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漏水はどこから?原因別の見つけ方と自分でできる対処法を解説

2025.10.08

水道代が急に高くなった、配管周りが濡れている、水から異臭がする……こうした症状は漏水のサインかもしれません。

漏水は放置すると水道料金の高騰だけでなく、カビの繁殖や建物の劣化、さらには地盤沈下といった深刻なトラブルにつながる恐れがあります。

しかし、漏水の原因や発生場所を正しく理解し、適切な対処法を知っていれば、被害を最小限に抑えることが可能です。

本記事では、漏水が起こる主な原因から、水道メーターを使った具体的な見つけ方、そして応急処置や業者依頼のタイミングまで、漏水トラブルに関する実践的な情報を詳しく解説していきます。

万が一の事態に備えて、ぜひ参考にしてみてください。

漏水が起こる主な原因

漏水とは、給排水設備やキッチン・バスルームなどの水回りから水漏れしている状態のことを指します。

ここでは、トラブルが起こった際に原因を適切に切り分けられるように、漏水が起こる主な原因を紹介していきます。

パッキンの劣化・破損

パッキンは、給水管のつなぎ目や水栓部品の接合部に使われる、水漏れを防ぐためには欠かせない部品です。

蛇口にはコマと呼ばれるパーツがあり、ハンドルと連動することで水流を調整する重要な役割を担っています。

ただ、給水管を開閉するのは、あくまでもコマの先端にあるゴムパッキンの役目です。

そのため、長年の使用でパッキンが劣化したり、すり減ったりして隙間ができると、給水管を完全に閉じられずに水漏れが起こってしまいます。

さらにパッキンの劣化が進行して破損すると、水漏れはよりいっそう深刻になり修繕に時間がかかるでしょう。

給排水管の老朽化・破損

給水管が古くなると、発生する鉄サビ(酸化鉄)の影響で管壁が薄くなりやすく、水圧で破損するリスクが上がります。

冬になると給水管内の水が凍結して膨張することにより、古い管だと破損するケースもあるでしょう。

特に給水管は使用する度に高い水圧がかかるため、古くなって劣化が進むと一気に水が吹き出すことも少なくありません。

排水管も水が吹き出すほどの勢いこそありませんが、周りが水浸しになったり悪臭が広がったりするなどの被害が出る可能性があります。

問題なのは、給水管も排水管も人目のつかない場所にあるため、気付かないうちに大きな漏水トラブルが起こる恐れがあることです。

漏水の程度によっては、隣の部屋など周りにも迷惑がかかるので、少しでも異変を感じた段階で対処する必要があります。

地震や台風による破損

自然災害の影響で、給水管や排水管が破損して漏水につながるケースもあります。

特に施工から時間が経過して老朽化している配管は、つなぎ目が破損しやすくなっているため注意が必要です。

地震や台風の程度にもよりますが、想像しているより自然災害の影響で給水管・排水管に大きな力が加わります。

早急に対応しないと大きな被害につながる場合もあるので、地震や台風の後には配管をチェックする習慣をつけましょう。

小規模の自然災害でも、何度も起こることで家全体にダメージが蓄積する可能性があるため、こまめに状態を確認してください。

排水桝の詰まり

排水桝とは家庭排水を一時的に溜める場所のことで、排水の流れを調整し、沈殿物を除去して詰まりを防ぐ役割があります。

具体的には、家庭排水に含まれる油や残飯などの重い固形物を桝の底に沈殿させ、比較的きれいな水を流すことで排水管の詰まりを防いでいます。

ただし、固形物は排水桝に蓄積していくため、定期的に掃除しないと詰まりが起きて水が逆流したり、汚れが溢れてきたりする原因になるので注意が必要です。

家の中で漏水が起こりやすい場所

家の中でも、配管が集中している箇所や水を使う頻度が多い場所では、漏水のリスクは高まります。

できるだけ早く漏水箇所の目星をつけられるように、漏水が起こりやすい場所を一つずつ確認していきましょう。

キッチン・浴室・洗面所

キッチン・浴室・洗面所などの水周りには水栓がついており、使用する度に高い水圧がかかります。

状態によっては、水が吹き出して止まらなくなる場合もあるため、定期的な点検が必要です。

また、ハンドルやレバーの根元にカルキ汚れが付着して動きが悪くなることで、しっかり閉まらずに水漏れする場合もあります。

他には、キッチンのシンク下や洗面台下の給水管・排水管周り、止水栓なども漏水が起こりやすい場所です。

シンクや洗面台の下には、フレキシブルホースと呼ばれる給水・給湯ホースがついている場合があります。

名称通りフレキシブルホースは自由に曲げられますが、強引に曲げると劣化が早まるので注意しましょう。

洗濯機の周辺

洗濯機周辺では、主に以下の箇所で漏水が起こります。

  • 洗濯機本体
  • 給水ホース
  • 給水ホースと水栓との接合部
  • 水栓と壁の接合部
  • 排水ホース

洗濯機は一度に使う水量が多いので、洗濯中に漏水が起こると水浸しになる場合もあります。

また排水口の詰まりが原因で、排水ホースから汚水が溢れ出すトラブルもよく起こるので注意が必要です。

洗濯機を使用すると、髪の毛やホコリ、繊維くずなどが多く出るので、普段からこまめに手入れしましょう。

ホースからの水漏れは、蛇口と給水用ホースの接合部分であるニップル周りが濡れていないか、洗濯機の下に水溜りができていないかを確認してください。

ニップルの周りが濡れている場合、ホースと蛇口が合っていないことや長年の使用による「ゆるみ」に加え、パッキンの劣化が想定されます。

洗濯機の下が水溜りになっている場合、排水口にホースがしっかり接続されていないケースやホース自体が劣化している可能性があります。

トイレ・トイレタンク

トイレは以下の箇所で漏水が起こりやすいです。

  • トイレタンク・便器本体
  • 給水管の接合部、止水栓
  • 便器と床の接合部
  • 温水洗浄便座

水漏れがよく起こる場所を確認するだけではなく、トイレの水を流した後に水の音がちょろちょろ鳴り続けていないかも確認しましょう。

排水口の詰まりが原因で水が流れなくなったり、汚水が逆流したりするなど、トイレは頻繁にトラブルが起こる場所です。

キッチンや洗面所と同様、1日で使う水量が多い分、配管や結合部を中心にかなりの負荷がかかるので適切な管理が必要になります。

漏水箇所の見つけ方

漏水が発生しているサインには、主に以下のものがあります。

  • 水道代が急に高くなった
  • 配管が濡れている
  • 水から異臭する、変色している

もし上記のような症状・状態であれば、漏水箇所を特定するために、個人または業者に依頼して漏水調査を行う必要があります。

漏水のサインを確認する

普段と生活リズムが変わらないのにも関わらず、水道代が高くなっていたら漏水を疑いましょう。

漏水かもと思ったら、まずは配管の周辺が濡れていないか確認してみてください。

漏水箇所が配管周辺であるケースは非常に多いです。

また漏水が発生していると、水から異臭がしたり、変色が見られたりします。

例えば、トイレを流した際に水が下水道のような臭いがする場合は、排水管が詰まっている可能性が高いです。

排水管が詰まると水が流れずに溜まり続けるため、漏水につながります。

水の色が変色して赤茶色になっている場合は、配管に付着した赤カビが水と一緒に流れる過程で混ざり合ったことが原因です。

この赤茶色の水は「赤水」と呼ばれます。

赤カビは配管の腐食を進めるため、赤水が原因で配管が破損して漏水につながるケースも少なくありません。

漏水の有無を確認する手順

漏水のサインを確認したら、以下の手順で本当に漏水が発生しているかをチェックします。

  1. 家にある全ての蛇口を閉める
  2. 水道メーターのふたを開け、パイロットメーターを確認

水道メーターは、一軒家であれば屋外の地面、賃貸であれば玄関横のメーターボックスに設置されている場合がほとんどです。

パイロットメーターは直読式と円読式の2種類があり、いずれの場合も赤い印の付いている部分に動きがあるかを確認してください。

蛇口を全て閉めていればパイロットメーターは回らないので、もしクルクル回っている場合は漏水が発生している可能性が高いです。

ただし、排水管の漏水は水道メーターでは確認できません。

排水管からの漏水を調べるには、専用機材の使用や天井や床などの除去作業が必要になるため、業者に依頼するのが通常です。

漏水箇所を特定する方法

  1. 家の中の止水栓を全て止める
  2. パイロットメーターを確認する
  3. パイロットメーターの回転の有無で漏水箇所を特定

■止水栓が設置されている主な場所

  • トイレ
  • キッチン
  • 洗面所
  • 浴室
  • 給湯器

 止水栓とは、給水管や蛇口に付いている一文字のくぼみのことです。

溝になっている部分にマイナスドライバーを差し込んで開け閉めします。

止水栓を全て閉めたら、パイロットメーターの回転の有無を確認します。

パイロットメーターが回っている場合に想定されること

止水栓を閉めていない場所で漏水が起こっている

例 : 洗濯機の蛇口、屋外の水栓、壁の中の水道管、床下など

どうしても目視で漏水箇所を確認できない場合は、漏水調査から修理まで対応してくれる業者への依頼がおすすめ

逆にパイロットメーターが回っていない場合は?

手順1で止水栓を閉めた箇所で漏水が起こっている可能性が高い

■対処法

止水栓を1箇所ずつ開け、つどパイロットメーターを確認

パイロットメーターが回るようであれば、そこが漏水箇所

上記の方法で漏水箇所を特定できても、実際に水漏れしている部分を自分の目で確認できない場合は音を聞くようにしましょう。

耳をよく澄まして水のしたたり落ちる音を聞けば、目立たない場所で水漏れしていても気付ける場合もあります。

漏水に気が付いたときの対処法

漏水を放置する時間が長くなるほど被害は大きくなります。

漏水を発見した際は、より確実な方法を選択して早期解決することを優先しましょう。

応急処置を行う

漏水に気付いたら、すぐに応急処置を行ってください。

漏水の被害が拡大するのをくい止めるため、まずは家の中の止水栓や屋外の元栓を閉め、水が流出するのを防止しましょう。

止水栓はマイナスドライバーを差し込み、時計回りにひねれば閉まります。

どうしても止水栓や元栓が閉まらない場合は、漏水箇所に防水テープなどを巻けば一時的にしのげる場合もあります。

漏水箇所や程度によっては業者に依頼する

水漏れの原因によっては、パッキンや内部部品の交換のみで済む場合もあり、自分でも対処できます。

ただし、同じ水漏れでも以下に該当する場合は自力での対応が難しくなるので、無理をせず業者に依頼しましょう。

  • シンク下など給水管周りからの水漏れ
  • 壁の中、埋設された配管からの水漏れ
  • 蛇口全体がぐらき、根元から水漏れしているレベル

業者であれば、自分の目で確認できない漏水箇所も専用の機械を用いてより正確に特定してくれます。

また、応急処置もままならない程の漏水であっても、即日対応してくれる業者も多いため非常に安心です。

ただし、悪徳業者によるトラブルを防ぐため、業者を選ぶ際は各自治体の水道局から許可を受けている「水道局指定工事店」かどうかを確認しましょう。

水道局指定工事店は全国一律の要件を満たした業者のみが認定されるため、サービスやトラブル対応の質を判断する一定の指標になります。

短期間での再発を防ぐためにも、一度は業者に相談するのがおすすめです。

漏水したときの水道代を負担するのはだれ?

漏水によって上がった水道代を負担する人を、一戸建て・賃貸住まいの場合に分けて解説します。

一戸建ての場合

一戸建ての場合は、基本的に水道メーターをもとに家主に対して水道代・修理代が請求されます。

宅地内の水道設備は家主の財産にあたり、管理義務があるためです。

ただし、以下の条件を満たせば、自治体が減免措置を適用してくれる場合があり、水道代が一部免除あるいは返金される可能性があります。

■減額措置が適用されるケース

  • 漏水の原因が、配管の経年劣化など不可抗力であった場合
  • 漏水箇所の修理後、水道局に「減額申請書」を提出

※減額申請書は漏水発生後、2か月以内に申請

減免措置の適用条件は自治体によっても異なるので、実際に問い合わせることをおすすめします。

マンション等賃貸住まいの場合

賃貸の場合は、漏水箇所が専有部分か共用部分かによって責任の所在が異なります。

共有部分からの漏水の場合は、修理費用も含めて管理組合が負担するのが一般的です。

一方で専有部分は居住者や大家が費用を負担します。

専有部分・共用部分の範囲など、詳細はマンションの管理規約に記載されているので確認しておきましょう。

疑問点がある場合はそのままにせず、管理組合や管理会社に相談してください。

賃貸物件の場合は「水漏れの被害が他の部屋に及んでいない、かつ自分の落ち度によって漏水が発生した場合」は火災保険の補償を受けられます。

また、自室の上階や下階など他の住人による水漏れ被害は、漏水を起こした人が加入している個人賠償責任保険や施設賠償責任保険などで対応できます。

なお、このケースでも自分が加入している火災保険で補填が可能です。

漏水によって生じるリスク

漏水によって様々なリスクが生じますが、他人にまで迷惑がかかるケースも少なくありません。

主に以下のリスクが生じる可能性があるので、被害が広がる前に早急に対処するようにしてください。

漏電による火災

水漏れの影響で家電製品から漏電して火災につながる恐れもあります。

水道の近くなど水漏れが発生しやすい場所には、なるべく家電製品を置かないようにしましょう。

また、火災のリスクを下げるため、冷蔵庫など常時稼働させるものを除き、使わない時は家電製品のコンセントを抜いておくことをおすすめします。

室内の湿気が上がる

漏水によって室内の湿気が上がることで仕上げ材の接着剤が取れ、床材や天井のクロスなどが剝がれてくる場合があります。

漏水を長く放置するほど室内の至る所に不具合が出てくるので、早めの対処が欠かせません。

また、水漏れを放置するとカビが発生し柱が腐ってしまう場合もあり、最終的には家を支える基礎部分まで影響が及ぶリスクもあります。

基礎部分まで腐食が進むと、修繕するのは一筋縄でいかず、お金と時間を要してしまうでしょう。

他にも、繫殖したシロアリが柱を食べてしまい、家が気付かないうちに傾いてしまうといったトラブルも少なくありません。

このように漏水の影響で湿気が上がることで、家全体の耐久性が大きく損なわれてしまう可能性があります。

湿気だらけの部屋だと、木製の家具にカビが生えたり、エアコンの効きが悪くなったりする場合もあるため、普段の生活まで不便になるでしょう。

健康への影響

漏水を放置することで繁殖するカビやダニ、細菌などによってアレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす原因になります。

小さな子どもや高齢者はもちろん、健康な大人でもカビやダニの影響を受けて体調不良になる恐れも十分にあるので注意が必要です。

漏水を長く放置するほど、クローゼットの中や家具の裏など見えづらい場所にまでカビが繁殖し、除去するのが大変になります。

不快な臭いの原因にもなり、臭いが染みつくと中々取れなくなるので、できるだけ早く対応しましょう。

水道料金が高額になる

水道料金は一般的に基本料金+従量料金で算出されます。

そのため、わずかな水漏れでも放置すると、1か月後には水道料金が跳ね上がってしまうので注意が必要です。

例えば、壁の中や地中に埋められた配管など、漏水は目視できない場所でも発生するため、気付かないうちに大量の水が流れ出るケースもあります。

漏水の被害が進行すると、大規模なリフォーム工事が必要になる場合もあり、さらに費用がかさみます。

水道料金の異変に気付いたら、できるだけ早く原因を特定するようにしてください。

地盤沈下を引き起こすリスクも

漏水を放置した場合、地盤沈下が起こるリスクもあります。

地盤沈下とは、地表面が圧縮または陥没して地盤が沈んでいく現象のことです。

地盤沈下が自然に改善することは無く、放置すると徐々に沈下量が増え、家が傾くなどトラブルが起こる原因になります。

地震や地下水の過剰な汲み上げなど地盤沈下が起こる要因は様々ありますが、地中の水道管や給水管からの水漏れが原因になる場合もあります。

地盤沈下につながるのは、漏水によって配管の周辺に空洞ができ、上部の土が空洞部分に落ちるためです。

仮に自宅の駐車場付近で地盤沈下が起こった場合、空洞に車がはまってホイールに傷をつけるなどの被害が想定されます。

漏水の被害を未然に防ぐポイント

漏水が起こるリスクは、日常の点検・メンテナンス、緊急時に対応可能な業者をピックアップしておくなど事前に対策しておけば大きく軽減できます。

以下のポイントを意識すれば、漏水のリスクを減らせるとともに、万が一トラブルが起こった際も迅速に対処できるようになるでしょう。

無理のない範囲で点検やメンテナンスを行う

漏水を防ぐには、日頃の点検やメンテナンスが重要になります。

配管にひび割れやサビがないかの状態確認から、定期的な部品交換や配管クリーニングなどのメンテナンスまで無理のない範囲で行いましょう。

また、凍結ヒーターや断熱材を配管につけるなど、冬場の凍結対策も漏水を防止するためには大切です。

凍結はマイナス4度以下で起こるといわれていますが、「自分の住んでいる地域はそこまで寒くないから」と対策しないのは危険です。

関東圏では2018年1月に48年ぶりの寒波が訪れ、水道管の破裂トラブルが大量に発生しています。

部材が足りず、人によっては復旧まで1週間程度の時間を要しました。

日常の点検・メンテナンスを行い安心するのではなく、突発的なトラブルにも備えて、その時々で起こり得るリスクを常に考える姿勢も大切です。

突然の漏水トラブルに備えて、業者を2.3社ピックアップしておく

事前に対策していても、漏水はいつ・何が引き金になって起こるか予想できません。

突然の漏水被害によって日常生活が送れなくなるリスクを下げるため、事前に即日対応してくれる業者をピックアップすると安心です。

業者に依頼することで、漏水箇所の早期発見とトラブルへの早期対応が可能になり、建物への被害を最小限にできます。

漏水トラブルが長期化することに対するストレスの軽減にもつながるので、困ったら積極的に利用を検討してみてください。

漏水に備えて保険の内容を見直す

家が新しくても、万が一に備えて現在加入している保険の内容や補償内容を見直すことも大切です。

漏水が起こった状況にもよりますが、以下の保険が漏水による損害や修理費用を補償してくれる場合があります。

火災保険 火災だけではなく、自然災害や漏水による水漏れなど建物や家財への被害を幅広く補償

賃貸物件のみならず、個人の住宅でもほとんどの人が加入する重要な保険

個人賠償責任保険 賃貸の専有部分で漏水が起こり、他の住戸に被害を与えた際などに適用

火災保険や自動車保険など、他の保険に付帯して契約する場合がほとんど

施設賠償責任保険 マンションの共用部分で漏水が起こった場合に適用

漏水担保特約が付随していなければ、水漏れ事故に関する損害はカバーできないので注意

まとめ

今回は漏水の原因と見つけ方、対処法について解説しました。

漏水はパッキンの劣化や配管の老朽化などが主な原因で、キッチンや浴室、トイレなどの水回りで発生しやすくなります。

水道代の急な上昇や配管の濡れに気付いたら、水道メーターのパイロットメーターで漏水の有無を確認し、止水栓を活用して箇所を特定しましょう。

応急処置として止水栓を閉めることは有効ですが、壁の中や床下など自力対応が難しい場合は水道局指定工事店への依頼が安心です。

早期発見・早期対処で被害を最小限に抑えましょう!

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