CASE

灯油の間違った捨て方は法律違反にも。正しい処分方法や長持ちする保管方法を解説します

2023.02.28

皆さんは灯油の処分方法、間違えていませんか?

灯油は特別管理廃棄物という一般ごみとは区別された廃棄物になりますので、正しく処分しないと大変なことになってしまいます。

ということで今回は、灯油の正しく捨て方や具体的な処分方法、長持ちする灯油の保管方法などについて解説していきます。

ぜひ、灯油を余らせてしまった方は参考にされてみて下さい。

余った灯油を捨てるときに考えられる処分方法

余った灯油の処分方法は、いくつか考えられますが一般的な手段としては「ホームセンターで処分する」「ガソリンスタンドで処分する」「不用品回収業者で処分する」の3つが多く選ばれています。

ホームセンターで灯油を処分する

灯油はホームセンターでも購入できますが、基本的には廃灯油の引取りサービスをおこなっているホームセンターはかなり少ないです。

灯油を販売している店舗では古くなった灯油や使わなくなった灯油の処分をおこなっているところもあるようですが、有料で回収サービスを提供している場合や同店舗で購入していないと回収を断られるケースが多いようです。

そのため、ホームセンターでの処分を検討されている方は、まずは電話などで問い合わせてみることをおすすめします。

ガソリンスタンドで処分する

多くのガソリンスタンドは、灯油をはじめとする様々な廃油の引取サービスをおこなっています。ですので、ホームセンターよりも廃灯油の引取りを断られるケースは少ないです。

また持ち運ぶことさえできれば、大量に残っている場合でも問題なく処分することができます。

ですが例外もあり、店舗によっては引き取り不可の場合や有料での回収となるケースもありますので、事前に情報を収集しておくこと大切です。

ちなみに一部の大手ガソリンスタンドでは、灯油の無料回収を謳っている店舗を検索できるサービスも提供していますので、ぜひ、調べてみてください。

不用品回収業者で処分する

車などの移動手段を持っていない場合や灯油の持ち運びが難しい場合には、不用品回収業者がオススメです。回収から処分まで全てを専門業者に依頼することでき、時間も手間も短縮することができます。

大量に量がある場合や処分する時間や手段がない場合は、検討したい処分方法です。

ただし、出張での回収となるため、ガソリンスタンドでお願いするよりも費用は高い場合が多いです。

またどの不用品回収業者でも灯油の処分を依頼できるわけではなく、「廃棄物収集運搬業の許認可」を得た業者でないと灯油の不用品回収の依頼を行えませんので、注意が必要です。

間違った灯油の捨て方とそれぞれのデメリットについて

灯油は冒頭で説明したとおり、処分する方法が法律で定められていて、簡単に処分ができない廃棄物です。

ですので、間違った灯油の捨て方をしてしまうと大変なトラブルに巻き込まれてしまう場合があります。

ここでは間違った灯油の捨て方とそれぞれのデメリットについて解説していきます。

廃灯油を公園や庭に埋めるたり、下水に流したりするデメリット

意外と知られていませんが、廃灯油を公園や庭、下水に流す行為は法律違反だったりします。

実は、廃灯油は「特別管理廃棄物」という捨て方を法律で指定されている廃棄物であり、廃灯油の回収にも廃棄物収集運搬業の許認可が必要だったりするほど、厳密に管理されています。

そのため、下水に流したり公園や自宅の庭に撒き散らす行為は、絶対にしてはいけません。これをやってしまうと高額な賠償金を支払うだけではなく、刑事罰の対象にもなってしまいます。

無用なトラブルを避けるためにも、下水に流したり庭や公園に穴をほって埋めたりすることは止めましょう。

新聞紙や雑巾などに染みこませて、燃えるゴミとして捨てる

こちらについてはお住まいの地域によって判断が分かれます。

多くの自治体では火災事故防止の観点から、廃灯油を家庭ごみとして処分することを禁止しています。そのため燃えるゴミに出したり、新聞紙に染み込ませて処分する方法も使える地域と使えない地域が存在します。

また、天ぷら油などの食用油を固めて捨てることができる凝固剤を使用して処分することも、火災の原因となりますので、禁止されています。

もし家庭ごみとして処分する場合は、まずお住まいの地方自治体の情報を確認することをオススメします。

灯油の使用期限と長期保管時のデメリットについて

灯油には使用期限は設けられていませんが、品質の劣化はおこります。

そのため、安全に使用できる状態とそうでない状態が存在し、長期保管されている古い灯油は、使用には注意が必要です。

灯油の使用期限について

灯油に使用期限は設定されていませんが、灯油の保管状態が悪いとダメになることも良くあります。

実は灯油は紫外線や温度に弱く、また、湿度にも弱いです。そのため、保管状態が良いと次のシーズンでも使用することができますが、梅雨や夏季シーズン時の保管が難しく、灯油が劣化してしまい廃棄するしか方法が無い場合も良くあります。

灯油の寿命を縮める保管場所について

灯油の寿命を縮めてしまう保管場所は「直射日光が当たる場所での保管」と「高温多湿な場所での保管」の2点がよく挙げられます。

そのため、灯油を保管する場合は少しでも劣化を抑えるために、下記の点には注意してください。

【保管時の注意点】灯油の寿命を伸ばすためのコツ

 ・長期保管は次のシーズンまで
 ・灯油用のポリタンクや金属製のタンクで保管する
 ・古いポリタンクは利用しない
 ・直射日光が当たる場所や高温多湿になりやすい場所では保存しない

基本的には、上記の点に注意していれば灯油の劣化が抑えられ、長期保管が可能です。

古い灯油は使えるのか?

古い灯油も正しく保管し、劣化を抑えさえすれば利用できる場合もあります。ですが、古い灯油がまだ使える状態なのか判断することは難しく、基本的にはシーズン中に使い切ることが大切になってきます。

また長期保管する場合も、次のシーズンまでにはきちんと使い切っておく方が安心して使用することができます。

古い灯油を使用するデメリットについて

劣化した古い灯油を使用するデメリットとしては「ストーブの故障」「一酸化炭素中毒の危険」「火災発生時の被害増加」などのリスクが隠れています。

ちなみに、一般社団法人日本ガス石油機器工業会が注意喚起しているHPによると、不良灯油を使用することで下記のようなリスクがあると警告されています。

「不良灯油[変質灯油(持ち越した灯油など)・不純灯油(汚れた灯油、水の混じった灯油など)]、は絶対に使用しないでください。
不完全燃焼や異常燃焼など、予想しない事故が発生するおそれがあります。異常燃焼や故障の原因になります。」

引用元:「不良灯油の使用禁止」より

劣化した灯油(廃灯油)、不良灯油の見分け方

劣化した灯油を見分ける方法は「透明であるか」「不純物が入っていないか」「灯油の臭いがするか」「嗅いだこと無いような灯油の臭いがしないか」だとされています。

しかし、これらの方法はあくまで目安ですので、古い灯油を使用した際のリスクを完全になくすことはできません。

もし、より詳しく見分ける方法を知りたい場合は、一般社団法人日本ガス石油機器工業会の公式HPで分かりやすく解説していますので、ぜひ、そちらをご覧ください。

処分中に灯油をこぼしてしまった場合の対処とやってはいけないこと

灯油をこぼしてしまった場合は、まずは換気をおこなってから拭き取るとるようにしましょう。
基本的には新聞紙やウエス(布など)で拭き取り、処分していく必要があります。
また、雑巾等で灯油を拭き取り、台所や洗面所、トイレなどで洗い流すことは絶対にさけてください。下水に流す行為は法律で禁止されてます。
そのため玄関などにこぼした場合も、水で洗い流すようなことはしない方が良いです。法律違反だけではなく、灯油の被害を広める原因にも繋がります。

まとめ

今回は灯油の正しい捨て方や処分方法、長持ちする灯油の保管方法などについて解説してきました。

廃灯油についてはまだまだ知っておきたいことがたくさんありますので、ぜひ、その他の記事も読んでぜひ参考にされてみてください。

安⼼、信頼、対応⼒のライフサポートが
“選ばれる理由”

選ばれる理由をみる