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固まる土のメリットとデメリットについて解説します

2023.04.29

皆さんは「固まる土」というものをご存知でしょうか。

お庭づくりのアイテムとして取り入れられているもので、購入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな固まる土についてメリットやデメリットについて解説します。

固まる土とは

固まる土とは自然に存在している土のことではなく、土にセメントや砂を混ぜたものの事を言います。
通常のものとは比べ物にならないくらい硬くなるのが特徴です。

見た目は普通の土なので景観は変わらずに、硬さがあるため雑草が生えにくくする目的で使用します。ホームセンターに普通に売っているのでだれでも購入し使用する事ができます。

しかしメリットがある反面、デメリットが存在するので、注意が必要です。

固まる土のメリット:除草効果が高い

固まる土は文字通り、土を固めることで雑草を生えづらくさせるのが最大のメリットです。
植物を育てるのは土を耕し柔らかくする事が重要。
逆に固まる土のような硬い土の中では雑草とはいえ、かなり育ちにくくなります。
除草剤などのように定期的にメンテナンスする必要が無いため、手間がかからないのも利点の一つです。

固まる土のメリット:環境に良い

除草剤や塩などをまくことに比べると、固まる土は環境に良いです。
除草剤や塩などは育てたい植物にも悪影響を及ぼし、一度まいてしまうと完全に取り除くことが難しくなります。

固まる土のメリット:自分で施工できる

固まる土は自分で簡単に施工できます。土をまいて、水をかけるなどの簡単な手順で施工できるのです。
入手自体も簡単ですし、金額も安価です。

コンクリートを施工することに比べると、初心者でも問題なく始めることが出来るでしょう。

固まる土のメリット:景観が美しい

コンクリートなどのものに比べると、見た目は天然の土なので景観が美しいのがメリットです。
今の景観を壊さずに、樹木や花のイメージを壊すことがありません。

固まる土のメリット:掃除もしやすい

通常の土に比べると、落ち葉掃除がかなりしやすくなります。
土がかなり固いので、ホウキなどで掃除しても土埃が舞う事がありません。
コンクリートのような感覚で掃除しやすくなるので、メンテナンスがしやすいのが利点といえます。

固まる土のメリット:撤去が簡単

コンクリートや除草剤などに比べ、撤去が簡単なのも固まる土のメリットです。
コンクリートは一度施工すれば、業者を呼んで大がかりな工事をしなければ撤去出来ません。
除草剤に関しても、一度土に入った除草剤を完全に除去するのは難しいので、簡単に大量の除草剤をまくことはおすすめできません。
ところが固まる土はただの無害の土なので、スコップで掘り起こせば簡単に除去できます。
将来的に気が変わってコンクリートにしたりする場合などにも適している雑草対策です。

固まる土のメリット:暑さ軽減にも繋がる

コンクリートに比べると暑さが軽減されます。
夏場はコンクリートに乗ると、やけどしそうになるくらい熱いですよね。
土だとそこまで熱くなることはないため、気温の上昇も防ぐことができます。
夏場の気温上昇の対策ができるのです。

固まる土のデメリット:欠け、割れが発生する

土が硬いために、欠けや割れが発生しやすいです。
人が歩いたり、自動車や自転車など重いものが通る場合は固まる土の寿命は短くなります。
ただ固まる土によって硬さや耐久度が異なります。
環境によって適した固まる土を使用する事がオススメです。

固まる土のデメリット:水たまりができやすい

固まる土は水はけが良くありません。
全く透水性が無いわけではないので、水がダメということでもありません。
ですが多くの雨が降った場合などは水たまりができやすくなります。
数日間水たまりができたまま、ということも考えられるので、別途対策が必要になる場合もあります。

固まる土のデメリット:苔が生えやすい

水や雨が溜まりやすいので、苔が生えやすくなります。
数日間水たまりができたままにしておくと、苔が発生する確率がかなり高くなるのです。
放っておくと良くないので、対策が必要となります。

固まる土のデメリット:砂が浮いてくる

固まる土には砂を加えているので、長期間立てばその砂が浮いてくることがあります。
風で周囲に飛んでしまうので、汚れや近所迷惑につながることも。

固まる土のデメリット:寒さに弱い

固まる土は寒さに弱いです。ひび割れやはがれにつながり、補修が必要になってしまう事があります。
寒さがひどい地域にはあまり向いていない可能性があるのです。

DIYで施工する場合の注意点について

DIYで施工する場合に注意したいことは、ひとつです。

それは「水勾配をつけること」です。この水勾配を設けることで、水たまりが出来ないようにすることができ、水はけが良いようにしておくことで、水たまりの発生を防ぐことができます。

水勾配を設けないと雨の日は、水浸しのお庭に変わってしまいますので、この点には注意が必要です。

業者に任せるのもオススメ

固まる土は作業が簡単で、初心者でも施工できるのがオススメのポイントですが、固まる土は重く、施工するとなると意外と重労働だったりします。
また、夏場に施工する場合は虫刺されや熱中症のリスクも跳ね上がります。

そこで業者に思い切って任せるのもオススメです。作業の仕上がりはやはりプロなので、間違いありません。
庭を完璧に作り込みたい方は、プロに任せてみてはいかがでしょうか?

デメリットは費用面ですが、施工業者に任せることで仕上がりが良く、そして楽というのがメリットが得られます。

もちろん半日から一日、プロの時間を使って施工するので、それなりの費用がかかってしまいます。そのため、まずは問い合わせしてみることをおすすめします。

ドライテックもおすすめ

固まる土を業者に任せるのを検討している方はドライテックもオススメです。

ドライテックとは透水性のあるコンクリートのことで、水たまりや苔ができず、滑りにくいという特性があります。
何と言ってもコンクリートなので、耐久性が高いです。

固まる土のようにひび割れやはがれが起こることはありません。固まる土の施工費用とドライテックの施工費用はあまり変わらないことも多いです。

業者に任せるのなら、ドライテックという選択肢もお勧めします。

まとめ

今回は固まる土のメリットとデメリットについて解説してきました。

お庭づくりについては、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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