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2022.12.30
皆さんは、ウッドチップという言葉をご存知でしょうか。
お庭の防草対策を検討されている方なら、一度は耳にしたことがある言葉だと思います。
ウッドチップはご家庭だけではなく、公園やキャンプ場など、様々な場所で利用されているアイテムです。
ということで今回は、そんなウッドチップについて解説していきたいと思います。
お庭の防草対策で悩まれている方は、ぜひ、最後まで読んでみて下さい。
まずはウッドチップの防草効果と良いと言われている理由について、解説していきます。
ウッドチップには庭の雑草を抑制する効果があります。
ウッドチップを庭に敷き詰めることで、土に日光が当たらなくなり雑草の成長を抑えることができます。また風にのって飛来した種も土に着地することができず、芽を出す隙きを与えないので、高い防草効果が見込めると言われています。
ですので、コンクリートや人工芝の施工と同様に、ウッドチップは雑草対策の選択肢のひとつとして、様々な場所で活用されています。
しかし、そんなウッドチップでも防ぎ切ることができない頑固で頑丈な雑草も存在し、ウッドチップ単体だけだと効果が高い得られづらい点も挙げられます。
ですので、ウッドチップを防草対策として利用する場合は、その他の手段とも併用して利用する必要があります。
庭土がむき出しの状態に比べれば、ウッドチップが一面にまかれた庭は各段に見栄えが良く、おしゃれに見えます。
ウッドチップは良い香りが立ち上る特性があり、緑や花の色がウッドチップの茶色にとても映えて美しいです。
木が無い庭でも木の温かみを感じさせることができ、穏やかな雰囲気を簡単に出せます。
簡単に導入できるのもオススメな点です。
ウッドチップはマルチング材と呼ばれ、表面を覆い隠すものとしても優秀とされています。
ウッドチップを敷けば直射日光が当たらないので、夏場に土表面が高温になったり、冬場に霜が降ったりするのを防ぐことができるのです。
庭の温度変化を和らげることで、住み心地の良い気温に近づける事ができます。
ウッドチップがあれば、雨が当たってぬかるんだ道を歩くこともありません。犬や子供が庭で遊んだ際には泥跳ね防止にもなり、転倒予防にも繋がります。
また泥跳ねによって病気になることがあるバラなどは、ウッドチップをまくことで病気予防にもつながるのでオススメです。
ウッドチップの多くは良い香りがするとされています。敷いてしばらくはチップからでる良い香りが広がり、森林浴のようなリラックス効果をもたらすのです。
香りの種類や強さはウッドチップの原材料となる木材によって違います。お好みの香りを見つけたら、庭に使用するといいでしょう。
特におすすめはヒノキで、自律神経の中でも特に副交感神経に作用します。
呼吸を正常に整えて、不眠を解消するといった効果もあるのです。
ウッドチップには消臭・防虫・防カビ・抗菌の効果があります。犬が糞尿をしても大丈夫で、尿はチップが吸収し、糞はチップごと取り除けるので処理がしやすいです。さらに木から出る成分が雑菌の繁殖を防ぎ、消臭してくれます。
動物を飼育している方にもよく取り入れられています。
続いて、ウッドチップのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
ウッドチップは土の表面の乾燥を防止するほかに、雑草の繁殖防止や植物の根を保護してくれます。
土の保湿や土が固まるのを防ぐことから、植物が根を伸ばしやすくするメリットもあるのです。
ウッドチップの角は丸くなっているため、子供が転んでも怪我をしにくいのも特徴です。ウッドチップはサイズが幅広く、大きいものであれば面積が広い庭や花壇などに敷く際の費用も抑えられます。
ウッドチップは水分を含みやすい性質があります。そのため湿気がこもりやすいというデメリットがあるのです。
そのためカビが生えやすくなったり、チップの間に虫が入り込んでしまう可能性もあります。
雨などで濡れてしまった場合は、一度取り出して乾燥させる必要があるのです。花壇で使う際には日当たりの良い場所を選んで使ったり、屋内で使ったりしましょう。
続いて、ウッドチップの耐久年数や交換時期について解説します。
ウッドチップの寿命はお使いになる場所によって違ってきます。
戸外でご使用の場合、1〜2年ほどで地面に接している部分から徐々に土と一体化していきます。チップの風合い、クッション性も変化していき、最後には分解され土に還ります。森の中で倒木や枯れ枝が土に還るのと同じです。
森林にチップを散布しウッドチップの分解速度を測ったところ1年間に4〜20%ずつ減少したという研究もあります。乾燥地より湿潤地の方が、分解速度が速いということです。
また戸外に敷いたウッドチップは風に飛ばされることもあります。
チップの風合いが変わったり、地肌が見えてきたりしたら、ウッドチップを補充しましょう。公共の公園の遊歩道に使われるウッドチップも定期的に補充・入れ替えが行われています。
ウッドチップは、「木」なので、時間がたてば土に還っていきます。そのため、敷きつめた下の方から少しずつ土に還るので、定期的にウッドチップを追加する必要があります。
メーカー推奨の期間としては、半年くらいで補充が必要とされている製品が多いです。
また、乾燥していると軽いのと、踏んでしまうと割れてしまう為に風で飛ばされてしまう事もありますので、2〜3年ほど経過した場合は、メンテナンスを行う必要もあります。
種類や敷き方によっては、手間や費用を考えた場合のデメリットの方が大きくなるケースもありますので、導入にはきちんとした知識が必要です。
ここまで読んである疑問が頭に浮かんできた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、バークチップの存在です。
ウッドチップとバークチップの違いは見た目の違いだと、チップひとつひとつが細かくカットされている製品がウッドチップで、消しゴムより少し小さなサイズ台でカットされている製品がバークチップという見分け方ができます。
また、ウッドチップとバークチップとでは、色味の違いや使用されている木の材料が異なる点も挙げられますが、一度、知識を入れてしまえば一目でその違いが判断できると思います。
ウッドチップとバークチップでも役割は異なり、「消臭が目的」「防カビ」「害虫対策」なのかによって使い分けることが多いです。
基本的には、防カビ対策にウッドチップを利用し、害虫やニオイ対策の用途でしたら、バークチップを利用することが多いです。
それから、バークチップはウッドチップの一種になりますので、厳密に言えば、バークチップもウッドチップだと言えます。
最後によく選ばれているウッドチップの種類や特徴について解説していきたいと思います。
松を使用しているバークチップでデコレーション要素の高いウッドチップです。1袋で約50Lの容量がありますので、一般的なご自宅の庭に敷き詰める場合にも利用できます。
こちらの製品は公園などにも利用されている製品ですので、見た目を重視される場合にオススメしたい一品です。
日本で製造されたLサイズのバークチップで、一般的なバークチップよりも大きい点が特徴として挙げられます。
少し広めのご自宅の庭でもカバーすることができ、均等に敷き詰めるだけで高い防草性を発揮します。
チップ自体の大きさは女性のこぶし程度の大きさで、その他の製品よりもウッドチップの存在感があります。
高品質のガーデニングアイテムで有名なアイリスオーヤマのバークチップです。
中国の松樹皮が使用されたウッドチップで、通気性・排水性が抜群点が高く評価されています。内容量も多く、グランドカバーやコンテナガーデンでの利用が可能です。
またチップ一つ一つが、とても分厚くなっていますので、お庭の温度が一定に保ちやすい特徴があります。
見た目にこだわりたい人におすすめなウッドチップです。「綿半 バーグチップ デコレーションバーク 20L S」は、アメリカ産の松の皮に特殊な加工を施したチップで、導入後の景観の良さが評価されています。
また、導入の手軽さも高く評価されていますので、オススメです。
すこし赤みのある赤松の樹皮を使用したバークチップで、国内で丁寧に面取りされている点が他社製品よりも優れています。
見た目が良く、高級感を与える印象を持っていますので、こだわりのお庭にぴったりです。
1袋で50Lと大容量ですので、一般的なお庭だと余ってしまいますが、広めなお庭を所有されている場合にはオススメしたい製品です。
またこの製品は、晴れているときと雨が降っているときとで、与える印象がガラッと変わりますので、飽きを感じさせない強みを持っています。
白崎コーポレーション『ナチュラルウッドチップ』は、とにかく高いクッション性が高く評価されています。
ご自宅に小さなお子様がいらっしゃるご家庭やペットを飼われているご家庭にオススメしたい製品で、防草性と安全性を兼ね備えている優れものです。
丸太から加工・出荷のすべて国内でおこなっている点も評価が高い理由だと言われています。
今回はウッドチップについて、様々な角度から良い点や悪い点などを解説してきました。
ウッドチップについては、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
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