CASE

テレビの音が出ない原因と対処法について解説します

2024.02.16

皆さんは急にテレビから音が出なくなってしまったことはないでしょうか。

精密機器であるテレビは些細な原因でもエラーが発生するので音が出なくても再起動すれば正常に戻る場合もありますが、明らかに故障している場合は状態が悪化しないうちにできるだけ早く修理や処分を検討する必要があります。

ということで今回は、テレビの音が出なくなった際に即実行できる対処法とテレビが故障しているどうかの見極め方などを中心に解説していきたいと思います。

ぜひ、最後まで読んで参考にして、テレビの突破的なトラブルにも冷静に対処できるようにしましょう。

テレビの音が出ない!修理に出す前に確認したいポイント

テレビの音が出ない場合、意外と簡単に解決する場合もあります。

慌てて修理に出す前に、まずは以下の内容を確認してみてください。

  • 再起動して元に戻らないか
  • 初歩的な誤操作
  • イヤホンが接続されていないか(切り替えエラーも確認)
  • 聞こえなくなった直前に水をこぼしていないか
  • 自分では気付いていない聴力の低下

上記の内容で解決しなければ、他の原因や故障している可能性があるので、次章以降の解説を参考にしてみましょう。

再起動して戻らないか

接続機器やデータ放送、ネットワークトラブルなど、様々な外部要因による一時的な不具合は再起動だけで直る場合もあります。

再起動のやり方は、テレビの電源を落した後にコンセントを抜き、再度電源を入れる方法が一般的です。

メーカーによっては電源ボタンの長押しも有効なので、やり方を確認してみてください。

2~3回繰り返し再起動すると解決する場合もあるので、1回で解決しなくても時間を置いて何回か実行してみてください。

初歩的な誤操作

あまりテレビの扱いが得意ではない子供・高齢者から相談を受けたら、初歩的な誤操作がないか確認した方がよいでしょう。

誤ってミュート(消し音)にしていたり、音量を小さくしているだけなのに気付いていなかったりするケースもあります。

特に購入したばかりのテレビは、自分がどの段階で誤操作をしたか気付きづらいです。

よくある誤操作は次章「2、テレビの音が出ない原因について-誤操作」にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ヘッドホンが接続されていないか(切り替えエラーも確認)

設定がミュート(消し音)になっていないか確認するのと同時に、ヘッドホンが接続されたままになっていないかも確認しましょう。

また、ヘッドホンを抜いているにも関わらず、接続状態が解除されないままになるエラーが起こる可能性もあります。

この場合、再度ヘッドホンを抜き差しすると戻る場合が多いので、試してみてください。

聞こえなくなった直前に水をこぼしていないか

水をこぼしてテレビの音が聞こえなくなったときは、水が乾くと正常に聞こえるようになる場合も多いです。

ドライヤーで乾かしながら、少し待ってみましょう。

テレビの音が出ない原因について

テレビの音が出ない原因は以下に大別されます。

  • ケーブルの接続不良や端子の異常
  • 一時的なエラー
  • 誤操作
  • デジタル音声出力設定を変えてしまっている
  • 故障している

それぞれの項目ごとに解説していきます。

ケーブルの接続不良や端子の異常

何らかの原因でケーブル(電源・音声)の接続不良が起こると、急に音が出なくなる場合があります。

接続端子が壊れている可能性も考えられるので、ケーブルを抜いて確認してみましょう。

一時的なエラー

テレビは精密機器なので、少しの衝撃や振動でも正常に動かなくなる可能性もあります。

一時的なエラーが起こっても、電源が入らなくなったり、音声だけ途切れたりするなどの不具合は十分に起こり得ます。

先に説明した、ヘッドホンを抜いても解除が認識されないエラーも、何度も抜き差しする中でテレビに負荷がかかり起こった可能性が高いでしょう。

また、接続端子はテレビの裏側にあることもあり、埃が原因でエラーを引き起こす場合も多いです。

誤操作

特に購入したば

かりのテレビが前触れもなく音が聞こえなくなった場合、自分で気付かないうちにリモコンの設定をミスしている可能性は高いでしょう。

以下に、よくあるリモコンの誤操作をまとめました。

誤操作の内容 備考
ミュートにしている 「ミュート」を、1回押すとオンオフを切り替えられる

 

手軽に切り替えられるため、無意識に押してしまうケースは多い

スピーカーの出力先が別のオーディオになったまま ゲーム、映画、音楽などで「外付けのスピーカー」を使っている場合に起こる可能性がある
音量を小にしている 「まさか」という想いから意外と盲点になりやすい

 

自分の体がリモコンに触れて、無意識に長押して起こる場合が多い

Bluetoothイヤホンの接続が維持されたまま 無線接続のため接続の有無を見分けづらい

誤操作の傾向を見ると、全般的に「リモコンのスイッチを無意識に押してしまっている」「設定を元に戻すのを忘れている」この2パターンが多いといえます。

テレビを見ない時は電源を切り、接続の解除や設定は元に戻すなど、家族間でルールを徹底すれば誤操作はだいぶ減らせるでしょう。

デジタル音声出力設定を変えてしまっている

適切に音声設定されていないと、音が出なくなるのは当然です。

リモコンの設定を自分好みにカスタマイズする中で、誤って音声設定まで変えてしまう可能性もゼロではありません。

テレビ全般の知識がある人以外は触れる機会が少ない音声設定ですが、念のため確認しておく必要はあります。

故障している

再起動してもリモコンの設定を見直しても音が出ない場合は、テレビが故障している可能性が高いです。

保証期間が過ぎていれば、買替えや処分を検討しましょう。

テレビの音が出ない場合の対処法について

続いて、前章で紹介したテレビの音が出ない原因に沿って、具体的な対処法を解説していきます。

ケーブルの接続不良・接続端子の異常が疑われる

ケーブルを抜き差しした後、電源を入れると回復する場合があります。

それでも回復しなければ、接続端子に異常が起こっている可能性が高いので、ケーブル自体を買替えましょう。

一時的なエラーが起こった場合

一時的にエラーが起こった場合は下記手順を行うことで音が出ない症状が改善する場合があります。

  • ① 再起動する:冒頭にも述べた通り、まずは何回か再起動を実行して正常に戻らないか確かめてみてください。
  • ② 接続端子やテレビ周りの埃を取り除く:埃の影響によるエラーを回避するため、接続端子やテレビ周りを掃除しましょう。
  • ③ 放電した後に再度電源を入れる:コンセントを抜きしばらく放電した後に、再度電源を入れてみてください。本体に残った電気が放電されることで、メモリー内にある不要なデータ・エラー情報が初期状態に戻るため、テレビが正常に動作する場合があります。

誤操作の可能性がある場合

こちらのケースもよくある原因ですので、故障を疑う前に確認してほしいポイントです。

  • ミュートを元に戻す:「消音」ボタンを押してみてください。消音ボタンを1回押すたびに、ミュート状態を切り替えられます。
  • スピーカーの出力先を変える:AVアンプやホームシアターなど、音声の出力がテレビ以外の外部スピーカーに切り替わっている場合もあります。メーカーによって設定方法が異なるので、取り扱い説明書を確認してみてください。一般的には「オプション」や「設定」ボタンから、変更できる場合が多いです。

Bluetooth接続の解除

Bluetoothイヤホンを使用している場合は、忘れずに接続を解除しましょう。メーカーによって解除方法は異なりますが、以下の手順でおこなう場合が多いです。

1. リモコンの「ホーム」ボタンを押下
2. 「設定」→「Bluetooth設定」→「登録済み機器」
3. 接続機器を選ぶ
4. 切断する

デジタル音声設定を確認・変更

リモコンの音声設定を開くと、「オート1」「オート2」「ビットストリーム」「PCM」(表示はメーカーにより異なる)などの中から項目を選択する画面が出てきます。

使用している機器に応じて正しい項目を選択する必要がありますが、まずはデジタル音声出力を「PCM」にして音が出るか確認してみてください。

一般的な設定手順は以下の通りです。

1. 「設定」→「音声設定」
2. 音声出力詳細設定
3. 「デジタル音声出力」を開く
4. 「PCM」を選択

故障している場合の対処法

思い出の品で愛着あるテレビが故障した場合、処分すべきか迷うと思います。

ただ、購入から年数が経過しているテレビが、糸が切れたように「プツ」と映像も音も出なくなった場合、寿命の可能性が高いです。

寿命が原因の場合、修理に出すにしても部品丸ごと交換する必要がありますし、一時的に直ったとしてもすぐに壊れるリスクもあります。

コスパだけ考えれば、処分して新品を購入した方がお得な可能性は高いでしょう。

また、テレビは「家電リサイクル法」の対象で粗大ゴミとして処分できないので、法律に従い適切に処分する必要があります。

処分方法としては、リサイクル料に加え収集運搬費用を支払い業者や家電量販店に処分してもうらか、自分で回収場所まで持ち込まなければなりません。

修理代がそれほど高くなく、継続して使い続けられるのであれば、修理という選択も有りでしょう。

メーカーに修理を依頼する

保証期間内であれば無料で修理してくるので、まずはメーカーに相談してみてください。保障期限が切れ、かつ保証書を紛失しているのであれば、有料で修理する必要があります。

修理は出張修理がほとんどなので、出張費が別途かかる場合がほとんどです。主要なメーカーのお問い合わせ先を以下にまとめたので、サイトの情報や担当者の指示に従い対応しましょう。

不用品として処分する

不用品として処分する方法は、自治体に回収してもらうか、不用品回収業者に依頼するかのいずれかです。

自治体に回収してもらう場合は、最寄りの市区町村の担当部署に回収を依頼した後、郵便局で「家電リサイクル券」を購入します。

その後、予約した日に回収しに来る作業員に、運搬料金を支払うのが大体の流れです。

廃棄場所に直接テレビを持ち込み、運搬料金を抑える方法もあります。

自治体が回収に対応していない場合は不用品回収業者を利用しますが、家電リサイクル料と運搬費に加え、出張費用もかかるため割高になる場合が多いです。

ただ、テレビが複数台ある場合は、不用品回収業者にまとめて回収してもらった方が得になる可能性もあります。

不用品回収業者も会社によって査定額も対応も全く異なるので、何社かと比較検討した上で申し込みましょう。

テレビの種類ごとの寿命

寿命や故障に気付かずテレビを使っていると、火災の原因にもなります。テレビの種類ごとの寿命の目安と一般的な故障の兆候を理解していきましょう。

テレビの種類ごとの寿命は以下の通りです。

  寿命 備考
液晶 8~10年 ・液晶テレビはパネル背後からライト(バックライト)を当てて映像を映している

・バックライトの不調が原因で故障につながる場合が多い

有機EL 10年前後 ・自発光方式の液晶パネルを採用(バックライトは無い)

・映りが悪くなったと感じたら買替えを検討

プラズマ 7~10年 ・様々な部品が使われ、寿命が10年未満の部品も多い

・現在はほとんど製造・販売されていない

ブラウン管 3~5年 生産を終了しているので、修理に対応していないケースが多い

テレビの種類だけではなく、使い方や設置している環境によっても寿命は前後します。

  • 見ない時はテレビの電源を落とす
  • 直射日光や湿気の影響を受ける場所にテレビを置かない
  • 本体とコンセント周りを細目に掃除する

これらを普段から心掛け、少しでも長持ちするようにしましょう。

テレビの故障の兆候

以下の症状が出た場合、故障している可能性が高いので修理や処分を検討しましょう。

画面が暗い

バックライトや自発光の経年劣化により、寿命が近づくと購入時の半分程度に明るさが落ちてしまいます。

画面の明るさによっても寿命は判断できるので、以前よりも目に目えて暗くなったと感じたら修理や処分を検討しましょう。

ノイズや線が入る

基盤やバックライトの劣化が原因で、画面にノイズや線が入っている可能性は高いです。

コンセントの抜き差しで改善する場合もありますが、根本的な解決にはつながらないと考えてよいでしょう。

また10年以上の前のテレビだと、部品の在庫が残っていない場合が多く、修理できないこともあります。

電源を入れても映像が映らない

液晶テレビによく見られる症状で、バックライトの故障が原因の場合が多いです。

また、映像が映らないだけではなく音声も聞こえない場合は、アンテナの接続に問題がある可能性もあります。

焦げた臭いがする

テレビ本体から異臭が発生している場合、内部でショートしていたり、部品が故障したりしている可能性があります。

火災や爆発の原因になり非常に危険なので、テレビの電源を落とすだけではなく、コンセントも抜いて通電しない状態にしましょう。

異臭がある場合、無理に自分で直そうとせず、購入点やメーカーに連絡するのが無難です。

買替える前に知っておきたい、売るときに高くなるテレビの特徴

テレビは主に「年式」「インチ数」「型」「メーカー」によって、査定額が変わります。

以下のテレビであれば、高く売れる可能性は高いです。

  • 付属品一式と外箱がある
  • 購入してから4年経過していない
  • 40~50インチ以上の薄型モデル
  • 国産大手メーカー製品
  • 有機EL
  • 年式が新しく状態が良いプラズマテレビ

それぞれの項目ごとに解説していきます。

付属品一式と外箱がある

テレビに限らず、購入時の状態に近いほど、査定額は高くなります。

リモコン、コード、取扱説明書、B-CASカードなど、付属品一式をできるだけキレイに保管しているのが理想です。

リモコンの有無で査定額が1,000円以上下がる可能性があるので、売却する前に紛失しないように注意してください。

外箱は無くても売却できますが、あった方が高値で買取ってもらいやすいでしょう。

注意したいのは、付属品の1つである「B-CASカード」の扱いです。

B-CASカードには個人情報が紐づいているため、テレビに差したまま買取専門店やリサイクルショップに持ち込むと「B-CASの規約」に反してしまうことになります。

少し時間はかかりますが、以下のサイトから「使用者変更の申請」をして売却できる状態にしましょう。

デジタル放送やBS放送はB-CASカードが無ければ視聴できません。

仮にB-CASカードを処分した場合、査定額が下がるだけではなく、業者によっては買取ってくれない場合もあるので注意しましょう。

購入から5年経過していない

国税庁は減価償却資産であるテレビの耐用年数を「5年」と定めています。

実際にテレビを購入して5年以上経過すると、査定額が下がりはじめるだけではなく、買取らない業者も出てきます。

テレビの場合、売却できて購入から5年~10年以内だと考えた方がよいでしょう。

テレビを使わずに放置すると、経年劣化のスピードが速くなり、あっという間に価値が下がってしまいます。

処分しようと考えたら、なるべく早く買取査定に出した方が有利です。

40~50インチ以上の薄型モデル

大型・薄型のテレビは人気が高く、高く査定してもらいやすいです。

インチ数の目安としては32インチ以上、理想は40~50インチ以上といわれています。

大手国産メーカー製である

「シャープ」「ソニー」「パナソニック」「日立」などの国産メーカーは、高品質で人気があるため査定額は高くなります。

機種や年式、状態によって異なりますが、国産メーカーの液晶テレビで10,000~30,000円が相場です。

一方で海外メーカーは、人気海外モデルの製品は高く買取ってもらえる場合も多いですが、国産メーカーより査定額は低い傾向にあります。

有機ELディスプレイ採用のテレビ

画質の良さに定評がある有機ELディスプレイ採用モデルのテレビも高く買取ってもらえる可能性があります。

液晶テレビよりも高級モデルが多く販売価格が高いため、全般的に査定額が高くなりやすいです。

まとめ

今回は、テレビの音が出なくなった際に即実行できる対処法とテレビが故障しているどうかの見極め方などを中心に解説していきました。

この他にも家電製品などについての知っておきたい知識は、まだまだたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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