物が異なると苦情に発展する恐れがあるため、十分に注意が必要です。
対個人の取引は自分が主導になって行うため経験や慣れも必要になってきます。
自信がない場合は他の方法を検討した方がよいでしょう。
タイヤホイールを処分する時は、以下の点に注意して安全かつお得に処分しましょう。
ホイール付きのタイヤは環境省によって「適正処理困難物」に指定しているため、自治体では処分できません。そのため、タイヤとホイールそれぞれの適切な処分方法を自分で調べる必要があります。
仮に誤った方法で処分すると、本人が意図していなくても不法投棄を疑われてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、悪徳な不用回収業者が不法投棄すると自分にまで罪が問われてくる場合もあるので、業者を利用する場合は慎重に選ぶようにしてください。
個人が不法投棄したと見なされた場合の処罰は「5年以下の懲役もしくは1,000万以下の罰金、または併科」。法人はさらに処罰が重く「3億円以下の罰金」が課されます。
今自分が持っているタイヤホイールの価値に気づかず、何も考えず有料で処分してしまうのはもったいないことです。
仮にタイヤホイールの価値が高ければ、大きな損失につながる可能性があります。
処分前にタイヤホイールの大まかな売却価格を調べておき、市場ニーズがあれば店舗で査定してもらうのがおすすめです。
特に以下メーカーのタイヤホイールは人気があるので、積極的に買取に出してみましょう。
タイヤ
ホイール
タイヤの処分に関する取り決めは、同じ系列店でも店舗間で異なるケースも少なくありません。最初に査定を依頼した業者や店舗が最安値で、かつ対応が自分に合っているとは限らないので、相見積もりを取ることが大切です。
また、不用回収業者を利用する場合も事前に相見積もりを取りましょう。
料金だけではなく、許可の有無や見積もり時の対応も確認することで、悪徳業者を見極められます。
処分する品目・数量が明確であれば、電話やLINEでも見積もりできるので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
タイヤホイールの状態が良いほど、査定額が下がったり買取不可になったりするリスクを回避できます。
普段から車の状態に気を配り、定期的にメンテナンスや清掃を行うようにしましょう。
ただし洗車については、やり過ぎても傷をつけてしまう場合もあるので、適度な頻度を意識してください。
車の維持・管理において将来的な売却を意識することは、運転時のトラブルや事故の軽減につながり、快適なカーライフを送る上で重要です。
今回は、タイヤホイールの処分方法や処分時の注意点について解説していきました。
この他にも不用品の処分や家電製品の故障にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。
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