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CASE
2022.07.30
防草対策の中でも手軽に挑戦ができるのが、防草シートだと思います。
今回は防草シートの耐用年数や種類、メリットやデメットなどについて解説していきたいと思います。
防草シートとは、文字通り雑草が生えてくるのを防ぐシートのことです。一般的には雑草の対策には除草剤が一般的ですが、除草剤は毒性がある薬品となります。
人体やペットへの悪影響もありますし、雑草ではない植物が枯れてしまう恐れもあるのです。
人工芝や砂利を敷いたり、コンクリートなどを施工する方法もありますが、手間がかかったり場合によっては完全に雑草を除去できないこともあります。
そんな場合にオススメなのが防草シートです。防草シートは遮光性と貫通抵抗力に優れるため、太陽光をシャットアウトすることができます。
雑草の成長には太陽光が不可欠となるため、効果は絶大です。半永久的に効果は持続するので、草抜きの手間や景観の維持には非常に有効な方法となります。
防草シートの耐用年数は素材によって変わってきます。この項目では、種類ごとの耐用年数についてご紹介していきます。
除草シートの素材にはいくつか種類があります。ポリプロピレンはあまり耐久性が高いとは言えない素材です。
4年程度であればあまり変化はありませんが、6年を過ぎると一気に状態が悪化します。耐用年数は3~5年といったところになるのではないでしょうか。
ポリエステルはポリプロピレンよりも耐久性が高い素材と言われています。
その為、6年が経過すると劣化する事の多いポリプロピレンですが、ポリエステルではさほど劣化がしない事が多いです。
一般的にポリエステルでは耐用年数は8~10年と言われており、長期間の雑草対策が期待できます。
次に防草シートの種類について解説していきます。
太く編み込まれた不織布繊維が雑草をしっかりガードします。4層構造が植物に必要な水や空気、肥料をきちんと通す仕組みになっているのです。
ハサミでカットできるので、初心者でも施工しやすくなっています。
繊維メーカー最大手の東レが発売するポリエステル100%の長繊維不識布を使ったシートです。生命力の強い雑草でもシートを破ることがなく、耐久性と防草性の高さが売りとなります。
即効透水性加工という特殊な加工が特徴のアグリシート。泥跳ね、ぬかるみができにくく、耐久性と保湿性にも優れています。
地面の温度を安定させる効果もあり、ビニールハウスにも利用できるのが特徴です。ポリプロピレンの繊維は滑りにくいので、作業がしやすいのが良いところ。
デュポン防草シート プランテックスは有害化学物質無使用のため環境に優しいのが特徴です。リバーシブル仕様で独自の極太繊維と特殊熱圧着加工による高い耐久性があります。
薄手の防草シートでは対策が難しい雑草にも適した防草シート。高い弾力と強度があるので、雨による砂利の沈下防止の効果があります。
水や液体肥料を通すので植木や花壇で育てている植物を守ることもできるのです。化学物質を使用していないので環境にやさしく、紫外線に当たらない環境で使用すれば半永久的に効果が持続します。
砂利や人工芝の下に敷くと良いでしょう。
次に防草シートのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
太陽の熱を完全に遮断する事ができるため、高い除草効果が期待出来ます。除草剤に比べると人体に影響が無い為、安全性が高いです。
手間もかからないので、除草対策にはオススメの方法となります。
ビニールシートなどと比べると、水を浸透させることができるので水たまりの発生を抑えることができます。水を除去する手間が生まれないので、ありがたいポイントです。
雑草が無くなれば、蚊の発生を抑えることができます。虫刺されなど、衛生面や精神面でのメリットも大きいです。
除草シートは適切な敷き方によってのみ効果を発揮します。隙間があったりうまく敷かれていなければそこに雑草は繁殖してしまうのです。
また長期間の使用により劣化、破れなどがあればその隙間にも雑草が生えてしまいます。効果を最大限にするためには、防草シートとはいえ定期的なチェックが必要となってくるでしょう。
防草シートは強い紫外線に弱く、常に直射日光が当たると劣化が早くなってしまいます。砂利などを敷くことで紫外線の対策をしましょう。
紫外線に対する強度に関しては製品によって異なります。施工する場所によって製品を選ぶ必要があると言えるでしょう。
防草シートを敷くと、地面との間に隙間がどうしても出来てしまいます。その間に日陰特有の虫が発生してしまう事もあるのです。
続いて、防草シートの敷き方や施工方法、必要な道具などを解説していきます。
まず切株などの尖ったものを除去しましょう。残っていると除草シートが破れてしまいます。
地面を平らに整地しましょう。スコップなどをつかって凸凹を無くすことが大切です。この作業をきちんと行うことで、シートを敷いたときの隙間を無くすことができます。
転がしながらていねいに除草シートを設置しましょう。シートの重なる部分は十分に注意が必要です。
10cm以上重なるようにして施工するようにしましょう。
止めピンを打ち、防草シートを固定しましょう。数を減らさず、しっかりと入念に固定する事が大切です。打ち損じはシールで補修するなど、丁寧に作業しましょう。
任意の防草シートを用意しましょう。
シートを固定する釘です。
シートを切断するために、ハサミを用意します。カッターでも代用できます。
釘の打つ位置や、切断する際の位置決めに使用します。
シート押さえ釘を打ち付けるために使用します。
防草シート用の補修テープが存在しますので、用意しておくと安心です。
どんな軍手でもかまいませんが、ケガ防止や衛生的に着用をオススメします。
防草シートはDIYでも十分に施工できるようになっています。業者に任せなくても、長期間防草シートを固定する事が出来きます。
ですが、1点だけ注意事項があります。それは、「丁寧に施工する」という点です。
シンプルで当たり前なことですが、防草シートの施工では一番重要な部分になります。
「雑草を抜く、整地をする、防草シートを敷く、止めピンを打つ」といった作業をきちんと丁寧に行わなければ、必ず失敗します。
もちろん、説明書を読みながら作業をしっかりと行えばプロでなくても問題なく施工できますので、ぜひ、挑戦してみてください。
今回は防草シートの耐用年数や種類、メリットやデメットなどについて解説していきました。
防草対策については、まだまだ知っておきたいことがあります。
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